最初にするのは「評価」
支援は、いきなり練習から始まるわけではありません。まず、お子さまのことばの力を多面的に確かめます。
- 理解の力——ことばだけでどこまで伝わるか、単語・文のどの段階か
- 表現の力——単語の数、文の長さ、発音の様子
- やりとりの土台——視線・指差し・まね・共同注意など、ことばの手前の力
- 聞こえ・口の動き——聞こえの確認状況、食べる・話すに関わる口の使い方
保護者の方からの聞き取り(生育歴・家庭での様子)も、評価の大切な材料です。ここから「いま、どの段階のことばを育てる時期か」の見立てを立てます。
練習は「遊び」の形で
子どものことばの支援は、机に向かうドリルではなく、遊びの中にねらいを織り込む形が基本です。例えば——
- おままごとで「ちょうだい」「どうぞ」のやりとりを重ねる(要求・受け渡しのことば)
- 好きな乗り物遊びに「はしる」「とまる」を添える(動詞の獲得)
- 口や息を使う遊び(ラッパ・シャボン玉など)で、発音の土台づくり
- 絵カードや写真で「同じ」「どっち?」を楽しむ(理解・選択の力)
POINT
本人にとっては「楽しく遊んだ時間」、STにとっては「ねらいを持った練習」——これが子どものことばの支援の理想の形とされています。
家庭との連携が伸びを左右する
週に数回のセッションだけでことばが育つわけではなく、毎日の家庭でのやりとりが練習の本番です。当教室では、セッションでの様子とあわせて「今週はこの関わりを試してみてください」と家庭でのポイントをお伝えし、ご家庭と二人三脚で進めます。
当教室(児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室)では、言語聴覚士によるマンツーマンの個別支援と、小集団での般化(お友だちとのやりとりへ広げる練習)を組み合わせています。見学・ご相談は診断の有無に関わらず承ります。
参考(公的情報)
よくあるご質問
個別支援は週にどれくらいの頻度で受けるのですか?
頻度は、お子さまの様子・受給者証の支給量・ご家庭のご都合により一人ひとり異なります。見学・相談の際に、無理なく続けられる形を一緒に考えます。
親は同席できますか?
教室・プログラムによって形式が異なります。当教室では、家庭での関わりに活かしていただくため、様子の共有やフィードバックを大切にしています。詳しくは見学時にご確認ください。
ことばの検査だけ受けることはできますか?
評価・相談のみのご相談も承っています。田中ビネー知能検査も実施しています。まずはお問い合わせください。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は一般に知られている知見や国・自治体の公的情報に基づいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。制度の内容・手続きはお住まいの自治体や時期により異なる場合があります。最新の情報は各自治体の窓口・公式サイトでご確認ください。
お子さまのこと、専門スタッフに相談してみませんか
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)には、言語聴覚士・公認心理師・精神保健福祉士・保育士など多職種の専門スタッフが在籍しています。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。