困る場面を身近な窓口へ伝え、次の相談と療育の確認事項を整理しましょう。
母子健康手帳と健診結果を用意し、家庭や園での様子を書き出します。言葉だけでなく、遊びや生活で困ること、子どもが好きなことも伝えましょう。出典:国立障害者リハビリテーションセンター「発達の心配」(冊子6・9頁)。
発達の相談、医学的な確認、継続する支援を、必要に合わせてつなぎます。
乳幼児健診とは、子どもの発育・発達や健康と、育児の心配を確かめる機会です。1歳6か月児健診と3歳児健診は、市区町村に実施が義務付けられています。問診票や母子健康手帳の記録も、専門職が様子を知るために使います。3歳児健診では言語の発達、生活習慣、視覚や聴力などを確かめます。健診で相談したことと結果を、次の相談先へ伝えましょう。出典:国「乳幼児健診について」、母子保健課資料(1頁)。
療育とは、子どもの発達や日常生活を支える取組のことです。児童発達支援(児発)とは、主に小学校入学前の子どもへの発達支援のことです。国の指針は本人支援、家族支援、移行支援、地域との連携を示しています。本人支援は、健康・生活、運動・感覚、認知・行動等の5領域から考えます。言語・コミュニケーション、人間関係・社会性も含めて、全体を見ます。出典:国「児発ガイド」(13・18〜26頁)。
通所受給者証とは、市区町村が決めたサービスの種類や日数等を示す証明書です。障害児支援利用計画とは、生活の目標と必要なサービスをまとめる計画です。相談支援事業所とは、計画づくりと利用先の調整、見直しを支える窓口です。手帳だけでなく、医療や保健等の機関の意見を踏まえた対象確認も行われます。手元の記録から必要な資料を、市区町村へ相談しましょう。出典:国「通所給付決定事務」(冊子1〜2・12〜15・26〜34頁)。
生活のメモを作り、窓口と見学先へ伝え、次にすることを相談しましょう。
担当者へ、今回分かったこと、家庭で試すこと、次の相談日を尋ねます。相談先や検査を紹介されたら、予約方法と伝える資料を聞きましょう。専門の相談では、医療や発達の支援先への紹介も受けられます。発達障害者支援センターは本人・家族の相談と、関係機関への紹介等を行います。出典:国立障害者リハビリテーションセンター「発達の心配」「支援センターの事業内容」。
窓口で申請し、利用計画案を提出して、支給決定を受ける流れです。支給量とは、そのサービスを利用できる月の日数のことです。受給者証が届いたら種類、日数、期間、月上限を読み、利用先と契約します。個別支援計画とは、通う事業所が支援の目標や方法をまとめる計画です。説明を受け、本人の希望と家庭の様子を共有して利用へ進みましょう。出典:国「通所給付決定事務」(冊子12〜15・26〜34頁)、児発ガイドライン(31〜36頁)。
窓口の役割を選び、見学先には同じ質問をして支援と通い方を比べましょう。
表:相談先の役割と伝える内容
| 相談先 | 主に相談すること | 準備する内容 |
|---|---|---|
| 市区町村の保健師・保健センター | 発達や育児の心配、地域の相談先 | 母子健康手帳、健診結果、生活メモ |
| 園の先生 | 集団での遊び、やり取り、過ごし方 | 家庭での姿と園で聞きたいこと |
| かかりつけ医等の医療機関 | 身体面、聞こえ、医学的な確認 | 気になる様子と経過 |
| 児童発達支援センター | 地域の発達支援、園等との連携 | 困る場面、現在の支援 |
| 発達障害者支援センター | 本人・家族の相談と専門機関への紹介 | 生活と相談履歴 |
| 市区町村の通所支援担当 | 対象資料、受給者証、計画と費用 | 利用希望、手元の資料 |
出典:国「発達の心配」(冊子6・9頁)「支援センターの事業内容」、児発ガイドライン(37〜40頁)。地域の窓口名と予約方法は、市区町村の公式ページで読みましょう。
表:児童発達支援の見学で使う比較メモ
| 確認項目 | 同じ条件で尋ねる質問 | 記入欄 |
|---|---|---|
| 目標と本人の希望 | 好きなことと困る場面をどう支援にするか | ____ |
| 個別・集団の支援 | 誰と、どんな活動で、何を目指すか | ____ |
| 担当と専門職 | 誰が担当し、専門職がどう関わるか | ____ |
| 家庭・園との連携 | 生活の様子をどの方法で共有するか | ____ |
| 本人の過ごしやすさ | 休憩、意思の伝え方、参加の調整はどうするか | ____ |
| 日数と通い方 | 空き、時間、送迎、保護者同伴の条件は何か | ____ |
| 費用 | 月上限、無償化、実費、欠席時をどう数えるか | ____ |
見学メモは、国の支援指針を家庭で使う質問へ整理したものです。出典:児発ガイドライン(18〜36頁)。担当者の資格だけでなく、支援の目標と日々の関わり方を尋ねましょう。
利用者負担は原則1割で、通所支援の月上限は0円・4,600円・37,200円です。対象期間の児発等は、満3歳になって初めての4月1日から入学前まで無償化されます。食費や日用品費、医療費などの利用料以外の費用は、別に数えます。自治体独自の助成と対象条件は、住む市区町村へ尋ねましょう。出典:国「負担区分」「無償化FAQ(2)」。
家庭、健診、見学で気になることを、具体的な場面から説明しましょう。
家庭でよく伝えることと、好きな遊びを園へ共有します。園で使う言葉、身ぶり、友達との関わり、困る場面を先生へ尋ねましょう。二つの場面のメモを保健師へ伝えると、相談したい点を整理できます。
健診の結果を手元に置き、担当へ次の相談日と見る項目を聞きます。家庭で試した関わりと、本人が楽しめたことを短く書きましょう。困る場面に変化があれば、予約先へ伝えて相談します。
同じ生活メモと目標を両方へ伝え、比較表の質問をします。本人の過ごし方、休憩、家庭や園への連絡、通う時間を記録しましょう。体験後の様子を計画担当へ共有し、生活全体に合う通い方を相談します。
次の相談までにできる準備と、利用手続きで必要な資料を担当へ聞きましょう。
今利用できる発達相談や子育て支援の機会を、保健師へ尋ねます。予約先には持参資料と、その間に相談できる窓口を聞きましょう。保護者同士の交流の機会を希望する場合も、担当へ相談できます。家族支援は、保護者への相談や情報提供、交流等も含めて考える支援です。出典:国「発達の心配」(冊子9頁)、児発ガイドライン(27〜30頁)。
手元の記録と不足する資料を、市区町村の担当へ分けて伝えます。計画作成を依頼する先と、家族等が作るセルフプランの扱いも相談しましょう。診断や検査の判断は医療機関へ相談し、生活の支援は関係者と共有します。出典:国「通所給付決定事務」(冊子1〜2・12〜15頁)。
困る場面を窓口へ伝え、必要な資料と支援の方法を一緒に整理しましょう。
まず市区町村の保健師へ、言葉と生活で気になる場面を伝えましょう。母子健康手帳、健診の結果、園での様子を手元に置くと説明できます。かかりつけ医には身体面や聞こえの心配、園には集団での姿を相談します。児童発達支援を考える場合は、市区町村へ必要資料、受給者証、利用計画を尋ねてください。見学では支援の目標、個別と集団の組合せ、本人の希望、家庭や園との連携、日数、送迎、費用を比べます。公式の参照ページは、下の出典一覧から開けます。
次にいつ、どこで、何を確かめるかを担当へ尋ねましょう。国の案内は、子どもの発達が心配なときに市区町村の保健師へ相談することを示しています。健診の結果と、その後の家庭や園での様子をメモします。言葉の出方だけでなく、伝えようとする身ぶり、遊び、食事、睡眠で困る場面も添えます。次の健診まで間隔があるときは、利用できる個別相談や支援を担当へ聞いてください。相談後に教わった関わり方と、見直す日を予定表に入れて共有しましょう。
診断や手帳取得前でも、市区町村へ支援の必要性を相談できます。国の手引きは、手帳だけでなく医療・保健等の機関の意見も踏まえた対象確認を示しています。まず健診の結果や相談の記録、園と家庭で困る場面を担当へ伝えましょう。申請に追加資料が必要か、誰に作成を依頼するかを聞いてから準備します。利用計画と受給者証の手続きも合わせて相談してください。見学先へは希望する支援と現在の相談状況を伝え、決定と契約の順番をそろえます。
子どもの目標と、その場での過ごしやすさから比べましょう。個別か集団かという形式に加え、何を目指し、どんな遊びや生活の場面で支えるかを聞きます。言葉でのやり取り、身ぶり、友達との関わり、食事など、困る場面を見学先へ伝えてください。本人が楽しめる活動、休憩する場所、園や家庭へ伝える方法も尋ねます。専門職の資格だけでなく、誰がどの場面を担当し、保護者へどう説明するかも比べましょう。体験後の子どもの様子を計画担当と共有します。
原則は福祉サービス費の1割で、所得区分に応じた月上限があります。通所支援の上限は0円・4,600円・37,200円です。対象の無償化期間は、満3歳になって初めての4月1日から小学校入学前までです。受給者証の上限と対象期間を読み、利用先へ年齢を伝えましょう。食費や日用品費などの実費は料金表で別に数えます。自治体独自の助成は住む市区町村へ尋ねてください。契約時には毎回の費用、希望する活動だけの費用、欠席時の扱いも聞いて家計を整理します。
住所の市区町村で、発達の相談は母子保健担当、受給者証は通所支援担当へ尋ねます。
自治体の公式サイトで「発達相談」「3歳児健診」「障害児通所支援」を探します。窓口名、電話、対象年齢、予約、相談方法を読み、生活メモを手元に置いて連絡します。地域の発達障害者支援センターには、相談対象と受付方法を尋ねましょう。出典:国「発達の心配」「支援センターの事業内容」。
健診と相談の公的資料、国の支援指針から、相談先と利用の確認事項を整理しました。
閲覧日:2026年10月9日。
言葉の育ちを相談するときは、様子を見る間の記録と見直しも続けて読めます。
ことばが遅いときの記録と相談を、次の面談で聞くことを整理する際にお役立てください。
最終確認日:2026年10月9日
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。