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新宿区の小学校入学へ支援情報を引き継ぐ|園・療育・学校の共有

最終更新:2026年10月13日
小学校入学を控える保護者向けに、新宿区で園・療育・学校へ支援情報を伝える準備をまとめたページです。

このページの要点

本人と保護者の希望、役立つ支援、共有してよい範囲を1枚に整理します。園・療育・学校それぞれに共有の担当と方法を確認し、必要な情報を渡します。

ポイントのまとめ

相談先と支援の仕組みを分ける

支援情報の引き継ぎは、子どもが新しい環境で取り組みやすくなるための準備です。診断名や検査結果だけでなく、日々役立つ工夫を整理します。得意な遊び、伝わりやすい声かけ、休憩の取り方を具体的に記しましょう。

区の就学相談では、保護者と本人の意向を聞きながら教育環境を検討します。相談員による在籍園・在籍校等への訪問も、流れに含まれています。園等へ質問用紙の記入をお願いすると区が案内しています。これと、家庭が行う任意の引き継ぎメモは、役割を分けて考えます。

就学先の検討と、決まった学校へ日常の支援を伝えることは別の相談です。このページでは、情報を整理して必要な相手へ渡す方法を扱います。園の記録や療育の記録が自動で学校へ届くと考えず、手順を確認します。確認した担当、共有範囲、渡した日を、保護者の控えに残しましょう。

出典:新宿区「まなびの教室(特別支援教室)」2026年4月1日更新。

学校での学び、放課後の生活、福祉の通所支援は、相談の目的を分けて整理します。相談時には、どの時間帯の何を改善したいかを伝えます。学校では授業や学校生活、学童では放課後の生活場面を相談します。福祉の通所支援は、子どもの生活や発達に必要な支援として検討します。

受給者証とは、区が決めた福祉サービスの種類や支給量等を示す証明です。学校の支援と福祉サービスでは、手続きの担当が異なります。学校で支援を相談しながら、通所支援が必要か区へ相談することもできます。家族だけで支援の種類を決めるより、困りごとから整理しましょう。

相談前に準備することと手順

最初に、家庭で学校へ伝えたいことを3つ選びます。例えば、説明が短いと動きやすい、見通しがあると安心する、休憩が必要などです。本人が楽しみにしていることと、不安に感じていることも聞きます。大人の心配と本人の言葉を分けて書きます。

次に園へ、学校への引き継ぎ担当と方法を確認します。園が作る記録、保護者が用意するメモ、直接話す内容を分けます。療育を利用中なら、入学後に役立つ支援の情報を担当へ尋ねます。学校へ共有したい資料について、共有目的と相手を確認しましょう。

学校へは、受け取り窓口、提出時期、面談の機会を尋ねます。資料を渡すだけで終わらせず、入学直後に試す工夫を具体的に相談します。長い記録の全部を渡すより、読む順番が分かる要点を添えます。子どもが自分で伝えられることと、大人が説明することも整理します。

区の就学相談の面接では、相談票や面談票、母子手帳等が案内されています。検査結果の写しや手帳等は、該当する場合に持参します。医師診察記録の準備が間に合わない場合も、受付時に伝える案内があります。これらを入学する学校の一律の提出物と扱わず、相談担当へ確認します。

令和9年4月入学予定の通常受付は、2026年9月30日までです。現在は10月12日のため、教育支援課特別支援教育係へ相談方法を尋ねます。電話03-3232-3074、平日8時30分〜17時、祝日を除きます。締切後の受付可否や個別の日程は、係の説明を聞いて確認します。

出典:新宿区「令和8年度 特別な支援を必要とするお子さんの就学相談・転学相談」2026年4月1日更新。

福祉の通所支援を検討するときは、新宿区障害者福祉課支援係へ相談します。電話は03-5273-4583です。子どもの状況に応じて保健センター等の窓口も確認します。区の手引の流れは、相談、申請、聞き取り、計画案の提出、支給決定です。受給者証の交付後、事業所と契約して利用を始めます。

申請時は、必要な申請書、本人確認や所得確認の資料を担当へ尋ねます。子どもの状態を伝える資料や計画案の準備方法も確認します。これらは窓口に確認する項目で、全員共通の提出物一覧ではありません。今回読んだ公式資料では、児童向け提出物の完全な一覧は確認できませんでした。相談と申請の日を分けて聞くと、用意する順番が明確になります。

交付までの一律の日数は、今回の公式資料では確認できませんでした。希望開始時期を伝え、調査や計画作成の予定を個別に確認しましょう。学校や学童の開始日から、福祉の決定日を推測せずに確認します。

確認表で相談内容と費用を整理する

相談の目的に合う担当と質問を選び、費用の制度は区別して確認します。

表:相談場面と確認先

場面相談先伝えること
家庭から伝えること本人の希望、生活の工夫、緊急連絡本人の言葉と保護者の観察を分ける
園・療育へ確認すること役立つ支援、記録、共有担当と方法資料の範囲と共有相手を確認
学校へ確認すること受取担当、面談時期、入学直後の配慮受け取ったか、次の相談日も確認

表:児童発達支援と放課後等デイサービス

種類主な時期確認すること
児童発達支援主に就学前生活や集団参加に必要な支援
放課後等デイサービス主に就学後放課後や休業日の支援内容と対象条件

表:障害児通所支援の国の月額上限

世帯区分国の負担上限月額
生活保護受給世帯0円
区市町村民税非課税世帯0円
課税世帯・所得割28万円未満4,600円
上記以外37,200円

上限は保護者の属する住民基本台帳の世帯で判断します。年収の概算だけで区分を決めず、受給者証の表示を確認します。

出典:東京都福祉局「障害福祉サービス及び障害児支援の利用者負担」2026年3月23日更新。

国の基本は費用の1割と月額上限を比べ、低い方を負担する仕組みです。新宿区では、令和9年3月末まで対象サービスの課税世帯の負担率を3%に軽減します。手引には放課後等デイサービスも対象として記載されています。国の上限と区の軽減を分け、実際の金額は区と利用先に確認しましょう。

同じ手引には、0〜5歳の児童発達支援等の利用者負担無料が記載されています。児童発達支援で提供された食費の保護者実費負担分も対象です。学童の料金、その他の実費、医療費は、それぞれの制度で確認します。食費の扱いを全国共通の説明だけで決めず、新宿区の制度を照合します。

出典:新宿区「障害者福祉の手引 令和8年版」第6章33〜44ページ。

国の3〜5歳の無償化対象期間は、満3歳後の最初の4月1日から3年間です。これは就学前の対象サービスについての制度です。小中学生の放課後等デイサービスの費用は、上限と区の軽減で確認します。

出典:こども家庭庁「就学前障害児の発達支援の無償化について」対象となるサービスと年齢について。

新宿区の案内では、2025年9月分から0〜2歳の第1子の児童発達支援等も無償化されました。対象は児童発達支援、居宅訪問型児童発達支援等です。対象児童の年度末条件もあるため、誕生日と利用年月を伝えます。この無償化については申請等不要と区が案内しています。

出典:新宿区「障害児通所支援に係る利用者負担の軽減について」2025年9月1日更新。

場面別に相談の伝え方を考える

以下は相談準備の例です。子どもの実際の状況に合わせて項目を選びます。

予定が見えると安心する

園で使っている予定の示し方を、分かる範囲で説明します。どの場面で使うと役立つかを添えると、学校で相談しやすくなります。同じ物をそのまま導入するより、学校で可能な方法を尋ねます。本人が理解しやすい説明の長さも一緒に伝えます。

給食や着替えで手助けがいる

どこまで自分でできるか、どの動作で手助けが必要かを分けます。園の担当と家庭で、できる条件を確認します。学校の環境や時間に合わせ、まず試せる配慮を面談で相談します。医療や安全に関する資料は、共有先と必要な形式を先に尋ねます。

休憩を言葉で伝えにくい

疲れたときの様子と、役立つ伝え方を短くまとめます。家庭と園で見られるサインが違えば、両方を記します。学校へは、相談できる大人と休憩の伝え方を尋ねます。入学後の様子を見て調整できるよう、連絡方法と見直す時期も相談します。

相談が進みにくいときの整理

検査結果だけを渡したら、学校生活で必要な助けを添えます。支援情報は、子どもを評価するためでなく、日々の活動を支えるために整理します。苦手なことの一覧だけで終わらず、役立った工夫と本人の得意なことを入れます。

共有範囲が曖昧なときは、相手、目的、資料、期間を確認します。園から学校へ直接送るのか、保護者が持参するのかも尋ねます。受取確認と保護者の控えがあると、次の面談で話を続けやすくなります。入学直後に使う要点と、経過の資料を分けて渡す方法を相談しましょう。

面談に持っていく確認メモ

次の項目を印刷し、分かる欄から記入して使えます。正式な申請書とは別の準備用メモです。

表:保護者の確認メモ

項目記入する内容
子どもの希望楽しみなこと・助けてほしいこと
相談する場面日時・活動・人数・困る条件
役立つ工夫声かけ・見本・休憩・道具
これまでの相談相談先・日付・確認したこと
今回の質問担当へ確かめたいことを3つ
次の確認連絡先・必要資料・次の面談日

よくある質問

原問に沿って、相談先と準備を確かめます。

新宿区で小学校入学に向け、保育園・療育・学校へ子どもの支援情報をどう伝えればよいですか?

本人の希望、得意なこと、困る場面、役立つ工夫を1枚にまとめます。園・療育・学校へ共有する相手、資料、目的、時期を確認しましょう。誰が誰へ渡すか、学校の受取担当は誰かも尋ねます。区の就学相談では園等の訪問もありますが、家庭の資料の扱いは別に確認します。学校生活で試してほしいことを具体化し、保護者も控えを持つと、入学後の見直しへつなげやすくなります。

園と療育の情報は学校へ自動で引き継がれますか?

家庭が任意に用意する資料については、園・療育・学校へ共有の方法を確認します。区の就学相談には園等への訪問や質問用紙が含まれますが、すべての記録が自動で届くと考えず尋ねましょう。共有する相手、目的、資料、時期を確認し、誰が渡すかを決めます。保護者も控えを残し、学校の受取担当と面談の機会を確認すると相談を続けやすくなります。

引き継ぎメモに何を書けばよいですか?

本人の得意なこと、困る場面、役立つ支援、本人の希望をまとめます。説明の仕方、生活動作、休憩、集団活動などから必要な項目を選びます。家庭の観察と園等から聞いたことを分け、いつの情報かも添えましょう。診断名や検査結果だけでなく、学校生活で試してほしい工夫を具体化します。提出形式や共有範囲は、受け取る学校と事前に確認します。

就学相談の通常受付が過ぎています。どうしますか?

令和9年4月入学予定者の通常受付は、区の案内では2026年9月30日までです。2026年10月12日時点では、教育支援課特別支援教育係へ個別の相談方法を確認します。園等との相談状況、希望する相談内容、手元の資料を短く伝えましょう。締切後の対応や面談日程を推測せず、係の説明で確認します。学校への引き継ぎ準備も、担当と並行して相談します。

入学後はどのように見直せばよいですか?

学校へ、入学直後に試す配慮と連絡方法を相談します。準備した情報が実際の学校生活に合うかを見て、必要な項目を更新しましょう。本人の言葉、家庭での疲れ方、学校での観察を分けて記すと比較できます。見直す時期と担当を確認し、変更した内容は園や療育への共有が必要かも尋ねます。最初のメモを固定せず、子どもの様子に合わせて相談を続けます。

確かめる公式の窓口と支援の探し方

学校・区・都の窓口は、確認する内容で使い分けます。

支援先は、区の指定障害児相談支援事業所一覧などの公的資料から調べます。障害児支援利用計画とは、生活上の希望と必要なサービスを整理する計画です。指定障害児相談支援事業所の相談支援専門員が作成します。保護者等が作るセルフプランを提出する選択肢も区が案内しています。

新宿区基幹相談支援センターは03-5273-4302です。区の計画案内ページには、令和8年7月現在の指定事業所一覧があります。相談支援の一覧と、通所支援を提供する事業所の一覧は区別します。放課後等デイサービスを調べたいと伝え、最新の公的な探し先を尋ねます。候補の対象年齢、支援内容、空き、送迎等は個別に確認します。

出典:新宿区「サービス等利用計画・障害児支援利用計画について」2026年7月1日更新。

子ども総合センターは、家庭の子育ての相談と発達の相談をつなぐ区の拠点です。発達相談は、児童発達支援センター「あいあい」の専用電話へ相談できます。電話は03-6273-8701です。月〜金は8時30分〜18時、土は8時30分〜17時です。来所相談は予約制です。年齢と相談目的を伝え、対応する窓口を確認しましょう。

出典:新宿区「子ども総合センター 児童発達支援センター 愛称あいあい」2026年9月4日更新。

都の専門的な相談先は、東京都発達障害者支援センターです。18歳未満は「こどもTOSCA」の対象です。電話03-6413-0231、受付は平日9時〜17時です。土日祝日と年末年始を除き、予約して相談します。学校内の手続きや区の支給決定は、それぞれの担当へ確認します。

出典:東京都福祉局「東京都発達障害者支援センター」2026年4月23日更新。

学校の支援や就学相談の問い合わせは、教育支援課特別支援教育係へ確認します。電話03-3232-3074、平日8時30分〜17時、祝日を除きます。区の福祉窓口の受付時間は、訪問前に担当へ確認してください。今回読んだ手引では、支援係の個別受付時間は確認できませんでした。

公的な検索先として、福祉医療機構の障害福祉サービス等情報検索があります。住所に新宿区を入れ、サービスの種類を確認して候補を調べます。所在地だけでなく、サービス提供地域も確認できます。対象年齢や空き、必要な支援への対応は、候補ごとに確認しましょう。

出典:独立行政法人福祉医療機構「障害福祉サービス事業所検索」。

出典

出典は各節に正式名称を記しました。以下の公式資料で、手続きと対象条件を確かめられます。

関連ページと最終確認日

受給者証と就学相談は、それぞれの制度を詳しく確かめられます。

最終確認日:2026年10月12日。相談内容、利用条件、受付は最新の公式案内と担当窓口で確認してください。

この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は学会・職能団体・国の機関が公開している情報にもとづいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。

制度のこと、見学のときに一緒に確認できます

のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。