まず在籍中学校へ、本人の困りごとと相談の希望を伝えます。学校外も含めた発達の相談は、区の窓口や18歳未満の都の専門窓口に確認します。
ポイントのまとめ
中学生の相談では、本人が何を困っているかを中心に整理します。保護者の心配と本人の希望を、別々に書いておくと説明しやすくなります。「成績を上げたい」と「授業の指示を理解したい」は、相談の内容が異なります。
教科担任制では、教科ごとに得意な方法や困る場面が違うことがあります。板書、口頭説明、提出期限、実技など、条件に注目してメモします。本人が取り組みやすい授業も一緒に伝えると、比較できます。
新宿区立中学校にもまなびの教室があります。通常の学級で学び、必要な特別な指導を学校内で受ける仕組みです。学習内容を補習する場と決めつけず、学校へ指導の目的を尋ねます。本人の生活に合う支援を検討するため、希望する変化を具体化します。
出典:新宿区「まなびの教室(特別支援教室)」2026年4月1日更新。
学校での学び、放課後の生活、福祉の通所支援は、相談の目的を分けて整理します。相談時には、どの時間帯の何を改善したいかを伝えます。学校では授業や学校生活、学童では放課後の生活場面を相談します。福祉の通所支援は、子どもの生活や発達に必要な支援として検討します。
受給者証とは、区が決めた福祉サービスの種類や支給量等を示す証明です。学校の支援と福祉サービスでは、手続きの担当が異なります。学校で支援を相談しながら、通所支援が必要か区へ相談することもできます。家族だけで支援の種類を決めるより、困りごとから整理しましょう。
面談前に、本人へ「先生に何を伝えてよいか」を確認します。保護者からすべてを話すより、本人が伝えたい順番を選べると準備しやすくなります。本人の言葉は、保護者の解釈と分けてメモします。
在籍校へは、担任との面談を頼み、校内の相談担当を確認します。本人が同席するか、最初は保護者だけで話すかも相談します。部活動や休み時間の相談は、授業の相談と別に整理しましょう。
学校で特別な指導が必要と考えられる場合、校内委員会で検討します。必要と判断されれば学校から教育委員会へ申請します。就学支援委員会で承認された後、まなびの教室の利用につながります。発達検査の結果も検討時の参考資料になると区が案内しています。
教育の場の変更を考える場合も、まず在籍校へ相談します。区の就学・転学相談では、本人と保護者の意向を聞いて検討します。令和9年4月入学予定者向けの通常受付は、2026年9月30日までです。2026年10月12日時点では、特別支援教育係へ個別の相談方法を確認します。
出典:新宿区「令和8年度 特別な支援を必要とするお子さんの就学相談・転学相談」2026年4月1日更新。
福祉の通所支援を検討するときは、新宿区障害者福祉課支援係へ相談します。電話は03-5273-4583です。子どもの状況に応じて保健センター等の窓口も確認します。区の手引の流れは、相談、申請、聞き取り、計画案の提出、支給決定です。受給者証の交付後、事業所と契約して利用を始めます。
申請時は、必要な申請書、本人確認や所得確認の資料を担当へ尋ねます。子どもの状態を伝える資料や計画案の準備方法も確認します。これらは窓口に確認する項目で、全員共通の提出物一覧ではありません。今回読んだ公式資料では、児童向け提出物の完全な一覧は確認できませんでした。相談と申請の日を分けて聞くと、用意する順番が明確になります。
交付までの一律の日数は、今回の公式資料では確認できませんでした。希望開始時期を伝え、調査や計画作成の予定を個別に確認しましょう。学校や学童の開始日から、福祉の決定日を推測せずに確認します。
相談の目的に合う担当と質問を選び、費用の制度は区別して確認します。
表:相談場面と確認先
| 場面 | 相談先 | 伝えること |
|---|---|---|
| 授業・提出物の困りごと | 担任・校内の相談担当 | 教科別の違い、本人の希望、試した工夫 |
| 教育の場や入学時の相談 | 教育支援課特別支援教育係 | 在籍校との相談状況、相談対象と受付 |
| 発達の専門的な相談 | こどもTOSCA等 | 年齢、相談目的、学校と家庭の状況 |
表:児童発達支援と放課後等デイサービス
| 種類 | 主な時期 | 確認すること |
|---|---|---|
| 児童発達支援 | 主に就学前 | 生活や集団参加に必要な支援 |
| 放課後等デイサービス | 主に就学後 | 放課後や休業日の支援内容と対象条件 |
表:障害児通所支援の国の月額上限
| 世帯区分 | 国の負担上限月額 |
|---|---|
| 生活保護受給世帯 | 0円 |
| 区市町村民税非課税世帯 | 0円 |
| 課税世帯・所得割28万円未満 | 4,600円 |
| 上記以外 | 37,200円 |
上限は保護者の属する住民基本台帳の世帯で判断します。年収の概算だけで区分を決めず、受給者証の表示を確認します。
出典:東京都福祉局「障害福祉サービス及び障害児支援の利用者負担」2026年3月23日更新。
国の基本は費用の1割と月額上限を比べ、低い方を負担する仕組みです。新宿区では、令和9年3月末まで対象サービスの課税世帯の負担率を3%に軽減します。手引には放課後等デイサービスも対象として記載されています。国の上限と区の軽減を分け、実際の金額は区と利用先に確認しましょう。
同じ手引には、0〜5歳の児童発達支援等の利用者負担無料が記載されています。児童発達支援で提供された食費の保護者実費負担分も対象です。学童の料金、その他の実費、医療費は、それぞれの制度で確認します。食費の扱いを全国共通の説明だけで決めず、新宿区の制度を照合します。
出典:新宿区「障害者福祉の手引 令和8年版」第6章33〜44ページ。
国の3〜5歳の無償化対象期間は、満3歳後の最初の4月1日から3年間です。これは就学前の対象サービスについての制度です。小中学生の放課後等デイサービスの費用は、上限と区の軽減で確認します。
出典:こども家庭庁「就学前障害児の発達支援の無償化について」対象となるサービスと年齢について。
新宿区の案内では、2025年9月分から0〜2歳の第1子の児童発達支援等も無償化されました。対象は児童発達支援、居宅訪問型児童発達支援等です。対象児童の年度末条件もあるため、誕生日と利用年月を伝えます。この無償化については申請等不要と区が案内しています。
出典:新宿区「障害児通所支援に係る利用者負担の軽減について」2025年9月1日更新。
以下は相談準備の例です。子どもの実際の状況に合わせて項目を選びます。
忘れたと一括りにせず、期限の確認、着手、提出を分けます。どの工程で止まるか、本人に選んでもらいます。担任へは提出物の例と、役立った確認方法を持っていきます。本人が使いやすい方法を学校と話し合います。
話す人数、話題の変化、場所の騒がしさを整理します。本人が相談したい相手を先に確認し、学校へ面談方法を尋ねます。友人の実名や他人の情報を広く共有するより、本人の困る場面を伝えます。相談できる大人も一緒に確認します。
進学先を急いで決めず、何が心配なのかを聞きます。授業、移動、人間関係など、項目に分けてメモします。現在の学校で役立つ支援を整理すると、次に確認したい条件を選べます。相談窓口へは希望する時期と本人の意向を伝えます。
保護者と本人の希望が違うときは、双方の言葉を残します。面談では、同意できていることと、これから考えたいことを分けます。支援の名称を本人へ先に押しつけず、困る場面がどう変わるとよいかを聞きます。
複数の教員に伝える場合は、取りまとめる担当を学校へ尋ねます。同じ説明を何度もする負担を減らすため、要点を1枚にします。共有範囲は本人と確認し、必要な教員へどのように伝えるかを相談します。相談の結果、次に確認する事項と連絡先を記録しましょう。
次の項目を印刷し、分かる欄から記入して使えます。正式な申請書とは別の準備用メモです。
表:保護者の確認メモ
| 項目 | 記入する内容 |
|---|---|
| 子どもの希望 | 楽しみなこと・助けてほしいこと |
| 相談する場面 | 日時・活動・人数・困る条件 |
| 役立つ工夫 | 声かけ・見本・休憩・道具 |
| これまでの相談 | 相談先・日付・確認したこと |
| 今回の質問 | 担当へ確かめたいことを3つ |
| 次の確認 | 連絡先・必要資料・次の面談日 |
原問に沿って、相談先と準備を確かめます。
在籍中学校への相談を入口に、本人の希望と学校生活の困りごとを整理します。教科、休み時間、部活動を分けると説明しやすくなります。まなびの教室等の学校の支援は在籍校へ、発達の専門相談は区やこどもTOSCA等へ確認します。年齢、相談歴、本人が共有してよい範囲も伝えましょう。支援を急いで選ぶ前に、何を改善したいかを本人と一緒に具体化します。
最初は保護者の観察と心配を整理し、学校へ面談方法を相談します。本人に話してよい内容や、相談しやすい相手を尋ねましょう。一度にすべての事情を話すより、困る場面を1つ選びます。本人の発言と保護者の見方を分けて記すと、意思を尊重しながら説明できます。同席や別々の面談などの選択肢は、学校と具体的に確認します。
新宿区立中学校には、まなびの教室が設置されています。通常の学級で学びながら、状態に応じた特別な指導を受ける仕組みです。対象や利用の適否は、学校と教育委員会の手続きで検討されます。教科や生活場面ごとの困りごとを担任へ伝え、校内の相談担当を確認しましょう。診断名だけで結論を決めず、必要な支援の目的を整理します。
東京都発達障害者支援センターは、本人や家族等の相談に応じています。18歳未満はこどもTOSCAの対象で、予約して相談します。申し込み前に年齢と相談内容を伝え、対象条件を確認しましょう。学校の支援手続きは在籍校へ、福祉サービスは区の担当へ確認します。専門窓口での相談と、個々の支援の利用決定は分けて考えると整理できます。
本人の希望、困る場面、助けがあるとできることを記します。教科、休み時間、部活動などを分け、日時や頻度も分かる範囲で添えます。過去の検査結果は、必要性と共有範囲を窓口に確認します。学校で相談済みのことと家庭の観察を並べると、次の質問を選びやすくなります。長い経過説明より、いま変えたい生活場面を先に伝えましょう。
学校・区・都の窓口は、確認する内容で使い分けます。
支援先は、区の指定障害児相談支援事業所一覧などの公的資料から調べます。障害児支援利用計画とは、生活上の希望と必要なサービスを整理する計画です。指定障害児相談支援事業所の相談支援専門員が作成します。保護者等が作るセルフプランを提出する選択肢も区が案内しています。
新宿区基幹相談支援センターは03-5273-4302です。区の計画案内ページには、令和8年7月現在の指定事業所一覧があります。相談支援の一覧と、通所支援を提供する事業所の一覧は区別します。放課後等デイサービスを調べたいと伝え、最新の公的な探し先を尋ねます。候補の対象年齢、支援内容、空き、送迎等は個別に確認します。
出典:新宿区「サービス等利用計画・障害児支援利用計画について」2026年7月1日更新。
子ども総合センターは、家庭の子育ての相談と発達の相談をつなぐ区の拠点です。発達相談は、児童発達支援センター「あいあい」の専用電話へ相談できます。電話は03-6273-8701です。月〜金は8時30分〜18時、土は8時30分〜17時です。来所相談は予約制です。年齢と相談目的を伝え、対応する窓口を確認しましょう。
出典:新宿区「子ども総合センター 児童発達支援センター 愛称あいあい」2026年9月4日更新。
都の専門的な相談先は、東京都発達障害者支援センターです。18歳未満は「こどもTOSCA」の対象です。電話03-6413-0231、受付は平日9時〜17時です。土日祝日と年末年始を除き、予約して相談します。学校内の手続きや区の支給決定は、それぞれの担当へ確認します。
出典:東京都福祉局「東京都発達障害者支援センター」2026年4月23日更新。
学校の支援や就学相談の問い合わせは、教育支援課特別支援教育係へ確認します。電話03-3232-3074、平日8時30分〜17時、祝日を除きます。区の福祉窓口の受付時間は、訪問前に担当へ確認してください。今回読んだ手引では、支援係の個別受付時間は確認できませんでした。
公的な検索先として、福祉医療機構の障害福祉サービス等情報検索があります。住所に新宿区を入れ、サービスの種類を確認して候補を調べます。所在地だけでなく、サービス提供地域も確認できます。対象年齢や空き、必要な支援への対応は、候補ごとに確認しましょう。
出典:独立行政法人福祉医療機構「障害福祉サービス事業所検索」。
出典は各節に正式名称を記しました。以下の公式資料で、手続きと対象条件を確かめられます。
受給者証と就学相談は、それぞれの制度を詳しく確かめられます。
最終確認日:2026年10月12日。相談内容、利用条件、受付は最新の公式案内と担当窓口で確認してください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。