子どもの癇癪や生活面の心配は、子ども総合センター発達支援係「あいあい」へ相談します。発達相談専用03-6273-8701、月〜金8時30分〜18時、土曜8時30分〜17時です。来所相談は電話相談の内容に応じて案内され、予約制です。出典:新宿区「子ども総合センター 児童発達支援センター 愛称「あいあい」」。
ポイントのまとめ
癇癪の理由を一つに決めず、起きた場面を相談先と確かめます。
癇癪とは、泣く、怒るなどの感情の表れが強く続く状態を指す言葉です。行動の名前だけで診断は決まりません。「片付けの合図の直後に泣いた」など、見たことを記録します。頻度だけでなく、続いた時間、直前の活動、周りの反応も書きます。
嫌なことを言葉で伝えにくい場面や、予定が変わる場面を分けて見ます。家庭では平気でも園で困るなら、人数、音、待ち時間の違いを聞きます。子どもの言葉や身ぶりを、そのままメモに残しましょう。保護者の推測は、観察した事実と分けて伝えます。
園・学校・療育と共有するときは、まず一つの目標を決めます。例えば「困ったら休みたいと伝える」などです。大人の合図を合わせるか、落ち着ける場所を相談するかを決めます。家庭で試す方法は支援者と相談し、結果を次の面談で振り返ります。
場面を一つ選び、相談と情報共有の担当を順に決めます。
表:印刷して使う家庭・園・学校の共有メモ
| 記録する項目 | 書く欄 |
|---|---|
| 日時・直前の活動 | いつ:__ 何をしていた:__ |
| 子どもの表れ | 言葉・泣き方・動き:__ |
| 周囲の対応 | 誰が何を伝えた:__ |
| 落ち着けた条件 | 場所・時間・助けになったもの:__ |
| 家庭と園・学校の違い | 家:__ 園・学校:__ |
| 共有する目標と再確認日 | 目標:__ 担当:__ 日:__ |
この共有メモは、話し合いの準備に使う提案です。区の申請書式は窓口で確認します。観察したことと、大人の推測を分けて書きます。本人が楽しめた活動や、助けになった対応も一緒に残しましょう。
面談では、家庭で試した方法と園・学校で試した方法を並べます。異なる条件を無理にそろえず、その場で続けられる工夫を相談します。結果は「できた・できない」だけでなく、どんな助けがあったかも書きます。相談先から追加の資料を求められたら、担当と提出日を確認します。
必要な支援を区へ相談し、申請と利用計画、支給決定を経て契約します。
通所受給者証とは、使える通所支援の種類や支給日数を示す証明書です。相談・申請の確認先は障害者福祉課支援係03-5273-4583です。区役所本庁舎2階にあります。電話受付は土日・祝日・年末年始を除く8時30分〜17時です。出典:新宿区「受付時間」。
区へ相談した後、必要なサービスを申請します。区から利用計画案の提出依頼を受け、調査員の聞き取りに応じます。計画案の提出と支給決定を経て、通所受給者証が交付されます。その内容を確かめ、事業所と契約して利用を始めます。相談先の予約、申請、事業所の受入れを並行して確認しましょう。
申請時に必要な区の様式、本人確認や所得確認の資料を窓口へ尋ねます。手帳や検査結果など手元にある資料の種類も伝えます。診断書等の要否は子どもの状況に合わせて確認します。今回読んだ区の資料には、交付までの一律の日数は示されていません。希望開始日から逆算し、調査日と書類提出日を担当者に聞きます。
障害児支援利用計画とは、子どもの生活と家族の希望から支援を組み立てる計画です。指定障害児相談支援事業所の相談支援専門員が作成します。保護者等が作るセルフプランも提出できます。園・学校で必要な助けを計画へ伝え、開始後の連絡調整も相談します。出典:新宿区「サービス等利用計画・障害児支援利用計画について」。
表:児童発達支援と放課後等デイサービス
| 項目 | 児童発達支援 | 放課後等デイサービス |
|---|---|---|
| 主な対象 | 支援の必要性が認められる未就学の子ども | 就学し支援の必要性が認められる子ども |
| 生活とのつなぎ方 | 園や家庭で使う動作・伝え方を共有 | 学校や放課後の生活で使う方法を共有 |
| 手続き | 区の支給決定と通所受給者証 | 区の支給決定と通所受給者証 |
国の負担上限に加え、新宿区で使える軽減と実費を確認します。
サービス費の自己負担は原則1割です。新宿区独自の軽減は、課税世帯の対象サービスで負担率を3%にします。放課後等デイサービスも対象に含みます。令和8年版手引では2027年3月末までの措置です。申請手順・サービスの違い・区独自の軽減は、同じ手引で確認しています。出典:新宿区「障害者福祉の手引(令和8年版)第6章」33・36・39・42〜44ページ。
表:国の通所支援の負担上限月額
| 世帯区分 | 月の上限 |
|---|---|
| 生活保護受給世帯 | 0円 |
| 市町村民税非課税世帯 | 0円 |
| 市町村民税課税・所得割28万円未満 | 4,600円 |
| 上記以外 | 37,200円 |
注:通所支援の表です。保護者の属する世帯で所得区分を判定します。食費等の実費は別に確認します。出典:こども家庭庁「利用者負担の仕組み」。
国の3〜5歳の無償化は、満3歳後の最初の4月1日から3年間が対象です。児童発達支援等の対象サービスの利用者負担が無償になります。食費等の実費は対象を分けて扱います。出典:こども家庭庁「対象となるサービスと年齢について」。
新宿区が案内する都制度では、2025年9月利用分から0〜2歳の第1子も無償化です。児童発達支援、居宅訪問型児童発達支援、保育所等訪問支援等が対象です。対象児童には、3歳到達後の最初の3月31日までの子も含みます。区は無償化の申請等を不要と案内しています。放課後等デイサービスの費用は、この対象と分けて確認します。出典:新宿区「障害児通所支援に係る利用者負担の軽減について」。
区独自の食費軽減は、児童発達支援等を使う0〜5歳児が対象です。事業所が提供する給食・購入したおやつ等に、1食550円まで区が負担します。持参弁当や行事の食事、欠席で発生した食費は対象外です。事業所が事前に届け出る制度なので、利用先に適用月を確認します。出典:新宿区「食費の無償化について」。
サービスの種類と生活の予定を整理し、公的検索から候補を確認します。
福祉医療機構の障害福祉サービス事業所検索では、所在地やサービス提供地域等を調べられます。東京都・新宿区を指定し、児童発達支援か放課後等デイサービスを選びます。掲載情報から候補を絞り、年齢・曜日・支援内容・空き・送迎を直接確認します。公的検索の掲載だけで、今の空きや子どもとの相性を判断せずに見学します。出典:独立行政法人福祉医療機構「障害福祉サービス事業所検索」。
見学では、家庭と園・学校から渡したメモをどう支援目標に使うか聞きます。取り組み方と、家庭で共有できる結果の説明を尋ねましょう。通う回数だけで比較せず、子どもの負担や園・学校での生活も並べます。相談支援専門員へ候補ごとの違いを伝え、利用計画を相談します。
こども家庭センターは、母子保健と児童福祉が連携する相談体制です。新宿区では子ども総合センター等と保健センター等が連携します。子育てや家族生活の困りごとも管轄の窓口へ話せます。子ども総合センターの総合相談は03-3232-0675です。出典:新宿区「新宿区こども家庭センター」。
東京都発達障害者支援センターは、専門的な相談支援を行う都の窓口です。都の公式案内は18歳未満の「こどもTOSCA」を示しています。地域の相談と併せて、専門窓口の対象と利用方法を確認できます。通所受給者証の支給決定は新宿区へ相談します。出典:東京都福祉局「発達障害」。
年齢と生活の場所に合わせ、相談先と共有する目標を整理します。
「遊びを終える合図の後、何分ほど泣くか」をメモします。好きな遊びや、落ち着けた場所も添えます。保健センターの保健師へ健康や育児の心配を話し、発達の相談はあいあいへ連絡します。支援者と合図の工夫を相談し、家庭で試した結果を伝えます。
担任へ、活動を変更した時の様子を聞きます。家庭のメモと比べ、前もって予定を知らせた時の反応を共有します。園で試せる配慮と療育で取り組む伝え方を分けます。子どもが参加できた条件も記録し、次の面談で同じ目標を確認します。
学校の日と休みの日で、時間帯や出来事の違いを記録します。学校での待ち時間、活動変更、本人の疲れた様子を担任に聞きます。放課後等デイサービスを探す場合は、学校の配慮をどう共有できるか尋ねます。連絡帳へ載せる情報は関係者で決めます。
家では見られないときも、園や学校の記録を合わせて相談します。大人の受け止め方が違う場合は、同じ日時と行動に話を戻します。本人が落ち着いた後に伝えたことや、参加できた場面も残しましょう。共有する書類は家族で確認し、送付先と保管方法を決めます。
相談先と必要な資料を確認し、家族の予定に合わせて進めます。
子どもの癇癪や生活面の心配は、あいあいの発達相談へ電話します。03-6273-8701で、年齢と困る場面を伝えましょう。月〜金8時30分〜18時、土曜8時30分〜17時です。電話の内容に応じて、予約による来所相談等を案内します。園や学校でも同じ場面があるか確認し、日時と前後の様子を短いメモにします。落ち着けた条件や、本人が伝えようとしたことも添えると、支援の相談を具体的に進められます。
家族と園・学校、療育で同じ場面のメモを共有します。起きる前の活動、大人の対応、落ち着けた条件を並べます。「休みたいと伝える」など、一つの目標を相談して決めましょう。園での配慮と療育での取り組みを分け、連絡担当と再確認日を記録します。資料をどこまで共有するかは関係者で確認します。通う頻度だけを増やす前に、生活の中で助けになった方法を次の面談に持ち寄ります。
子どもの発達の相談はあいあいです。保護者自身の育児の不安も、担当保健センターの保健師へ話せます。区の「親と子の相談室」は子育ての不安や悩みを扱う予約制の相談です。子どもの発達相談と目的を分けて申し込みます。家族の体調や生活の負担も短く整理し、相談したいことを先に伝えましょう。今回のページでは、子どもの困る場面を園・学校・療育へつなぐ方法を中心にまとめています。
あいあいは発達の心配を電話で受け、相談内容に応じて後日の相談を案内します。まず年齢と今困っていることを伝えます。児童発達支援等の利用を検討する段階で、区の申請や利用計画を確認しましょう。利用に必要な受給者証と、発達相談の連絡を分けて進めます。書類の要否は支援係へ尋ね、手元にある検査結果等を伝えます。園や学校への相談も、申請が終わるまで待たずに準備できます。
このページのメモは相談準備の提案です。区の申請書式や必要日数を定めるものではありません。無理なく書ける最近の場面を一つ選び、困った時と参加できた時を比べます。相談先から記録期間の指示があれば、それに合わせましょう。短くても日時、直前の活動、周囲の対応、落ち着けた条件があると話を進めやすくなります。書く負担が大きければ、面談で口頭で伝える項目を先に整理します。
最初の電話で、担当窓口と次の予定を記録します。
表:保健センターの連絡先
| 窓口 | 電話 |
|---|---|
| 牛込保健センター | 03-3260-6231 |
| 四谷保健センター | 03-3351-5161 |
| 東新宿保健センター | 03-3200-1026 |
| 落合保健センター | 03-3952-7161 |
住所の担当は区の町名別一覧で確認します。窓口時間は平日8時30分〜17時です。土日・祝日・12月29日〜1月3日は休みです。出典:新宿区「保健センター担当一覧」。
電話を終える前に、予約日、持参物、次に連絡する人を聞きます。折り返しを待つ場合は、連絡予定と問い合わせ先を控えます。園・学校へ資料を渡す時は、どの目的で誰へ共有するかを確かめましょう。
保護者自身の子育ての不安は、保健センターの保健師へ話せます。「親と子の相談室」は育児の不安や悩みを扱う予約制の相談です。子どもの発達相談と、相談の目的を分けて申し込みます。出典:新宿区「子育て中のお母さん・お父さんのこころ相談」。
最終確認日:2026年10月12日。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。