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新宿区で言葉の遅れを相談する|診断前の相談と園・療育への共有

最終更新:2026年10月13日
新宿区で子どもの言葉の遅れが気になる保護者へ。診断前の相談先と、家庭・園・療育で支援を共有するページです。

このページの要点

新宿区の言葉や生活の発達相談は、あいあいの専用電話へ相談できます。03-6273-8701、月~金8時30分~18時、土曜8時30分~17時です。診断の有無と通所支援の利用手続きは分けて確認しましょう。

ポイントのまとめ

新宿区の言葉の相談は、話し方と生活の場面を伝えます

言葉の数だけでなく、伝えたいことと伝わる場面を相談します。

あいあいは、言葉や生活面、友だちとの関わりの不安を電話で受けます。電話の内容に応じて、予約制の来所相談やサービス利用相談を案内します。相談案内は、診断書の取得を入口の条件として示していません。診断がまだないことを伝え、今受けられる相談を尋ねてください。出典:新宿区「あいあい」。

例えば、欲しい物を指さす、手を引いて伝える、家族には話すといった様子を記録します。どんな声かけを理解しているか、困ったときにどう知らせるかも大切です。園には、食事、遊び、友だちとの場面を聞きましょう。見たことと保護者の心配を分けると、相談員へ伝えやすくなります。

家庭で話すのに園で話さない場合は、場所の違いをそのまま伝えます。「話せる・話せない」の二択にせず、相手や活動で整理しましょう。聞こえへの心配、以前使っていた言葉の変化なども相談時に伝えます。医療での確認が必要かは、相談先やかかりつけ医へ尋ねてください。

表:言葉の相談に持っていく観察例

場面見たこと支援者へ聞くこと
要求する指さし・声・言葉のどれで伝えるか伝わる方法を家庭と園でどうそろえるか
説明を聞く短い言葉・写真などで動けたか説明の長さや見せ方をどう調整するか
友だちと遊ぶ誘う・断る・助けを求める様子困る場面をどの支援で補うか

家庭・園・学校・療育の共有は、目的と担当を決めます

本人の希望と保護者の同意を整理し、必要な情報を必要な相手へ渡します。

まず「いま何に困っているか」を生活の場面で一つ選びます。次に「どの工夫で取り組めたか」を添えましょう。家庭、園・学校、療育先で様子が違う場合は、場所と条件を分けて残します。支援者全員へ同じ診断名を伝えるより、必要な支援を具体的に説明できます。

資料を渡す前に、共有する相手、目的、資料の範囲を確認します。検査結果を一式渡すのか、必要な部分を説明するのかも相談しましょう。子どもにも分かる言葉で、誰に何を伝えるか説明します。本人が嫌がる内容は理由を聞き、支援に必要な範囲を関係者と考えます。

話し合いの最後は「家庭がすること」「園・学校がすること」を分けます。療育先には、日常生活へつなぐ方法の提案を頼みましょう。相談支援専門員がいる場合は、会議の調整や計画の見直しも相談します。保護者がすべての伝達を背負う形になっているときは、担当を一緒に決めます。

表:印刷して使う支援の共有メモ

確認する項目記入欄
□本人が困る場面と希望__
□場所・時間・課題・周囲の状況__
□できたこと・好きなこと__
□助けになった声かけや道具__
□家庭と園・学校で違う点__
□共有する目的と相手__
□渡す資料と保護者の同意__
□家庭が担当すること__
□園・学校が担当すること__
□療育先・相談担当の役割__
□開始する工夫と見直す日__
□次の連絡先・連絡方法__

この表は家庭用の整理例です。区の申請や面接では指定の様式を使います。工夫を試した後は、本人の負担と取り組めた場面を記録しましょう。合わない工夫は支援者へ伝え、次の方法を相談します。

新宿区の療育は、相談と受給者証の申請を分けて進めます

療育の相談を始めたら、必要な支援と利用手続きを別々に確認します。

療育とは、子どもの発達や生活を支える専門的な支援のことです。通所受給者証とは、区が認めた支援の種類や日数を示す証明書です。児童発達支援や放課後等デイサービスを使うときに必要です。発達相談で話す内容と、区が支援の必要性を判断する資料を分けて準備しましょう。

新宿区の相談・申請先は、障害者福祉課支援係です。03-5273-4583へ、子どもの年齢と希望する支援を伝えます。区の手引は、精神障害児について保健センターも窓口としています。窓口が違う場合は、連絡先と担当を聞いて引き継ぎましょう。出典:新宿区「障害者福祉の手引」第6章。

必要資料は、持っている手帳・検査結果・医療機関の資料を伝えて確認します。診断書の要否も、本人の状態と申請する支援に応じて区へ尋ねましょう。交付までの一律の日数は、区の資料では確認できませんでした。希望する開始日、調査の予定、計画案の提出日を聞いてください。

障害児支援利用計画とは、生活や希望に合わせ、使うサービスを整理する計画です。指定障害児相談支援事業所の相談支援専門員が作成します。保護者等が作成するセルフプランも提出できます。利用開始後の見直しはモニタリングと呼ばれます。担当者と見直す時期も確認しましょう。出典:新宿区「サービス等利用計画・障害児支援利用計画について」。

表:児童発達支援と放課後等デイサービス

項目児童発達支援放課後等デイサービス
主な対象療育の必要性が認められる未就学児就学していて放課後等に支援が必要な子ども
支援の場面日常生活・集団生活への支援放課後・長期休暇の生活や社会交流
区の手続き支給決定・通所受給者証支給決定・通所受給者証
連携する先家庭・園・相談先家庭・学校・相談先

就学時は、受給者証の支援の種類や期限を区へ確認します。園・学校の支援と、通所支援の利用をそれぞれ相談しましょう。出典:新宿区「障害者福祉の手引」第6章。

新宿区の利用料は、国の上限と無償化・区の軽減を確認します

通所支援の費用は、国の上限表と新宿区で適用する軽減を合わせて見ます。

法定の利用者負担は原則1割です。通所支援の月の上限は、世帯の所得区分で決まります。区が判定する課税区分を確認し、年収だけで金額を決めないようにしましょう。出典:新宿区「障害者福祉の手引」第6章。

表:国の通所支援の負担上限月額

世帯区分月の上限
生活保護受給世帯0円
市町村民税非課税世帯0円
市町村民税課税・所得割28万円未満4,600円
上記以外37,200円

上限表は通所支援の制度です。保護者が属する住民基本台帳上の世帯で所得を判断します。出典:こども家庭庁「利用者負担の仕組み」。

新宿区の手引では、課税世帯の対象サービスの負担率を10%から3%へ軽減します。放課後等デイサービスも対象で、期間は2027年3月末までです。無償化が適用される支援は、その扱いを先に確認します。上限額を単純に3割へ縮めて計算する表ではありません。出典:新宿区「障害者福祉の手引」44頁。

国の就学前の無償化は、満3歳になった後の最初の4月1日から3年間です。児童発達支援等の対象サービスの利用者負担が無料になります。新宿区では東京都の制度により、2025年9月利用分から0~2歳の第1子も対象です。対象サービスと年度区分を支援係へ伝え、適用を確認します。出典:こども家庭庁「就学前障害児の発達支援の無償化について」、新宿区「障害児通所支援に係る利用者負担の軽減について」。

区の負担軽減ページは、0~2歳の無償化について申請不要としています。一方、あいあいのページには第2子以降の都への申請が必要との記載も残っています。世帯の状況と利用開始月を支援係へ伝え、必要な手続きを確認してください。

新宿区の食費軽減は、児童発達支援等を利用する0~5歳児が対象です。事業所が提供する給食やおやつなどについて、1食550円まで区が負担します。持参弁当、行事の飲食物、欠席で発生した食費等は対象外です。事業所による事前の届出が必要なので、請求前に適用を尋ねましょう。出典:新宿区「食費の無償化について」。

新宿区の支援先は、公的な一覧と窓口で探します

希望する支援の種類を選び、公的な検索から候補を調べます。

東京都障害者サービス情報でサービス種別と地域を選びます。新宿区の児童発達支援や放課後等デイサービスを確認しましょう。候補へ対象年齢、曜日、空き、個別・集団の支援、送迎を尋ねます。掲載されていることと、希望条件で使えることを分けて確認します。出典:東京都福祉局「東京都障害者サービス情報」。

見学では「家庭や園・学校へ、どのように支援を伝えますか」と聞きます。連絡帳、面談、会議など、利用先ごとの方法を確かめましょう。料金と実費、欠席連絡、待機中の連絡方法も同じメモに残します。

相談支援事業所は、利用計画と関係先の連絡調整を支える窓口です。区の公式ページにある指定障害児相談支援事業所一覧から調べられます。新宿区こども家庭センターは、母子保健と児童福祉が連携する相談体制です。育児や家庭生活の困りごとは、地域の保健センター等とも相談できます。出典:新宿区「サービス等利用計画・障害児支援利用計画について」「新宿区こども家庭センター」。

東京都発達障害者支援センターは、本人・家族や関係機関の相談を受ける専門窓口です。18歳未満はこどもTOSCAで、相談は予約制です。区の受給者証の申請先とは役割が違います。必要な支援の整理や関係先との連携について尋ねましょう。出典:東京都福祉局「東京都発達障害者支援センター」。

場面別に、新宿区の相談と支援の次の行動を決めます

年齢と生活の場面に合わせ、いま伝えることと次の確認を分けます。

場面1:2歳で言葉が少なく、初めて相談する

好きな遊びと、欲しい物を伝える方法をメモします。あいあいへ年齢と診断がまだないことを伝えましょう。来所相談になったら、園の記録や母子手帳を持参するか尋ねます。受給者証の申請が必要な段階かも、相談員と分けて確認します。

場面2:就学前で、家庭と園の話し方が違う

家庭では話すが園の集団で言葉が出にくい場合は、園へ場面を尋ねます。誰とどの活動で伝えられたかを並べ、療育先へ共有する範囲を決めます。園への関わり方の助言が必要なら、保育所等訪問支援も相談先に尋ねましょう。

場面3:小学生で、説明や会話が負担になる

学校で困る教科や話し合いの場面を担任へ伝えます。放課後の療育へは、同じ課題を増やすより、日常で伝わる方法を相談します。学校の支援と受給者証の相談先を分け、次回の話し合いで本人の負担を確認します。

新宿区の支援の連携で迷ったら、目的を一つに絞ります

支援の提案が違うときは、どの場面の困りごとを扱うか確かめます。

家庭と園で様子が違う場合は、違いを相談の材料にしましょう。例えば、個別の説明なら動けるのか、集団の声かけでは難しいのかを分けます。先生の評価と保護者の印象を一つにせず、見た出来事を残します。

支援先を増やすときは、通う時間、本人の疲れ、家族の予定を合わせて見ます。学校や園の支援と通所支援が、同じ課題の繰り返しになっている場合は相談します。保護者が資料を渡した後の返答がないときは、担当と次の確認日を聞きましょう。連絡が止まった場所を特定すると、次の行動を決めやすくなります。

新宿区の相談と支援の連携でよくある質問

相談先、利用手続き、情報の共有を分けて確認しましょう。

新宿区で子どもの言葉の遅れが気になっています。どこに相談すればよいですか?

あいあいの発達相談専用電話03-6273-8701へ相談できます。月~金8時30分~18時、土曜8時30分~17時に受け付けています。子どもの年齢、言葉が気になる場面、家庭と園での違いを伝えましょう。電話の内容に応じて、予約制の来所相談などを案内します。診断がまだないことも伝え、次に必要な資料と相談の予定を確認してください。

新宿区で言葉の遅れのある子どもに合う支援を探したいです。家庭や園・学校と療育をどうつなげればよいですか?

家庭と園で、伝わった場面と困った場面を一つずつ整理します。療育先には、園や学校の日常で使える伝え方を相談しましょう。共有する目的、相手、資料の範囲を保護者と支援者で確認します。本人の希望も添え、家庭・園・療育の担当を分けて記録してください。相談支援専門員がいる場合は、連絡調整や計画の見直しも相談できます。

新宿区で子どもの言葉が遅いと感じています。診断がまだなくても発達相談や療育を使えますか?

あいあいの発達相談は、言葉や生活の不安を電話で受ける窓口です。案内は、診断書の取得を電話相談の条件として示していません。診断がまだないと伝えて相談できます。一方、児童発達支援等の通所利用には区の支給決定と受給者証が必要です。必要資料と利用できる支援は、障害者福祉課支援係へ子どもの状況を伝え、個別に確認しましょう。

受給者証は、発達相談を受ける前に必要ですか?

あいあいの発達相談と、通所支援を使う受給者証の手続きは分けて考えます。まず発達の心配を電話で伝え、次の相談方法を確認しましょう。児童発達支援や放課後等デイサービスの利用には、区の支給決定と受給者証が必要です。障害者福祉課支援係へ、希望する支援と現在持っている資料を伝え、必要書類を尋ねてください。予約、申請、利用開始の予定は別々に記録します。

園や学校へ検査結果をすべて渡す必要がありますか?

まず、何の支援のためにどの情報が必要かを園・学校へ尋ねます。資料を渡す相手、目的、範囲を保護者と支援者で確認しましょう。困る課題、助けになる工夫、本人の希望を整理したメモも役立ちます。学校や区から提出を求められた資料は、指定の方法に沿って準備します。療育先へも共有の目的を伝え、家庭が担当することと支援者へ頼むことを分けてください。

新宿区の公式窓口では、担当と次の連絡日を確認します

相談の目的に合う窓口へ連絡し、次の行動を記録しましょう。

表:公式の窓口と役割

窓口連絡先・確認すること
子ども総合センター発達支援係(あいあい)発達相談専用03-6273-8701。月~金8時30分~18時、土8時30分~17時。来所相談は予約制。
障害者福祉課支援係03-5273-4583。通所支援の申請・必要資料・無償化の適用。
教育支援課特別支援教育係03-3232-3074。月~金(祝日を除く)8時30分~17時。新宿コズミックセンター4階。
こどもTOSCA03-6413-0231。18歳未満の専門相談。予約受付は平日9時~17時(土日祝日・年末年始を除く)。

電話が終わる前に、担当部署、予約日、持参物、次の連絡先を読み返します。区の申請窓口の個別受付時間は、今回読んだ通所支援資料では確認できませんでした。訪問前に支援係へ時間を確認してください。出典:新宿区「あいあい」「就学相談・転学相談」「障害者福祉の手引」、東京都福祉局「東京都発達障害者支援センター」。

出典と確認した公式資料

制度と窓口は次の公式資料を確認して整理しました。

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最終確認日:2026年10月12日

この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は学会・職能団体・国の機関が公開している情報にもとづいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。

制度のこと、見学のときに一緒に確認できます

のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。