通級による指導のしくみ
- 在籍は通常の学級のまま——ふだんはみんなと同じ教室で過ごし、決まった時間だけ通級指導教室で個別・小グループの指導を受けます。
- 対象には「言語障害」が含まれる——通級による指導の対象として、発音の誤り(構音障害)や吃音などの言語障害が制度上位置づけられています。
- 自校通級と他校通級——在籍校に教室がある場合(自校通級)と、設置校まで通う場合(他校通級)があります。設置状況は地域によって異なります。
POINT
「ことばの教室に通う=特別な学級に移る」ではありません。通常の学級で学びながら、必要な部分だけ専門的な支援を受けられるのが通級のしくみです。
利用までの流れ(一般的な形)
- 担任・学校に相談する——就学前なら就学相談の場で、入学後なら担任の先生に「ことばの教室を検討したい」と伝えます。
- 教育委員会の相談・判断——利用の可否や通う教室は、自治体の教育委員会の相談を通じて決まる形が一般的です。
- 指導の開始——週に決まった時間、個別または小グループで、遊びや教材を使った指導が行われます。
具体的な窓口や設置校は自治体により異なります。新宿区の場合は、就学相談・教育相談の窓口を通じて確認できます(関連記事参照)。
未就学のうちにできること
ことばの教室は主に学齢期のしくみです。未就学の間は、児童発達支援事業所(言語聴覚士在籍)や自治体の相談を通じてことばの支援を受け、就学のタイミングで通級の利用を検討する、という流れがよくある形です。当教室でも、就学を見すえたことばの支援と、就学相談についてのご相談を承っています。
参考(公的情報)
よくあるご質問
ことばの教室に通うと、内申や進学に影響しますか?
通級による指導は通常の学級に在籍したまま受けられる支援のしくみです。制度の詳細や記録の扱いは自治体・学校によって異なるため、就学相談や学校にご確認ください。
通級の時間は授業を抜けることになりますか?
在籍学級の授業時間と重なる形で通うことが一般的で、抜けた分の学習のフォローは学校と相談しながら進めます。他校通級の場合は移動時間もかかるため、通いやすさも含めて相談するのがおすすめです。
発音の練習は就学前と就学後、どちらで始めるべきですか?
音の種類や本人の様子によって適した時期は異なります。就学前から言語聴覚士に相談しておくと、就学後の通級の要否も含めた見通しが立てやすくなります。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は一般に知られている知見や国・自治体の公的情報に基づいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。制度の内容・手続きはお住まいの自治体や時期により異なる場合があります。最新の情報は各自治体の窓口・公式サイトでご確認ください。
お子さまのこと、専門スタッフに相談してみませんか
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)には、言語聴覚士・公認心理師・精神保健福祉士・保育士など多職種の専門スタッフが在籍しています。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。