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大分市で発達を指摘されたら——まず相談する窓口

最終更新:2026年9月18日
健診や園で「一度相談してみては」と言われた——その日の夜に読むページです。
大分市で、どこに電話をかければよいのか。大分市の公式ページで2026-09-09に確かめた事実だけを、出典つきで並べました。
確かめられなかったことは「確認できませんでした」と書いています。推測は書きません。

結論から——大分市で、まず電話をかける先

発達を指摘されたあと、大分市で最初にすることはひとつだけです。いくつもの窓口を回る必要はありません。

最初の一本
就学前のお子さんの発達が気になるときは、まず お住まいの地区の保健センター・保健福祉センターに電話してください。大分市は「巡回療育相談」という予約制の相談を置いていて、専門スタッフの診察と相談が受けられます。地区は3つに分かれ、大分地区=中央保健センター 097-536-2516、鶴崎・大在・坂ノ市・佐賀関地区=東部保健福祉センター 097-527-2143、稙田・大南・野津原地区=西部保健福祉センター 097-541-1496です。
大分市は中核市で区はありません。ただし用件ごとに分かれ方が違います。受給者証は市内で1か所(市役所本庁舎1階の障害福祉課 097-537-5658)だけ、手当は障害福祉課に加えて8つの支所などでも受け付け、乳幼児健診は市内8地区です。

大分市の窓口の情報は、3つのページに分けています。今日ぜんぶを読む必要はありません。知りたいことが載っているページだけ開いてください。

知りたいこと載っているページ
発達の相談をする窓口このページ
こども家庭センターこのページ
通所受給者証を申請する窓口② 受給者証と手当
障害児福祉手当の窓口② 受給者証と手当
乳幼児健診・5歳児健診③ 健診と就学相談
就学相談の申し込み③ 健診と就学相談

発達の相談は、どこにするのか(大分市)

乳幼児の発達の相談は、大分市保健所の3つのセンターが行う「巡回療育相談」が入口です。対象は「心身や情緒面での発達の遅れが気になる乳幼児」で予約制、内容は専門スタッフによる診察と各種相談です。会場と担当地区は下の表のとおりで、区ではなく旧市町村単位の地区で分かれます。

日ごろの育児の悩みは「育児相談」として、保健師・栄養士が応じます。こちらは市内8か所(中央保健センター、東部・西部保健福祉センター、大在・坂ノ市・佐賀関・大南・野津原の各健康支援室)の窓口で、月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時15分に受け付けています。電話1本で済ませたいときは専用ダイヤル「すこやか育児電話相談」097-537-8181(月曜日から金曜日の午前9時から午後4時30分)があります。

子育ての心配やこども自身の悩みなど、0歳から18歳未満のこどもに関するあらゆる相談は子ども家庭支援センター(中央・東部・西部の3か所)が受けます。社会福祉士・心理士・家庭相談員などが応じます。坂ノ市市民行政センターと大南市民センターでの出張相談もあり、こちらは日程調整が必要です。

障がいに関する相談は、市が委託している大分市障がい者相談支援センター(大分西部公民館併設・大分市王子新町5番1号・利用料無料)でも受けられます。電話・ファクス・来所・訪問から選べ、主に身体障がい 097-576-8887/主に知的障がい 097-576-8888/主に精神障がい 097-576-8889と障がい別に番号が分かれています。緊急の相談は「あんしんコール」097-529-7299です。

お住まいの地区巡回療育相談の会場と電話
大分地区中央保健センター 097-536-2516
鶴崎・大在・坂ノ市・佐賀関地区東部保健福祉センター 097-527-2143
稙田・大南・野津原地区西部保健福祉センター 097-541-1496
こども全般の相談(0〜18歳未満)中央子ども家庭支援センター 097-537-5688(市庁舎城崎分館2階・午前8時30分〜午後6時)
同上(鶴崎・大在・坂ノ市・佐賀関方面)東部子ども家庭支援センター 097-527-2140(鶴崎市民行政センター1階・午前8時30分〜午後5時15分)
同上(稙田・大南・野津原方面)西部子ども家庭支援センター 097-541-1440(稙田市民行政センター1階・午前8時30分〜午後5時15分)
親子で通う「にこにこルーム」があります
大分市は親子通所事業「にこにこルーム」を子育て交流センター内で行っています。対象は「ことばや発達に不安のある、おおむね1歳6カ月から就学前までの子どもとその保護者」で、遊びや生活指導を通して生活習慣の自立や社会性の発達を支えます。定員30人、受付は午前9時から午後5時(土曜日・日曜日、第2・第4月曜日、祝日は休み)、電話は097-576-8247です。申し込みには通所申請書のほか、保健所または子ども家庭支援センターが発行する「にこにこルーム通所に関する意見書」が必要で、代理申請はできません。おやつ代等の実費負担があります。

同じ建物にあって番号が1つしか違わない窓口があります。鶴崎市民行政センター1階には東部保健福祉センター(097-527-2143)と東部子ども家庭支援センター(097-527-2140)が、稙田市民行政センター1階には西部保健福祉センター(097-541-1496)と西部子ども家庭支援センター(097-541-1440)が並んでいます。乳幼児健診や巡回療育相談は保健(福祉)センター、子育て全般の相談は子ども家庭支援センターです。

出典:巡回療育相談(大分市)(2018年1月15日 更新)/育児相談(窓口・専用電話)(大分市)(2018年1月15日 更新)/子ども家庭支援センターをご利用ください(大分市)(2026年7月22日 更新)/親子通所事業「にこにこルーム」(大分市)(2017年4月1日 更新)/障害児通所支援の利用について(大分市)(2025年4月28日 更新)

こども家庭センター(大分市)

大分市にはこども家庭センターがあります。ただし、公式サイトに「こども家庭センター」という名前の窓口案内ページはありません。市の計画資料(第3期すくすく大分っ子プランの令和7年度実績)に「母子保健と児童福祉の複合化する事案に早期から対応するため、市内3か所に『こども家庭センター』を設置し、相談支援体制の強化を図る」「各センターには、母子保健と児童福祉の両分野の専門的知識を有する『統括支援員』を配置し、一体的な相談支援に努める」と書かれています。同じ資料には「こども家庭センターを設置し2年経過し」との記載もあります。

実際に相談を受け付ける窓口として市が案内しているのは、中央・東部・西部の3つの「子ども家庭支援センター」です。計画資料でも「中央こども家庭センターには、社会福祉士、保健師等の専門職を『地域子育てコーディネーター』として配置し、巡回支援等を行う」と書かれています。名前が2通りあるので、電話をかけるときは「子ども家庭支援センター」を目印にしてください。

相談には社会福祉士・心理士・家庭相談員などが応じます。0歳から18歳未満のこどもに関する相談のほか、ヤングケアラーやダブルケアラーの相談、児童虐待の相談・通告も同じ窓口です。相談内容に応じて、利用できるサービスの紹介やカウンセリングを行います。

窓口場所・電話・開所時間
中央子ども家庭支援センター大分市庁舎城崎分館2階(大分市城崎町2丁目3番4号)/097-537-5688/午前8時30分〜午後6時
東部子ども家庭支援センター鶴崎市民行政センター1階/097-527-2140/午前8時30分〜午後5時15分
西部子ども家庭支援センター稙田市民行政センター1階/097-541-1440/午前8時30分〜午後5時15分
坂ノ市市民行政センターでの出張相談申し込みは東部子ども家庭支援センター 097-527-2140
大南市民センターでの出張相談申し込みは西部子ども家庭支援センター 097-541-1440
出張相談は申し込み先が会場と違います
子ども家庭支援センターは、坂ノ市市民行政センターと大南市民センターで、育児・しつけ・発達・子育て不安などの出張相談を行っています。ただし会場に直接行くのではなく、事前の日程調整が必要で、申し込み先も会場ごとに決まっています。坂ノ市は東部子ども家庭支援センター(097-527-2140)、大南は西部子ども家庭支援センター(097-541-1440)です。

DV(ドメスティック・バイオレンス)の相談は097-537-5666の専用番号です。子ども家庭支援センターの番号とは別に用意されています。

出典:子ども家庭支援センターをご利用ください(大分市)(2026年7月22日 更新)/議事資料1「第3期すくすく大分っ子プラン」の各事業における令和7年度実績等について(PDF・大分市子ども・子育て会議)/各支所・連絡所(大分市)(2021年2月10日 更新)

相談の前に、用意しておくとよいもの

手ぶらで行っても相談はできます。ただ、次のものがあると話が早く進みます。

メモの書き方
「言葉が遅い」ではなく、「2歳半で、単語は10個くらい。二語文は出ていない」のように、数と場面で書くと、相手に正確に伝わります。

相談の場で聞かれることと、その理由は発達相談で聞かれることに、申請までに整理しておくと話が早いことは受給者証申請の準備チェックリストにまとめています。

相談したあと、どう進むのか

  1. 相談——話を聞いてもらいます。ここで終わることもあります
  2. 発達の確認——必要に応じて、発達検査や医師の診察に進みます
  3. 受給者証の申請——支援を使うと決めたら、住んでいる市区町村に申請します
  4. 面接・調査——市区町村の担当者が、状況と必要な量を確かめます
  5. 受給者証の交付——支給量(月に何日使えるか)が書かれて届きます
  6. 事業所と契約——見学して選び、契約して利用が始まります

①から⑥までにかかる期間は、市区町村と時期によって違います。数週間で進むこともあれば、数か月かかることもあります。急ぐ事情があるときは、最初の相談でそう伝えてください。

「発達障害」という言葉について

発達障害者支援法 第2条は、発達障害を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定めています。

これは法律の定義であって、医学の診断基準とは別のものです。また、支援を受けるために診断名が必ず要る、とは条文に書かれていません。

大切なこと
指摘を受けたことは、お子さんに何かが足りない、という意味ではありません。早く分かれば、早く合う関わり方が見つかる、というだけのことです。

大分県のほかのページ

大分県全体の相談先(発達障害者支援センターなど)は大分県のページにまとめています。

ほかの市区町村は手続き・制度の一覧から探せます。

この記事で書かないこと

出典

※上記の出典は2026年9月9日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。

よくあるご質問

同じ障害福祉課なのに、電話番号がいくつもあるのはなぜですか。
大分市は用件ごとに担当が分かれていて、番号も違います。受給者証(障害児通所支援)は097-537-5658、障害児福祉手当・特別児童扶養手当は097-537-5786です。代表番号(097-534-6111)にかけると取り次ぎになるので、用件に合う番号を直接かけたほうが早く済みます。
「東部保健福祉センター」と「東部子ども家庭支援センター」はどう違いますか。
どちらも鶴崎市民行政センターの1階にありますが、別の窓口です。乳幼児健診・育児相談・巡回療育相談は東部保健福祉センター(097-527-2143)、0歳から18歳未満のこどもに関する子育て相談は東部子ども家庭支援センター(097-527-2140)です。電話番号が1つしか違わないので確かめてからかけてください。稙田市民行政センター1階の西部保健福祉センター(097-541-1496)と西部子ども家庭支援センター(097-541-1440)も同じ関係です。
受給者証がないと、相談もできませんか?
いいえ。相談は受給者証がなくてもできます。受給者証が必要になるのは、児童発達支援や放課後等デイサービスを実際に使うときです。
診断名がないと、支援は受けられませんか?
診断名が必ず要る、とは児童福祉法の条文に書かれていません。実際の運用は市区町村によって違うため、窓口でお確かめください。
相談したら、必ず何かをすることになりますか?
いいえ。話を聞いて終わりにしてもかまいません。相談したことが記録に残って不利になる、ということもありません。
こども家庭センターは、どの市区町村にもありますか?
児童福祉法 第10条の2 は「市町村は、こども家庭センターの設置に努めなければならない」と定めています。設置は努力義務で、名前や置き方は市区町村によって違います。このページの「こども家庭センター」の節で、お住まいの市区町村のようすを確かめてください。
都道府県の発達障害者支援センターにも相談できますか?
発達障害者支援法 第14条は、都道府県知事が発達障害者支援センターに、発達障害のある人とその家族などからの相談に専門的に応じ、情報の提供や助言を行う業務を行わせる(または自ら行う)と定めています。市区町村の窓口とあわせて使えます。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は学会・職能団体・国の機関が公開している情報にもとづいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。

制度のこと、見学のときに一緒に確認できます

のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。