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📋 手続き・制度

入間市の受給者証と手当——申請する窓口

最終更新:2026年9月15日
児童発達支援や放課後等デイサービスを使うには、入間市が出す通所受給者証が要ります。申請する窓口と、障害児福祉手当の窓口を、入間市の公式ページで2026-09-10に確かめた事実だけでまとめました。
確かめられなかったことは「確認できませんでした」と書いています。

通所受給者証は、どこで出るのか(入間市)

入間市で児童発達支援を使うときの申請窓口は、入間市役所 障害者支援課です。場所は市役所C棟1階(入間市豊岡1-16-1)。電話は代表 04-2964-1111で、市の『障害者のしおり』は障害児通所支援の窓口を「障害者支援課 障害援護担当」と書いています。市役所内線番号一覧では障害援護担当が内線1334から1338(障害福祉担当は内線1331から1333)です。

🔴 入間市は、申請の前に電話で予約を取る決まりです。市の『児童発達支援/放課後等デイサービス の利用の案内』(PDF)は、「地区担当が対応します。電話にてお住まいの地区を伝えて、申請予約をしてください。」と書き、電話の言い方まで「児童発達支援(放課後等デイサービス)の新規の申請がしたいのですが」と例示しています。飛び込みで窓口へ行く手続きではありません。

手続きは6段階です。STEP1=相談 → STEP2=通う施設を決め、医師の意見書の準備を始める(見学予約をして、利用希望施設に受給者証を申請予定であることを伝え、利用枠の確保と契約手続きを確認する)→ STEP3=障害者支援課へ電話予約し、申請する → STEP4=相談支援専門員と面談し、サービス等利用計画案の作成を依頼する → STEP5=通所受給者証を受け取る → STEP6=施設と契約して通い始める。

🔵 申請の日にかかる時間と持ち物が公表されています。「申請書の記入と、30分程度お子さんの様子の聞き取りがあります」。持ち物は「医師の意見書もしくは障害者手帳」「マイナンバーカード(本人・保護者)」。さらに「相談支援専門員を調整するため、相談支援センターりぼんが同席します」と書かれています。

🔵 交付までの日数を数字で公表しています。「障害者支援課での申請手続きから、おおむね2週間から1カ月程度で、ご自宅に通所受給者証が届きます」。市は「※申請してもその場で受給者証は発行されません!」と念を押し、申請書・医師意見書・サービス等利用計画案のすべてが揃ってから審査する、と書いています。

🔴 意見書の扱いが細かく決まっています。必要なのは「医師が作成する療育利用に関する意見書」(作成から1年以内のもの)で、様式の指定は特にありません。書いてもらう内容は①診断名(もしくは所見) ②療育が必要という趣旨の一文の2つ。①身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は、意見書の取得は必要ありません。 ②医師以外が作成する意見書を使う場合は、1年以内に医師が作成する意見書を提出する必要があります。そして医師が作成する意見書を使う方は、3年間、再提出の必要はありません

🔴 受給者証は1年ごとの更新で、更新月は誕生月です。「1年に1度、更新申請が必要です。新規申請の場合は、申請から1年以内でも、原則、誕生月が更新月になります。」更新のたびに、担当の相談支援専門員が作成したサービス等利用計画案を提出します。

費用は世帯の所得に応じた月額上限額です。🔴 家から通うお子さんの上限は 4,600円です。入間市の上限額表は「一般1」の1行が3つに割れていて、施設等入所者以外の障害者9,300円/障害児4,600円と、20歳未満の施設等入所者9,300円が縦に並びます(『障害者のしおり』17ページ・市ページ「障害福祉サービスの利用者負担」)。9,300円は通所の子どもの額ではありません。所得を判断する世帯の範囲は、障害児の場合「保護者の属する住民基本台帳での世帯」です。

🔵 就学前は無料です。『障害者のしおり』は「就学前に障害児の発達支援を利用する3歳から5歳の児童の利用料は無料です」と書いています。市の利用案内PDFも「幼児教育・保育の無償化対象の方は、児童発達支援、保育所等訪問支援の利用も無償になります」と書き、無償化の対象でない場合は「実際にかかる料金の1割負担(1日あたりおおむね1,000円程度)」と目安を示しています。

🔵 入間市には多子軽減の制度があります。『障害者のしおり』17ページに「年齢を問わず複数の子がいる世帯では、多子軽減制度の対象となる場合があります。申請に基づき第二子以降の利用者負担額が軽減される制度です。(適用条件あり)」と書かれています。申請しないと効きません。適用条件は書かれていないので、障害者支援課にお尋ねください。

🔵 モニタリングの間隔も公表されています。「相談支援専門員によるモニタリング(電話や面談)が基本的には新規は、3か月目までは毎月、継続の場合は6か月ごとに行われます」。

🔵 「サポート手帳」を市が配っています。こどもの成長・発達や支援の内容を記録するもので、配布場所は障害者支援課(市役所)・児童発達支援センターうぃず・埼玉県ホームページからのダウンロードの3つです。

所得区分(世帯の収入状況)負担上限月額
生活保護(生活保護受給世帯)0円
低所得1(市民税非課税世帯のうち本人の年収が低い方)0円
低所得2(市民税非課税世帯で低所得1以外)0円
一般1・施設等入所者以外の障害児(市民税課税世帯で所得割28万円未満)4,600円
一般1・施設等入所者以外の障害者(所得割16万円未満)9,300円
一般1・20歳未満の施設等入所者9,300円
一般2(市民税課税世帯で一般1以外)37,200円
申請の前に、必ず電話で予約します
入間市は「電話でお住まいの地区を伝えて、申請予約」が手順に入っています。地区ごとに担当職員が決まっているためです。予約の電話は障害者支援課(04-2964-1111)へ。申請の日は30分程度の聞き取りがあるので、時間に余裕をみてください。

低所得1の収入の線は、市の2つの資料で書き方が違います(『障害者のしおり』令和8年8月1日版は「本人の年収80万9000円以下」、利用の案内PDFは「保護者の収入が80万円以下」)。どちらも上限額は0円です。判定は障害者支援課にご確認ください。

出典:療育(児童発達支援/放課後等デイサービス)利用の案内(入間市)(2026年05月20日 更新)/児童発達支援/放課後等デイサービスの利用の案内(PDF・令和8年3月作成/入間市児童発達支援センター うぃず)障害児通所支援(入間市 障害者支援課)(2025年02月07日 更新)/障害福祉サービスの利用者負担(入間市 障害者支援課)(2023年03月31日 更新)/障害者のしおり(入間市/【障害者のしおり】令和8年8月1日版 PDF)(2026年08月03日 更新)/【障害者のしおり】(令和8年8月1日版・PDF)福祉部 障害者支援課(組織一覧・入間市)(2023年03月31日 更新)/入間市役所内線番号一覧(入間市 管財課)(2026年07月23日 更新)

障害児福祉手当の窓口(入間市)

🔴 入間市は、子どもの手当の窓口が「障害者支援課」ではありません。特別児童扶養手当も障害児福祉手当も、こども支援部 こども支援課 児童手当担当(市役所C棟2階/内線2351から2353)が窓口です。20歳以上が対象の特別障害者手当や、市の重度心身障害者福祉手当・難病者福祉手当は障害者支援課 障害福祉担当(C棟1階/内線1331から1333)。同じ市役所でも階と課が違います。

特別児童扶養手当は、精神または身体に一定の障害のある20歳未満の子どもを育てている方に支給される国の手当です。月額は1級(重度)58,450円/2級(中度)38,930円(令和8年4月分から)。1年に3回(4月・8月・11月)、それぞれの前月分まで4か月分がまとめて支給されます。原則として認定請求をした日の属する月の翌月分から支給されます。

障害児福祉手当は、20歳未満で日常生活において常時の介護を必要とする一定の障害程度の方が対象です。月額16,560円(令和8年4月分から。それ以前は16,100円)。1年に4回(5月・8月・11月・2月)支払われます。対象は身体障害者手帳1級および2級の一部/療育手帳マルA相当/精神障害・血液疾患等で同程度の方。施設等に入所している方、その障害を理由とする年金を受けている方は受けられません。

🔴 どちらの手当にも所得制限があります。本人(申請者)だけでなく、配偶者と扶養義務者の所得も見られます。扶養義務者とは、受給者と生計を一つにしている父母・祖父母・曽祖父母・子・孫・曾孫・兄弟姉妹のうち最も収入の多い方で、市は「単身赴任、二世帯住宅等 形式的に世帯を分けていても、生計を一つにしている場合は同一世帯として扱います」と書いています。限度額の表は市のページに載っています。

🔵 入間市には市独自の手当・助成があります。重度心身障害者福祉手当=身体障害者手帳1級・2級、療育手帳マルA・A・B、精神障害者保健福祉手帳1級のいずれかをお持ちの方に月額5,000円(年に3回、3月・7月・11月の末日に4か月分ずつ)。🔴 ただし受給者本人に住民税の課税がある場合は対象になりません。また特別障害者手当・障害児福祉手当などを受けている方は対象外です(超重症心身障害児の方を除く)。

🔵 小児慢性特定疾病児童等助成金=小児慢性特定疾病医療受給者証の交付を受けている方に年額15,000円を1年度に1回。毎年申請が必要で、市役所C棟2階 こども支援課の窓口か電子申請で申し込みます(持ち物は小児慢性特定疾病医療受給者証)。障害児福祉手当・重度心身障害者福祉手当・難病者福祉手当を受けている方は、この助成金を受けられません。

🔵 難聴児補聴器購入費等の助成=身体障害者手帳(聴覚障害)の交付対象とならない軽度・中度の難聴児の、補聴器の購入費と修理費の一部を助成します。対象は市内在住で18歳未満(18歳に達した後、最初の3月31日までの間にある方を含む)、補聴器の装用により言語の習得等に一定の効果が期待できると医師が認めている方。窓口は障害者支援課 障害援護担当。🔴 市は「購入及び修理後の申請は受け付けられませんので、必ず購入及び修理する前にご相談ください」と書いています。

🔵 難病者福祉手当=指定難病医療受給者証などの交付を受けている方に月額4,000円(年3回、3月・7月・11月の末日)。窓口は障害者支援課 障害福祉担当で、オンライン申請もできます。

手当・助成月額と窓口
特別児童扶養手当(20歳未満)1級 58,450円/2級 38,930円(令和8年4月分から)・こども支援課 児童手当担当
障害児福祉手当(20歳未満)16,560円(令和8年4月分から)・こども支援課 児童手当担当
重度心身障害者福祉手当(市の制度)5,000円・障害者支援課 障害福祉担当(本人が課税されていると対象外)
難病者福祉手当(市の制度)4,000円・障害者支援課 障害福祉担当
小児慢性特定疾病児童等助成金(市の制度)年額15,000円・こども支援課(毎年申請が必要)
難聴児補聴器購入費等の助成(市の制度)購入費・修理費の一部・障害者支援課 障害援護担当
子どもの手当は「こども支援課」、市独自の手当は「障害者支援課」
入間市では、特別児童扶養手当と障害児福祉手当の窓口はこども支援課(C棟2階)です。障害者支援課(C棟1階)ではありません。受給者証の申請と手当の申請を同じ日に済ませたいときは、1階と2階の両方をまわることになります。

重度心身障害者福祉手当は令和8年4月に月額が6,000円から5,000円に変わり、障害児福祉手当などを受けている方(超重症心身障害児を除く)の受給資格がなくなりました。市のページは変更前の書き方が残っているところがありますので、金額は障害者支援課にご確認ください。

出典:特別児童扶養手当(入間市 こども支援課)(2026年04月01日 更新)/障害児福祉手当(入間市 こども支援課)(2026年08月01日 更新)/小児慢性特定疾病児童等助成金(入間市 こども支援課)(2023年03月31日 更新)/重度心身障害者福祉手当(入間市 障害者支援課)(2025年11月01日 更新)/難病者福祉手当(入間市 障害者支援課)【障害者のしおり】(令和8年8月1日版・PDF)障害者のしおり(入間市 障害者支援課)(2026年08月03日 更新)/入間市役所内線番号一覧(入間市 管財課)(2026年07月23日 更新)/こども支援課(組織一覧・入間市)(2023年03月31日 更新)

受給者証を出すのは「住んでいる市区町村」——事業所の場所ではありません

ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。

事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。

ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。

この記事で書かないこと

出典

※上記の出典は2026年9月10日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。

よくあるご質問

受給者証は、市役所へ行けばその日に申請できますか。
入間市は事前予約制です。市の案内は「地区担当が対応します。電話にてお住まいの地区を伝えて、申請予約をしてください」と書いています。申請の日は申請書の記入と30分程度の聞き取りがあり、相談支援センターりぼんも同席します。受給者証は書類がすべて揃ってからおおむね2週間から1か月ほどで自宅に届きます。
診断がついていなくても申請できますか。
医師が作成する「療育利用に関する意見書」(作成から1年以内)が要ります。様式の指定はなく、診断名(もしくは所見)と、療育が必要という趣旨の一文が書かれていれば大丈夫です。身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は意見書が要りません。医師が作成した意見書を使った方は、3年間は再提出が不要です。
毎月の自己負担はいくらになりますか。
家から通うお子さんは、市民税課税世帯(所得割28万円未満)で月額4,600円が上限です。非課税世帯と生活保護世帯は0円、それ以外は37,200円。就学前の3歳から5歳のお子さんの利用料は無料です。入間市の表には9,300円という額も出てきますが、これは18歳以上の障害者や施設入所の方の欄で、通所するお子さんの額ではありません。
きょうだいがいると、負担は軽くなりますか。
『障害者のしおり』に「年齢を問わず複数の子がいる世帯では、多子軽減制度の対象となる場合があります。申請に基づき第二子以降の利用者負担額が軽減される制度です」と書かれています。適用条件は公表されていませんので、障害者支援課(04-2964-1111)にお尋ねください。申請しないと適用されません。
手当の申請も障害者支援課でできますか。
特別児童扶養手当と障害児福祉手当の窓口は、こども支援課 児童手当担当(市役所C棟2階)です。受給者証を申請する障害者支援課はC棟1階なので、同じ日に済ませるなら1階と2階の両方をまわることになります。市独自の重度心身障害者福祉手当と難病者福祉手当は障害者支援課です。
引っ越したら、受給者証はどうなりますか?
受給者証を出しているのは住んでいる市区町村です。転出すると、転入先で改めて申請することになります。転出の前に、両方の窓口に連絡してください。
事業所が別の市区町村にあっても使えますか?
使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは条文にありません。ただし手続きの進め方は、お住まいの市区町村が決めます。
費用はどれくらいかかりますか?
世帯の所得に応じた月額の上限額が決まっており、上限までは1割の負担です。また、満3歳になって最初の4月1日から3年間は、児童発達支援等の利用料が無償になります。上限額の区分は市区町村の窓口でお確かめください。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は学会・職能団体・国の機関が公開している情報にもとづいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。

制度のこと、見学のときに一緒に確認できます

のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。