計画の目標を担当と共有し、家庭で好きな遊びから試せる関わり方を相談しましょう。
家庭では本人が楽しめる遊びを選び、事業所の目標とつながる関わり方を相談します。本人が選ぶ活動、楽しめる時間、家族が続けやすい方法を伝えましょう。出典:国「児発ガイド」(27〜36頁)。
家庭の遊びは生活の一部として共有し、事業所の支援目標と関わり方へつなぎます。
児童発達支援(児発)とは、主に小学校入学前の子どもへの発達支援のことです。個別支援計画とは、通う事業所が支援の目標や方法をまとめる計画です。家族支援とは、保護者の相談や家庭での関わり、生活を支える取組のことです。家庭の様子を担当へ伝えると、支援方法と環境を一緒に考えられます。出典:国「児発ガイドライン」(5・27〜36頁)。
5領域とは、健康・生活、運動・感覚、認知・行動等から支援を考える視点のことです。言語・コミュニケーション、人間関係・社会性を合わせた五つです。遊びを領域へ機械的に分けるより、本人の目標と生活の様子を総合して考えます。例えば、絵本を選ぶ場面では、選び方ややり取り、座る環境などを担当と相談します。出典:国「児発ガイドライン」(13・18〜26・31〜36頁)。
本人と家族の意向、長期・短期の目標、支援内容を順に読みましょう。児童発達支援管理責任者とは、事業所の支援計画づくり等を担当する職員です。その担当へ、遊びで何を目指すか、家でどのように関わるかを聞きます。家庭で楽しんだ活動や、意思を示した場面も目標の相談へつなげましょう。出典:国「児発ガイドライン」(31〜36頁)。
目標を一つ選び、公開資料を担当と読み、家庭で見た姿を次の相談へ渡しましょう。
家庭向け資料は、好きな遊びを見つけ、その形を広げる考え方を示しています。大人が子どもの動きをまねる遊びや、やり取りする遊びなどが例です。資料の対象は1歳半〜2歳半で、本人に使う方法は年齢や状態を担当と合わせます。道具の種類だけでなく、大人の関わりと本人の反応を尋ねましょう。出典:国立精神・神経医療研究センター「遊びを楽しむコツ」。
公式教材ポータルは、教材・支援機器や実践事例を探す入口です。見る、聞く、話す等の分類や検索語から、目的に合う情報を探せます。掲載教材の入手方法、費用、利用条件は、個別の説明を読みましょう。検索した候補を担当へ見せ、本人が扱う方法と家庭で使う場面を相談します。出典:国立特別支援教育総合研究所「教材ポータル」。
目的に合う資料を選び、家庭で見た姿を共有メモへ短く書きましょう。
表:家庭と個別支援をつなぐ公開教材・解説
| 資料 | 使う目的 | 対象と相談すること |
|---|---|---|
| 児発ガイドライン・概要版 | 5領域、家族支援、計画の役割を知る | 事業所の指針。担当と目標を読み合わせる |
| 教材ポータル | 教材や支援機器、実践例を探す | 教材ごとの対象と入手・利用条件を読む |
| 子どもとの遊びを楽しむコツ | 好きな遊びと反応を見つける | 1歳半〜2歳半向け。本人への使い方を相談 |
| 乳幼児期の解説 | 身近な物の見立てや、ごっこ遊びを知る | 発達の段階と好みに合わせて相談 |
| 教育・家庭・福祉の連携マニュアル | 計画の役割と情報共有の様式を知る | 兵庫県の学齢期資料。連携の考え方を参考にする |
各資料の正式名とURLは、下の出典一覧にまとめました。学齢期の連携資料と、未就学児向けの支援指針は、対象を分けて読みます。
表:事業所へ渡す家庭の遊び・生活メモ
| 記録する欄 | 書き方 | 記入欄 |
|---|---|---|
| 計画の目標 | 生活で目指すことを一つ | ____ |
| 活動と環境 | 遊び、道具、場所、時間帯、人数 | ____ |
| 本人の希望・反応 | 選んだ物、表情、視線、身ぶり、休憩 | ____ |
| 大人の関わり | 声かけ、見本、待った場面 | ____ |
| 楽しかったこと・困ったこと | 見た事実を分けて書く | ____ |
| 次の相談 | 試すこと、担当、確認する日 | ____ |
国の支援計画と家族支援の考え方を、保護者が使うメモへ整理したものです。出典:児発ガイドライン(27〜36頁)。担当へ生活の様子を伝える表です。
人数、音、道具、時間帯などの環境を添え、どの場面で何が起きたかを書きます。達成だけでなく、本人が選んだことと困ったことを担当へ伝えましょう。共有する内容を、次の遊びと支援計画の調整へ使います。
絵本、ごっこ遊び、片付けの場面から、本人の希望と大人の関わりを伝えましょう。
本人が手に取る本、指さし、見ているページ、大人への働きかけを書きます。事業所へ、選ぶ場面とやり取りをどう支えるかを尋ねましょう。使う本と提示する数、声かけを相談し、楽しめる形に合わせます。
本人が見立てる動きと、渡した物、大人へ向けた反応を記録します。事業所へ好きな題材を伝え、一緒に遊ぶ関わり方を相談しましょう。国の乳幼児期解説にも、ごっこ遊びと身近な物を使う考え方があります。出典:国立障害者リハビリテーションセンター「乳幼児期」。
終わりをどう知らせたか、本人が選んだ物、置き場所への反応を書きます。担当へ見通しの伝え方と、道具の分け方を尋ねましょう。生活の目標に合わせ、終わり方と休憩を相談します。
本人が扱いにくいときや家族が続けにくいときは、方法と環境を一緒に調整しましょう。
近づく活動、避ける場面、休みたいときの姿を担当へ伝えます。道具、提示する量、大人の関わり、場所のどこを変えるか聞きましょう。本人が楽しめる形と、意思を示す方法を相談できます。
準備できる道具と時間、家族が困ることを担当へ伝えます。生活の中でできる関わりと、事業所が担う支援を分けて相談しましょう。家族支援として、面談や具体的な助言を受ける方法も尋ねます。出典:児発ガイドライン(27〜30頁)。
モニタリングとは、支援の実施状況と効果を確かめ、計画見直しの必要性を判断する取組です。国の指針は、概ね6か月に1回以上行い、状態や家庭状況等の変化時は6か月を待ちません。結果から必要と判断された場合に、目標や支援内容を見直します。家庭の記録を担当へ渡し、調整する点を相談しましょう。出典:児発ガイドライン(36頁)。
教材の目的と対象を読み、本人の楽しさと生活の目標を担当と共有しましょう。
計画の目標を一つ選び、家庭で本人が楽しめる遊びへどうつなぐか、事業所へ尋ねましょう。国の児童発達支援ガイドラインと概要版は、5領域、家族支援、個別支援計画を理解する資料です。家庭向けの遊び資料は、好きな活動を見つける考え方に使えます。国立特別支援教育総合研究所の教材ポータルは、目的に合う教材や実践例を探す入口です。対象年齢と利用条件を読み、担当へ使い方を相談します。公開資料のURLは下の出典一覧から開けます。
事業所と相談し、生活に合う遊びと関わり方を決めましょう。計画の目標、本人の好きなこと、家庭で使える時間と道具を担当へ伝えます。国の指針は、家族への相談や家庭環境を整える支援を示しています。形式や回数を先に固定するより、遊びの中で何を見ればよいかを聞きます。本人が楽しめた活動と、休みたいときの様子も記録してください。家族が続けやすい形を共有し、次の面談で遊びや支援を調整しましょう。困る部分は家族支援として相談できます。
5領域は子どもの姿を幅広く見て支援を考える視点です。一つの遊びにも、動き、見通し、やり取り、生活の習慣など複数の面が関わります。まず計画の目標と、本人が好きな活動を担当へ伝えましょう。手元の絵本や遊具でできること、道具を使う目的、本人への示し方を聞きます。教材ポータルでは、目的や実践例から探し、掲載教材の入手方法と条件を個別に読みます。購入前に、家庭の環境と本人の扱いやすさを担当と合わせて、必要な教材を選んでください。
活動、場面、本人の反応、大人がしたことを短く書きます。例えば選んだ物、近づいた遊び、視線や身ぶり、休憩した場面など、実際に見た姿を伝えましょう。できたかどうかに加え、楽しかったことと困ったことを分けます。園や家庭で様子が違う場合は、人数、音、時間帯などの環境も添えてください。連絡帳、面談、共有シートなど、事業所が受け取る方法を尋ねます。写真や動画を使うときは送る範囲と方法も担当と決め、次に試す関わりを一緒に相談しましょう。
担当へ現在の様子を伝え、遊び方、道具、環境、目標のどこを調整するか相談します。国の指針は、概ね6か月に1回以上モニタリングし、状態や家庭状況等の変化時は6か月を待ちません。結果から見直しの必要性を判断し、必要なら計画を変えます。家庭では、本人の好きな活動と負担に見えた場面を分けて記録しましょう。事業所での様子と照らし、次に試す方法と確認する日を決めます。道具の追加より先に、本人が選べる方法や休憩、生活に合う時間も担当へ尋ねてください。
利用中は事業所の計画担当へ、利用前は市区町村の保健師等へ困る場面を伝えます。
事業所には、家庭で試せる関わり方と記録の共有方法を尋ねます。地域の発達相談を探す場合は、自治体の公式ページで窓口と予約方法を読みましょう。教材ポータルと国の支援指針は、相談前に目標や使う資料を整理する際に使えます。出典:児発ガイドライン(27〜36頁)、国立障害者リハビリテーションセンター「乳幼児期」。
現行の児発指針と家庭向け遊び資料、教材ポータル、連携資料を根拠に整理しました。
閲覧日:2026年10月9日。
目標と支援内容の欄は、個別支援計画の読み方でも続けて確認できます。
個別支援計画の読み方を、次の面談で家庭の遊びを相談する際にお役立てください。
最終確認日:2026年10月9日
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