発達を指摘されたあと、富山市で最初にすることはひとつだけです。いくつもの窓口を回る必要はありません。
この記事には、そのあとに必要になる手続きを、順番に並べてあります。今日ぜんぶを読む必要はありません。今いるところだけ読んでください。
富山市で障害児通所支援(児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援など)の受給者証を出すのはこども家庭部 こども健康課です。窓口は市役所西館3階(富山市新桜町7番38号)で、障害児支援を担当するのは児童発達支援係(076-443-2279)です。同じ課でも児童相談係は076-443-2038、母子保健係は076-443-2248と番号が分かれています。
市は申請窓口を「こども健康課(市役所西館3階)、各行政サービスセンターこども福祉係」と示しています。富山市には大沢野・大山・八尾・婦中の4つの行政サービスセンターがあり、そこでも申請できます。山田・細入には中核型地区センターがありますが、市が示す申請窓口には入っていません。
新規で申請する場合は、原則として本人(18歳未満の場合は保護者)が窓口へ行く必要があります。郵送での申請ができるのは更新のときだけで、その場合の聞き取り調査は電話で行われます。障害者手帳は必須ではありませんが、手帳を持っていない場合は、児童の発達に支援が必要であることがわかる診断書または意見書の提出が必要です。
| 申請できる窓口 | 電話番号 |
|---|---|
| こども健康課 児童発達支援係(市役所西館3階) | 076-443-2279 |
| 大沢野行政サービスセンター こども福祉係(高内365番地) | 076-467-5830 |
| 大山行政サービスセンター こども福祉係(上滝567番地) | 076-483-2594 |
| 八尾行政サービスセンター こども福祉係(八尾町福島200番地) | 076-455-2461 |
| 婦中行政サービスセンター こども福祉係(婦中町速星754番地) | 076-465-2125 |
就学前の障害児の発達支援は無償化されています。対象は児童発達支援・医療型児童発達支援・居宅訪問型児童発達支援・保育所等訪問支援などで、期間は満3歳になって初めての4月1日から3年間です。医療費や食費など実費で負担しているものは対象外で、日中一時支援や短期入所も対象外です。
出典:障害児通所支援(児童発達支援、放課後等デイサービス、保育所等訪問支援など)について(富山市)(2025年7月9日 更新)/障害児通所支援の申請手続きについて(富山市)(2026年5月21日 更新)/障害児通所支援サービスの利用者負担について(富山市・PDF)/就学前障害児の発達支援の無償化(富山市)(2023年12月6日 更新)/行政サービスセンター等の紹介(富山市)(2023年6月16日 更新)/こども健康課(富山市)(2024年11月6日 更新)
富山市には区がないかわりに、7か所の保健福祉センターが地区ごとに担当を分けています。0歳から6歳までのお子さんの心身の発達や育児について、保健師や栄養士等が個別に相談に応じる乳幼児健康相談は完全予約制で、お住まいの地区を担当する保健福祉センターに電話して申し込みます。電話だけの相談(発育・発達相談、育児相談、離乳食・食事の相談など)も平日8時30分から17時15分まで受け付けています。
担当の分かれ方は、行政サービスセンターの分かれ方とは一致しません。たとえば細入北部・細入南部は大沢野保健福祉センター、山田は八尾保健福祉センター、婦中の地区は西保健福祉センター(婦中町羽根1105-7)が担当します。下の表で自分の地区を探してください。
ことばの相談は別の窓口にもあります。富山市子育て支援センター(CiC 4階、富山市新富町一丁目2-3、076-444-1110)では、言語聴覚士や言語指導員による幼児ことばの教室(要予約・個別)と、小児科医が個別にことばの発達などの相談に応じるすくすく相談(要予約。毎月第2火曜日 13時45分から16時10分、一人20分程度。8月は第1火曜日、4月と1月は除く)を行っています。この電話は24時間の電話相談も受けています。
このほか、富山市まちなか総合ケアセンター(富山市総曲輪4丁目4番8号、076-461-3603)の中にこども発達支援室があり、心や身体の発達が気になるお子さんの乳幼児期からの早期支援と、ライフステージに応じた切れ目のない支援を行っています。
| 保健福祉センターと電話番号 | 担当する地区 |
|---|---|
| 中央保健福祉センター 076-422-1172(星井町2丁目7-30) | 総曲輪、愛宕、安野屋、八人町、五番町、柳町、清水町、星井町、西田地方、堀川、東部、奥田、桜谷、五福、神明、新庄、新庄北 |
| 南保健福祉センター 076-428-1156(蜷川459-1) | 堀川南、藤ノ木、山室、山室中部、太田、蜷川、新保、熊野、月岡、光陽 |
| 北保健福祉センター 076-426-0050(岩瀬文化町23-2) | 奥田北、岩瀬、萩浦、大広田、浜黒崎、針原、豊田、広田、四方、八幡、草島、倉垣、水橋中部、水橋西部、水橋東部、三郷、上条 |
| 大沢野保健福祉センター 076-467-5812(高内365) | 下夕、小羽、船峅、大沢野、大久保、細入北部、細入南部 |
| 大山保健福祉センター 076-483-1727(上滝567) | 上滝、大山、大庄、福沢 |
| 八尾保健福祉センター 076-455-2474(八尾町福島200) | 八尾、保内、杉原、卯花、室牧、黒瀬谷、野積、仁歩、大長谷、山田 |
| 西保健福祉センター 076-469-0770(婦中町羽根1105-7) | 呉羽、長岡、寒江、古沢、老田、池多、速星、鵜坂、朝日、宮川、婦中熊野、古里、音川、神保 |
子育て全般の悩みは、こども健康課(076-443-2038、平日8時30分から17時15分)でも家庭児童相談員・社会福祉士・保育士・保健師が個別相談に応じています。心身やことばの発達の相談は、富山市子育て支援センター(076-444-1110)が電話は24時間、面談はCiCの休館日と年末年始を除く毎日10時から17時に受けています。
出典:幼児の健康・育児相談(富山市)(2025年3月11日 更新)/乳幼児健康相談(個別相談)(育さぽとやま・富山市)(2022年03月11日 更新)/乳幼児の言葉と発達の相談(育さぽとやま・富山市)(2026年05月07日 更新)/地域の障害児に対する支援体制や中核機能について(富山市)(2025年6月3日 更新)/障害児等療育支援事業(育さぽとやま・富山市)(2023年4月1日 更新)/こども発達支援室(育さぽとやま・富山市)(2023年4月1日 更新)/富山市まちなか総合ケアセンター(富山市)(2023年1月12日 更新)/児童の相談ごと(富山市)(2025年3月13日 更新)
富山市の就学に向けた相談は「さわやか相談会」という名前で、育さぽとやまでは「発達就学相談」として案内されています。申込先は教育委員会 学校教育課(076-443-2135)で、事前予約が必要です。予約の電話のときに、当日の相談内容やお子さんの様子を聞かれます。学校教育課の代表番号(076-443-2134)とは番号が違います。
対象は富山市在住の幼児から中学生とその保護者で、相談は無料、お子さんと一緒に行きます。相談は幼稚園教諭、保育士、保健師、特別支援学校教員等、児童発達支援センター・保育所(園)・幼稚園・特別支援学校・教育事務所・県総合教育センター・富山市教育委員会などの職員が担当します。1組あたり45分から50分程度で、時間は【前半】13時30分から14時20分、【後半】15時00分から15時50分です。
市は「子どもに障害がある場合、どんな支援が受けられるか知りたい」「特別支援学校を希望する場合の就学の流れについて教えてほしい」「特別支援学級の種類と違いについて知りたい」「通級指導教室について知りたい」「学校を見学する際の時期や方法について知りたい」といった相談に情報提供を行うとしています。ただし「さわやか相談会で就学先を決定するわけではありません」と明記されています。
小学校入学の手続きそのものは、毎年9月上旬に就学時健康診断日のお知らせ(ハガキ)、2月上旬に就学通知書(ハガキ)が保護者あてに送られます。「障害のある子どもの場合」「附属小学校や特別支援学校などへ入学するとき」は学校教育課(076-443-2134)に問い合わせるよう案内されています。
| 用件 | 窓口と電話 |
|---|---|
| 発達や就学について相談したい(さわやか相談会・発達就学相談) | 教育委員会 学校教育課 076-443-2135。事前予約が必要 |
| 障害のある子どもの入学、附属小学校・特別支援学校への入学、就学通知書が届かない | 教育委員会 学校教育課 076-443-2134 |
| 就学時健康診断の通知(ハガキ)が届かない | 教育委員会 学校保健課 076-443-2136 |
さわやか相談会の案内は市の公式サイトの本文には載っておらず、学校教育課のページに置かれたPDFのリーフレットの中にだけ日程と時間が書かれています。ページを開いただけでは分からないので、リーフレットを開いて確かめてください。
出典:令和8年度さわやか相談会のご案内(富山市教育委員会 学校教育課・PDF)/学校教育課(富山市教育委員会事務局)(2026年9月7日 更新)/発達就学相談(育さぽとやま・富山市)(2021年4月1日 更新)/小・中学校への入学(富山市)(2025年3月13日 更新)/就学時の健康診断(富山市)(2026年8月26日 更新)
富山市の乳幼児健診は、乳児一般健康診査だけが医療機関での個別健診で、4か月児・1歳6か月児・3歳児の3つは保健福祉センターでの集団健診です。集団健診は「対象の方には、個別に通知します」と案内されていて、自分で日を選んで申し込むものではありません。会場はお住まいの地区を担当する保健福祉センターです。
令和8年4月1日から、集団健診での受診が難しく配慮が必要なお子さんのために、個別健診の受診費用の助成が始まりました。障害や医療的ケア等が理由で集団健診の受診が難しいお子さんが対象で、まず集団健診での受診の可否を主治医に相談し、利用を希望する場合は受診の前に管轄の保健福祉センターに連絡します。
富山市の公式サイトと母子健康手帳アプリ「育さぽとやま」には、5歳児健康診査の案内はありません(2026年9月時点で、「子どもの健診・予防接種」に載っているのは乳児一般健康診査、乳幼児健康診査(集団健診)、個別の乳幼児健康診査費用助成、よい歯づくり講座・フッ化物塗布、予防接種です)。5歳前後の発達の心配は、保健福祉センターの乳幼児健康相談(0歳から6歳)や、就学に向けたさわやか相談会で受け付けています。
| 健診 | 対象と受け方 |
|---|---|
| 乳児一般健康診査(個別健診) | 1歳未満。出生届のときに受診票を2回分交付。富山県内の医療機関で無料。6か月から7か月ごろと9か月から10か月ごろの受診がすすめられています |
| 4か月児健康診査(集団健診) | 3から4か月ごろ。保健福祉センターで実施。対象の方に個別に通知が届きます |
| 1歳6か月児健康診査(集団健診) | 1歳6か月から1歳8か月ごろ。保健福祉センターで実施 |
| 3歳児健康診査(集団健診) | 3歳6か月から3歳8か月ごろ。保健福祉センターで実施 |
集団健診の会場は保健福祉センターです。担当は住んでいる地区で決まり、この項目の「発達の相談」の表と同じ分かれ方です(細入は大沢野、山田は八尾、婦中は西)。
出典:乳幼児健康診査(集団健診)(育さぽとやま・富山市)(2026年6月8日 更新)/乳児一般健康診査(個別健診)(育さぽとやま・富山市)(2021年4月1日 更新)/個別の乳幼児健康診査費用助成(育さぽとやま・富山市)(2026年6月8日 更新)/乳幼児健康診査(富山市)
手当の窓口は受給者証の窓口とは別の部です。障害児福祉手当と市独自の心身障害者・児福祉金は福祉保健部 障害福祉課 障害福祉係(076-443-2056)、特別児童扶養手当はこども家庭部 こども福祉課 こども医療係(076-443-2249)が担当します。受給者証はこども健康課 児童発達支援係(076-443-2279)でしたので、間違えやすいところです。
行政サービスセンターでも受け付けますが、係が違います。障害児福祉手当と福祉金は各行政サービスセンターの地域福祉係、特別児童扶養手当はこども福祉係です。
市は「手当については、身体障害者手帳・愛護手帳・精神障害者保健福祉手帳を持っていても」自動で支給されるものではないとして、それぞれに支給要件と所得制限があることを示しています。特別児童扶養手当は、障害等級1級の身体障害者手帳の交付から1年以内の方(内部障害を除く)または療育手帳Aをお持ちの方は、診断書が不要になる場合があります。
| 手当・福祉金 | 月額・支給月・窓口 |
|---|---|
| 障害児福祉手当(20歳未満で、日常生活において常時の介護を必要とする在宅の障害児) | 月額16,560円。2月・5月・8月・11月の中旬に振込。窓口は障害福祉課 障害福祉係 076-443-2056、または各行政サービスセンター 地域福祉係 |
| 特別児童扶養手当 1級(別表1に該当) | 月額58,450円。年3回(4月・8月・12月。12月期分は11月支払い)。窓口はこども福祉課 こども医療係 076-443-2249、または各行政サービスセンター こども福祉係 |
| 特別児童扶養手当 2級(別表2に該当) | 月額38,930円。支給月と窓口は1級と同じ |
| 心身障害者・児福祉金(富山市独自。20歳未満は身体障害者手帳1から4級、療育手帳A・B、精神障害者保健福祉手帳1・2級) | 年額24,000円(月額2,000円)。9月下旬と3月下旬の年2回。窓口は障害福祉課 障害福祉係 076-443-2056、または各行政サービスセンター 地域福祉係 |
障害児福祉手当は毎年8月上旬に現況を確認する届書が郵送されるので、提出してください。また、施設に入所したとき、障害の程度が該当しなくなったとき、氏名・住所・振込口座を変更したときは、ただちに届け出るよう案内されています。
出典:福祉金・手当(富山市)(2026年4月1日 更新)/障害福祉のしおり(令和8年度版)P29〜P42(富山市・PDF)/障害福祉のしおり(富山市)(2026年9月4日 更新)
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ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
手ぶらで行っても相談はできます。ただ、次のものがあると話が早く進みます。
①から⑥までにかかる期間は、市区町村と時期によって違います。数週間で進むこともあれば、数か月かかることもあります。急ぐ事情があるときは、最初の相談でそう伝えてください。
発達障害者支援法 第2条は、発達障害を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定めています。
これは法律の定義であって、医学の診断基準とは別のものです。また、支援を受けるために診断名が必ず要る、とは条文に書かれていません。
※上記の出典は2026年9月9日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。