富里市で児童発達支援を使うための申請窓口は、健康福祉部 社会福祉課 障害福祉班です。電話は0476-93-4192、ファクスは0476-93-2422。社会福祉課があるのは市役所の本庁舎ではなく、すこやかセンターの1階(富里市七栄652番地1)です。市の「庁舎フロア案内」(2026年4月1日更新)で、すこやかセンター1階に社会福祉課・子育て支援課・健康推進課が並んでいることを確かめられます。
富里市には、児童発達支援の申請手続きだけをまとめたホームページがありません。社会福祉課の障害者支援のページを一覧で見ても、手当・手帳・計画・相談のページはありますが、障害児通所支援の申請の流れ・必要書類・交付までの期間を書いたページは見当たりませんでした。手がかりになるのは次の3つです。
1つ目は、市立の児童発達支援事業所「簡易マザーズホーム すまいる」のページです。「利用までの流れ」が「市役所社会福祉課障害福祉班」→「相談事業所」→「マザーズホーム入園」の順に書かれています。つまり、市立の事業所を使う場合でも、最初の窓口は社会福祉課 障害福祉班です。『障害者福祉のしおり』(令和7年6月現在)も、マザーズホームの対象を「富里市長から児童福祉法による通所給付の支給決定を受けた就学前の児童及びその保護者」と書いていて、支給決定(受給者証)が先に要ることがわかります。
2つ目は、同じしおりの「障害児の利用者負担」の表です。区分は4つで、生活保護受給世帯=0円、市町村民税非課税世帯(低所得)=0円、一般1(市町村民税課税世帯・所得割28万円未満)は「A(通所施設、ホームヘルプ利用の場合)4,600円/B(入所施設利用の場合)9,300円」、一般2(上記以外)=37,200円です。児童発達支援に通う場合は A の 4,600円の行が当たります。所得を判断する世帯の範囲は、18歳未満の障害児の場合「保護者の属する住民基本台帳での世帯」と書かれています。
3つ目は、「障害児発達支援等の利用者負担の無償化」のページ(2019年8月1日更新)です。令和元年10月1日から、児童発達支援・居宅訪問型児童発達支援・保育所等訪問支援などを利用する3歳から5歳までの児童の利用者負担が無償になり、対象期間は「満3歳になって初めての4月1日から3年間」、新たな手続きは必要ありません。医療費や食費などの実費は引き続き支払いが要り、幼稚園・保育所・認定こども園と両方を使う場合は両方とも無償化の対象です。富里市独自に0〜2歳まで無償の範囲を広げる制度は、市のページには書かれていません。
マザーズホームの『入園のしおり』(令和8年度版)は、利用料を「0〜2歳児のお子さんの利用については、障害児通所給付費の1割」「3歳以上児のお子さんは…負担額は0円」と書いています。申請から交付までにかかる期間、医師の診断書が要るかどうか、セルフプランが使えるかどうかは、市のページ・しおり・計画のいずれにも見当たりませんでした。しおりにある「遅くともサービス利用希望日の1ヶ月前までには、申請してください」という一文と80項目の調査の流れは、障害福祉サービス(大人向け)の節の説明で、障害児通所支援の手順としては書かれていません。申請の前に、社会福祉課 障害福祉班へ電話で確かめてください。
市民課の出先機関である日吉台出張所(富里北部コミュニティセンター内)で扱う社会福祉課の事務は、難病患者等見舞金の申請書・重度心身障害者等医療費給付申請書などの取次だけで、障害児通所支援の申請や手当の申請は一覧に入っていません。
| 障害児の利用者負担の区分 | 上限額(月額) |
|---|---|
| 生活保護(生活保護受給世帯) | 0円 |
| 低所得(市町村民税非課税世帯) | 0円 |
| 一般1(課税世帯・所得割28万円未満)通所施設・ホームヘルプ利用 | 4,600円 |
| 一般1 入所施設利用 | 9,300円 |
| 一般2(上記以外) | 37,200円 |
| 3歳から5歳まで(満3歳になって初めての4月1日から3年間) | 利用者負担は無償(手続き不要) |
負担上限の表は『障害者福祉のしおり』(令和7年6月現在)の記載です。表の一般1には通所4,600円と入所9,300円の2段があり、児童発達支援に通う子どもは4,600円のほうです。交付までの期間と必要書類は市が公表していないため、申請前に電話で確かめてください。
出典:簡易マザーズホーム・すまいる(2026年5月11日 更新)/児童発達支援事業 入園のしおり 令和8年度版(PDF)/障害者福祉のしおり(2025年12月1日 更新)/障害者福祉のしおり 障害福祉サービス(PDF)/障害者福祉のしおり 全体(PDF)/障害児発達支援等の利用者負担の無償化(2019年8月1日 更新)/庁舎フロア案内(2026年4月1日 更新)/富里市役所日吉台出張所の事務内容(2025年7月16日 更新)
富里市では、障害児福祉手当と特別児童扶養手当の2つとも、社会福祉課が窓口です(電話0476-93-4192・すこやかセンター1階)。どちらのページも「市役所社会福祉課へ申請してください」と書いていて、課が分かれていません。日吉台出張所の取扱い一覧には、この2つの手当の申請は入っていません。
障害児福祉手当は、精神または身体に重度の障害があり日常生活で常時介護を要する20歳未満の在宅障害児に支給されます。受給資格の目安は、身体障害者手帳1・2級の一部、療育手帳〇A・Aの1(おおむね知能指数20以下)、重度の精神障害・血液疾患・肝臓疾患等。市は「手帳の等級は目安です。認定には原則指定の診断書が必要」と注記しています。月額16,560円(令和8年4月1日付けで改定)、支給は年4回(2月・5月・8月・11月)です。申請には認定請求書・認定診断書(手帳の写しで代えられる場合あり)・所得状況届・所得(課税)証明書・手帳・本人名義の口座(郵便局以外)・印鑑が要ります。
特別児童扶養手当は、精神または身体に重度または中度の障害があり日常生活で介護を必要とする20歳未満の児童を育てる父母または養育者に支給されます。目安は身体障害者手帳1級から3級、療育手帳〇A・〇Aの1・〇Aの2・Aの1・Aの2、精神障害・内部疾患などで常時介護を必要とする児童で、こちらも原則は指定の診断書が必要です。1級 月額58,450円/2級 月額38,930円(令和8年4月1日付けで改定)、支給は年3回(4月・8月・11月)。申請には認定請求書、請求日から1か月以内の戸籍謄本、認定診断書、住民税課税(所得)証明書、振込先口座、印鑑、マイナンバーがわかるもの(受給者・配偶者・対象児童・扶養義務者)が要ります。
どちらの手当も、施設に入所したときや障害を事由とする公的年金を受けるようになったときは受給資格がなくなり、所得が限度を超える場合は支給されません。受給中は毎年所得状況届の提出が必要で、令和8年の提出期間は8月12日(水曜日)から9月11日(金曜日)まででした。提出がないと受給できなくなることがあり、所得制限で支給停止中の人も提出が必要です。
富里市独自の手当として、『障害者福祉のしおり』(令和7年6月現在)の《障害児》の表には「在宅重度心身障害者等福祉手当(市)」が載っています。対象は身体障害者手帳2級以上、療育手帳A(〇Aを含む)、精神障害者保健福祉手帳1級で、支給月額4,000円、支給月は9月と3月。入院等をした場合は支給停止になるので必ず申し出るよう書かれています。この手当の単独のホームページは見当たりませんでした。
なお、市のホームページにある「在宅重度知的障害者等福祉手当」(月額10,000円)は、受給資格が20歳以上の人に限られていて、子どもは対象になりません。名前が似ているので混同しないでください。
| 手当(窓口はすべて社会福祉課) | 月額と支給月 |
|---|---|
| 障害児福祉手当(国) | 16,560円(令和8年4月改定)/2月・5月・8月・11月 |
| 特別児童扶養手当 1級(国) | 58,450円(令和8年4月改定)/4月・8月・11月 |
| 特別児童扶養手当 2級(国) | 38,930円(令和8年4月改定)/4月・8月・11月 |
| 在宅重度心身障害者等福祉手当(市) | 4,000円(しおり令和7年6月現在)/9月・3月 |
『障害者福祉のしおり』(令和7年6月現在)の手当表は改定前の額(障害児福祉手当16,100円、特別児童扶養手当1級56,800円・2級37,830円)のままです。ここでは令和8年4月1日更新のホームページの額を載せています。市独自の在宅重度心身障害者等福祉手当の額はしおりにしか載っていないため、申請前に社会福祉課へ確かめてください。
出典:障害児福祉手当(2026年4月1日 更新)/特別児童扶養手当(2026年4月1日 更新)/障害者に関わる各種手当の所得状況届提出のお願い(2026年7月1日 更新)/障害者福祉のしおり 手当等・年金・医療費(PDF)/在宅重度知的障害者等福祉手当(2023年3月7日 更新)/富里市役所日吉台出張所の事務内容(2025年7月16日 更新)
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
※上記の出典は2026年9月15日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。