発達を指摘されたあと、豊橋市で最初にすることはひとつだけです。いくつもの窓口を回る必要はありません。
この記事には、そのあとに必要になる手続きを、順番に並べてあります。今日ぜんぶを読む必要はありません。今いるところだけ読んでください。
児童発達支援や放課後等デイサービスを利用するには受給者証が必要です。豊橋市の受給者証は種類ごとに色が分かれています。児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援・居宅訪問型児童発達支援などの障害児通所支援は白色の受給者証、居宅介護や短期入所などの障害福祉サービスは青色、移動支援や日中一時支援などの地域生活支援事業は黄色です。
窓口は市役所東館1階の障害福祉課(福祉サービスグループ)12番窓口で、市内に区や支所の窓口はありません。電話は 0532-51-2347です。手当の問い合わせ先である障害福祉課の代表番号 0532-51-2345 とは番号が違います。受付は月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時15分(祝日、年末年始を除く)です。
申請のときは聞き取りを行うため、支給申請に関わるお子さん本人と一緒に来庁します。申請後は事業所の見学や体験を通じて利用内容を相談し、相談支援専門員に障害児支援利用計画案の作成を依頼して障害福祉課に提出します。利用計画案の提出から受給者証の発行までは1週間から3週間程度かかり、受給者証は自宅へ送られます。
手帳がなくても、難病や発達障害の診断を受けていて支援が必要な18歳未満の方は利用できます。ただし医師の診断書など書類の提出が必要になる場合があるため、障害福祉課に相談します。
| 区分 | 利用者負担上限月額 |
|---|---|
| 生活保護世帯、非課税世帯 | 0円 |
| 市民税課税世帯(所得割額28万円未満) | 4,600円 |
| 市民税課税世帯(所得割額28万円以上) | 37,200円 |
幼児教育の無償化にともない、3歳から5歳のお子さんが障害児通所支援(放課後等デイサービスを除く)を利用する場合の利用料は無償化されます。また就学前の児童については、きょうだいの状況に応じて負担額が下がる多子軽減措置があります。食費・光熱水費は全額自己負担です。
出典:障害児通所支援について(障害福祉課)/豊橋市こども発達支援ガイド(令和7年度版・PDF)/豊橋市こども発達支援ガイド/就学前の障害児通所支援利用児童に対する多子軽減措置
発達の相談の入口は豊橋市こども発達センター(豊橋市中野町字中原100番地、保健所・保健センター「ほいっぷ」内、電話 0532-39-9200)です。子どもの成長を支援する療育システムの拠点として、市が相談・医療・通園を行っています。相談部門がセンター利用の最初の窓口で、専門的な知識を持つ相談員が相談に応じます。
開いているのは火曜日から土曜日の午前8時30分から午後5時15分です。月曜日と日曜日、祝休日、年末年始は休館です。市役所の開庁日(月曜日から金曜日)とずれているため、電話をかける曜日にご注意ください。
在宅の18歳未満のお子さんと家族を支える障害児等療育支援事業もあり、こども発達センターもその実施機関の一つです。いずれも予約が必要です。
通所して発達支援を受ける場としては、市内に児童発達支援センターが4か所あります。担当が住んでいる小学校校区で決まるのが豊橋市の特徴です。施設名・電話番号・担当する小学校校区の一覧は、市の「児童発達支援センターについて」のページに載っています。いずれも予約制で、電話相談もできます。
| 窓口 | 電話・受付時間 |
|---|---|
| 豊橋市こども発達センター(中野町字中原100番地・ほいっぷ内) | 0532-39-9200/火曜日〜土曜日 8時30分〜17時15分 |
| こども保健課(同じくほいっぷ内。健診・母子保健の相談) | 0532-39-9160/月曜日〜金曜日 8時30分〜17時15分 |
施設名の記載は、市の「児童発達支援センターについて」のページと「豊橋市こども発達支援ガイド」でご確認ください。
出典:こども発達センター(健康部)/児童発達支援センターについて(障害福祉課)/豊橋市こども発達支援ガイド(令和7年度版・PDF)/豊橋市障害者福祉ガイドブック「くらたあ」
就学の相談は豊橋市教育会館の相談室で行う「にじの子相談」です(豊橋市神野ふ頭町3番地22、電話 0532-33-1366)。特別な支援を必要とするお子さんと保護者の教育相談に対応します。同じ教育会館の「教育相談」は 0532-33-2115 で、番号が違います。
流れは申込 → 予約(面談日の希望をうかがいます)→ 面談(担当の相談員が面談します)です。専任の相談員・心理判定員が担当し、必要に応じて各種検査を行います。治療や訓練が必要な場合は他の機関や専門医を紹介します。
受付は月曜日から土曜日の午前9時から午後5時で、日曜日・祝日・年末年始は休みです。暴風雨や津波などの警報が発令された場合は相談業務を中止することがあります。市のページに就学相談の申込期限は示されていません。気になった時点で電話をして、面談日を決める形です。
就学や入級の適正を判断する組織として豊橋市立小・中学校教育支援委員会が置かれており、連絡先は教育会館(0532-33-2113)です。
| 相談 | 電話・受付時間 |
|---|---|
| にじの子相談(就学相談・教育会館相談室) | 0532-33-1366/月曜日〜土曜日 9時〜17時 |
| 教育相談(教育会館相談室) | 0532-33-2115/月曜日〜土曜日 9時〜18時30分 |
就学時健康診断を休むときは、必ず受診会場(小学校)に電話をします。会場の電話番号は案内通知または市が公開している日程一覧表に載っています。
出典:にじの子相談(豊橋市教育会館)/教育相談(豊橋市教育会館)/豊橋市立小・中学校教育支援委員会(学校教育課)/就学時健康診断(保健給食課)/豊橋市こども発達支援ガイド(令和7年度版・PDF/相談機関の連絡先一覧)
豊橋市の乳幼児健診は集団健診と医療機関健診に分かれています。4か月児・1歳6か月児・3歳児健康診査は集団健診で、会場は保健所・保健センター(ほいっぷ)2階のプレイルームです。会場を選ぶのではなく、健診の1か月前ごろに自宅へ届く「健康診査票」に日時が印刷されています。都合が悪いときは事前にこども保健課へ連絡し、変更の手続きをします。
一方、乳児健康診査(1か月ごろと6〜10か月ごろ)と2歳児歯科健康診査は医療機関で受けます。乳児健康診査の受診票2回分は、母子健康手帳の交付時に「妊産婦・乳児健康診査等受診票つづり」に綴じ込んで渡されます。
集団健診は2時間程度かかることもあります。時間に余裕をもって出かけてください。対象の月齢が過ぎても健康診査票が届かない場合は、こども保健課(0532-39-9160)に連絡します。
5歳児健康診査については、豊橋市の母子保健のページに記載を見つけられませんでした。市が「一目でわかる豊橋市の母子保健」で示している健診は3歳児健康診査までです。5歳児健診の有無はこども保健課(0532-39-9160)にお確かめください。
| 健診 | 受け方 |
|---|---|
| 乳児健康診査(1か月ごろ・6〜10か月ごろ) | 医療機関。受診票を持って小児科医療機関で受診 |
| 4か月児健康診査(3〜4か月児) | 集団健診(ほいっぷ2階プレイルーム) |
| 1歳6か月児健康診査(1歳7か月〜1歳8か月児) | 集団健診(ほいっぷ2階プレイルーム) |
| 2歳児歯科健康診査(2歳の誕生月の1日から6か月後の末日まで) | 医療機関。受診券を2歳の誕生月の前月末に発送 |
| 3歳児健康診査(3歳2か月〜3歳3か月児) | 集団健診(ほいっぷ2階プレイルーム) |
妊娠・出産・子育ての相談は、こども保健課の専用電話 0532-39-9188(月曜日から金曜日 8時30分〜17時15分、祝日・年末年始を除く)でも受け付けています。
出典:妊産婦・乳幼児の健診(育なび)/一目でわかる豊橋市の母子保健(こども保健課)/4か月児健康診査/1歳6か月児健康診査/3歳児健康診査/歯科健康診査(2歳児歯科健康診査)/乳児健康診査
手当の窓口は市役所東館1階の障害福祉課(電話 0532-51-2345)です。受給者証など障害福祉サービスの手続きは同じ課の福祉サービスグループ 0532-51-2347 で、番号が違います。
豊橋市には国・県の手当のほかに、市独自の「豊橋市障害者扶助料」があります。身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方に、等級に応じて市から支給されます(施設入所者を除く、一部支給制限あり)。
扶助料は手帳の交付と同時に自動的に支給されるものではありません。原則として手帳を受け取るときに預金通帳等を持参して申請します。支給は申請日の翌月分からです。
障害児福祉手当と特別児童扶養手当は、手帳の有無にかかわらず所定の様式の診断書で判断され、所得制限などの条件があります。
| 手当 | 支給月額 |
|---|---|
| 特別児童扶養手当(身体障害1〜2級またはA判定) | 56,800円 |
| 特別児童扶養手当(身体障害3級(4級の一部を含む)またはB判定) | 37,830円 |
| 障害児福祉手当 | 16,100円 |
| 豊橋市障害者扶助料(身体1級・精神1級・療育A判定・合併) | 4,200円 |
| 豊橋市障害者扶助料(身体3級・精神2級・療育B判定) | 2,300円 |
受給要件の確認のため、障害児福祉手当は毎年8月頃に現況届を、特別児童扶養手当は毎年8月頃に所得状況届を提出します。金額は市の障害者福祉ガイドブック「くらたあ」(令和8年9月版)の記載です。
出典:豊橋市障害者扶助料の支給について(障害福祉課)/手当の支給について(障害福祉課)/豊橋市障害者福祉ガイドブック「くらたあ」
豊橋市で児童福祉法・母子保健法に規定される「こども家庭センター」の児童福祉機能を担っているのは、こども若者支援センター「ココエール」です。子ども・若者育成支援推進法に規定される「子ども・若者総合相談センター」の機能も併せもち、妊産婦から子育て世帯、こどもや若者、その家族からの相談を受けます。
場所は豊橋市松葉町三丁目1番地で、こども未来館「ここにこ」の東隣です。代表電話は 0532-54-7830。月曜日から金曜日は午前9時から午後7時、土曜日・日曜日は午前9時から午後5時まで開いています(祝日・年末年始を除く)。市役所が閉まっている土曜日・日曜日も相談できるのが特徴です。
「ココエール」は愛称で、令和7年4月にこども若者総合相談支援センターから名称が変わりました。担当する事務は児童相談、要保護児童対策ネットワーク協議会、子ども・若者の自立支援、総合相談窓口です。
母子保健の側については、市のページに「こども家庭センター」という言葉での説明を見つけられませんでした。妊娠・出産・子育ての総合相談は、保健所こども保健課の専用電話 0532-39-9188(月曜日から金曜日 8時30分〜17時15分)と、こども未来館ここにこ(0532-21-5528、開館日 9時30分〜17時)で受け付けています。
| 窓口 | 電話・開いている時間 |
|---|---|
| こども若者支援センター「ココエール」(松葉町三丁目1番地) | 0532-54-7830/月〜金 9時〜19時、土・日 9時〜17時 |
| 妊娠・出産・子育て総合相談窓口(保健所・保健センター) | 0532-39-9188/月〜金 8時30分〜17時15分 |
こども専用の相談ダイヤル(県内無料)0800-200-7832 もあります。
出典:こども若者支援センター(ココエール)/妊娠・出産・子育て総合相談窓口(こども保健課)
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
手ぶらで行っても相談はできます。ただ、次のものがあると話が早く進みます。
①から⑥までにかかる期間は、市区町村と時期によって違います。数週間で進むこともあれば、数か月かかることもあります。急ぐ事情があるときは、最初の相談でそう伝えてください。
発達障害者支援法 第2条は、発達障害を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定めています。
これは法律の定義であって、医学の診断基準とは別のものです。また、支援を受けるために診断名が必ず要る、とは条文に書かれていません。
※上記の出典は2026年9月9日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。