設計の柱は「短く・変化をつける」
- 15分単位で内容を切り替える——単語15分→シャドーイング15分→文法15分のように、種類の違う学習を短いブロックで回します(インターリーブ学習と呼ばれる方法です)。脳は単調に飽き、変化に敏感——だから「飽きる前に切り替える」設計にしてしまうのです。
- あえて「邪魔」を入れる——同じ練習が続いて頭が省エネモードになってきたころに、質問や小さなクイズを挟んで脳を起こす工夫も使われてきました。
- 体を使う学びを混ぜる——声に出すシャドーイングは、じっと座る学習より体の参加度が高く、動きたい子と相性の良い練習です。
POINT
「集中できない子」に見えて、実は
「入口が合えば驚くほど集中する子」だった——という例を、運営会社の教室は何度も見てきました。好きなテーマに出会った瞬間、猛烈な集中モードに入る。課題は集中力ではなく、入口とのミスマッチかもしれません。
環境の工夫
- 完全な静寂にこだわらない——静かすぎる空間がかえって落ち着かない子もいます。運営会社の教室では、音楽の流れるリラックスした空間づくりが実践されてきました。
- 視界の刺激を整理する——机の上は今使うものだけに。刺激に敏感な子には、区切られた席が合うこともあります。
- 「終わり」を見えるようにする——「あと2問」「タイマーが鳴るまで」など、終わりの見通しがあると頑張りが持続しやすくなります。
集団では難しくても、個別なら
こうした調整は、全員一斉の授業では難しく、1対1の個別対応だからできることです。運営会社の教室では、わからない所を1対1で確認しながら「わかるまで進まない」個別ローテーションの形が使われてきました。当教室の放課後等デイサービス(2027年4月開所予定)の英語プログラムも、この個別設計を前提にしています。ADHDと診断されたお子さまが個別の設計で級を重ねた実例はこちらをご覧ください。
※学習の効果・結果には個人差があります。英検など検定の合格を保証するものではありません。放課後等デイサービス・児童発達支援は児童福祉法に基づく発達支援であり、学習塾ではありません。当教室でのすべての活動は、お子さま一人ひとりの個別支援計画に基づいて行われます。
よくあるご質問
多動の傾向があり、教室の椅子に座っていられるか心配です。
「座っていられること」を学習の前提にしない設計から始めます。短いブロック・体を使う練習・休憩の入れ方など、お子さまの様子に合わせて組み立てますので、まずはご相談ください。
家庭学習はどれくらいさせるべきですか?
長時間机に向かわせる必要はありません。5〜15分の短い習慣を、決まったタイミングに置くほうが続きやすいとされています。内容は教室での様子に合わせてご提案します。
薬を飲んでいる時間帯に合わせたほうがいいですか?
服薬に関する判断は主治医にご相談ください。教室では、お子さまの集中しやすい時間帯・コンディションを保護者の方と共有しながら、無理のない設計を行います。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は一般に知られている知見や国・自治体の公的情報に基づいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。制度の内容・手続きはお住まいの自治体や時期により異なる場合があります。最新の情報は各自治体の窓口・公式サイトでご確認ください。
お子さまのこと、専門スタッフに相談してみませんか
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)には、言語聴覚士・公認心理師・精神保健福祉士・保育士など多職種の専門スタッフが在籍しています。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。