発達を指摘されたあと、宮崎市で最初にすることはひとつだけです。いくつもの窓口を回る必要はありません。
この記事には、そのあとに必要になる手続きを、順番に並べてあります。今日ぜんぶを読む必要はありません。今いるところだけ読んでください。
児童発達支援や放課後等デイサービスを利用するには、市に申請して受給者証の交付を受けます。申請の窓口は障がい福祉課(宮崎市役所 本庁舎1階)、または各総合支所の地域市民福祉課(佐土原・田野・高岡・清武の4か所)です。市は「障がい福祉課又は各総合支所地域市民福祉課窓口にて申請を行います」と案内しています。
🔴 同じ障がい福祉課でも、用件で係と電話番号が変わります。障がい福祉サービス・障がい児通所支援の申請は障がいサービス係 0985-42-6442、手当や医療費の助成は医療福祉係 0985-21-1772です(市の福祉ガイドブックの記載)。課の代表番号は0985-21-1772です。
総合支所の地域市民福祉課も、福祉ガイドブックには代表番号とは別の番号が載っています。佐土原 0985-73-1113/田野 0985-86-1113/高岡 0985-82-1112/清武 0985-85-1104です。総合支所の開庁時間は8時45分から16時30分です。
就学前の無償化=児童発達支援と保育所等訪問支援は、満3歳になって初めての4月1日から3年間、保護者の所得に関係なく利用者負担が無料です。放課後等デイサービスは無償化の対象ではありません。
| 所得区分 | 負担上限月額 |
|---|---|
| 生活保護(生活保護受給世帯) | 0円 |
| 低所得1(市町村民税非課税者で、障がい児の保護者の収入が年間80万円以下) | 0円 |
| 低所得2(市町村民税非課税者のうち、低所得1に該当しないもの) | 0円 |
| 一般1のうち 障がい児(18歳未満)=市町村民税課税世帯(所得割額28万円未満) | 4,600円 |
| 一般1のうち 障がい者(18歳以上)・20歳未満の入所施設利用者 | 9,300円 |
| 一般2(上記に該当しないもの) | 37,200円 |
第2子以降の未就学児には多子軽減措置があります。世帯の市町村民税所得割合算額が77,101円未満なら第2子は総費用額の5/100・第3子以降は0円、77,101円以上なら第1子が10/100・第2子が5/100です。無償化の対象になるお子さんは、多子軽減に関わらず利用者負担額は0円です。なお、申請から受給者証の交付までにどれくらいかかるかは、市のページに記載を見つけられませんでした。障がいサービス係(0985-42-6442)にお確かめください。
出典:障がい福祉サービス等の利用の手続き及び利用者負担(障がい福祉課)(2024年5月23日 更新)/障がい福祉サービス等の種類及び内容(児童発達支援等の無償化)(2026年4月16日 更新)/障がい者福祉ガイドブック(令和7年度 福祉ガイドブック)(2025年7月28日 更新)/総合支所の窓口業務(窓口案内)(2025年6月1日 更新)/地域センター(窓口案内・取扱業務)(2024年6月27日 更新)
発達の相談の中心は宮崎市総合発達支援センター(宮崎市新別府町久保田657-4)です。センター内の相談窓口は電話 0985-21-1975で、子育て・療育の相談を受け、市内で実施しているサービスを紹介します。市はこの窓口を基幹相談支援センターの1つとしても案内しています。
医師の診断を希望する場合は診療部で、就学前のお子さんが対象です。予約制なので、まず 0985-21-1616 に電話します。センターには、おおむね2歳から就学前のお子さんが毎日通う障がい児通所部(児童発達支援センター)と、おおむね0歳から2歳のお子さんを育てていて「育てにくさ」を感じている保護者向けの親子支援もあります。
🔴 保健師への相談は、お住まいの中学校区で窓口が2つに分かれます。親子保健課の地域子育て支援第一係と第二係で、場所も電話番号も違います(下の表)。受付は月曜日から金曜日の8時30分から17時15分(祝日、年末年始を除く)で、相談は無料です。
相談の内容に応じて、市の教室を紹介されることがあります。1歳6か月児健診の事後教室「ちびっこランド」(おおむね1歳6か月から2歳6か月、月曜日または金曜日の午前、基本は6回継続)、発達相談の「すこやかひろば」(おおむね2歳から、木曜日の午後・月2回)、5歳児健診の事後専門相談「にじいろクラス」、幼児教室「おひさまっこ教室」、親支援教室「ひなたカフェ」(いずれもおおむね年中児から就学前)で、いずれも無料・予約制、場所は宮崎市保健所2階です。
| 相談窓口(親子保健課) | 担当する中学校区 |
|---|---|
| 地域子育て支援第一係(市保健所1階・宮崎駅東)電話 0985-29-5281 | 宮崎東中、宮崎中、宮崎西中、大淀中、大宮中、檍中、住吉中、宮崎北中、東大宮中、生目南中、生目台中、佐土原中、広瀬中、久峰中、高岡中 |
| 地域子育て支援第二係(市総合福祉保健センター・花山手)電話 0985-52-1506 | 赤江中、木花中、青島中、大塚中、生目中、本郷中、赤江東中、田野中、清武中、加納中 |
市は、在宅のお子さんや保護者、園・学校の職員に向けた「宮崎市障がい児等療育支援事業」(巡回相談・外来療育等支援・施設支援)も行っています。その相談窓口の1つが総合発達支援センター内の窓口(0985-21-1975)です。
出典:乳幼児の子育て・発達に関する相談をお受けしています(親子保健課)(2026年5月19日 更新)/宮崎市総合発達支援センターについて(2026年4月1日 更新)/宮崎市障がい児等療育支援事業(2025年4月1日 更新)/宮崎市障がい者基幹相談支援・虐待防止センター(各種相談窓口)(2026年8月19日 更新)
就学の相談先は宮崎市教育相談センター(電話 0985-54-5511)です。所在地は宮崎市生目台西2丁目1番地1(旧 生目台西小学校)で、就学相談担当が対応します。予約制なので、まず電話をします。相談の費用は無料です。
🔴 宮崎市の就学相談は3種類あり、締切が別々です。令和9年度に小学校へ入学するお子さんの場合、定期就学相談は令和8年6月30日(火曜日)まで、随時就学相談は令和8年8月24日(月曜日)までに申し込みます。幼児相談は相談期間が11月から12月です。申込期限を過ぎると、就学相談が翌年1月以降になる場合があります。
🔴 申込みは郵送です。市のページにある「新入学児就学相談・幼児相談申込書」に記入し、教育相談センターへ郵送します。申込書が届いたあと、必要なら教育相談センターから日程調整の連絡があり、相談日が決まると案内が送られてきます。
あわせて、在籍している園に「園での活動等の様子」の作成を依頼します。市は「相談日の2週間前までに教育相談センターに提出しますので早めに記入をお願いします」と園に伝えるよう保護者に案内しています。園から返却されたら、保護者が教育相談センターへ郵送します。
| 相談の種類 | 申込みの期限・相談期間(令和8年度) |
|---|---|
| 定期就学相談(就学相談委員会委員と特別支援教育相談員が決められた日に実施。原則として専門機関等を受診している新入学児が対象) | 申込み期限=令和8年6月30日(火曜日) |
| 随時就学相談(教育相談センターの就学相談員が実施。専門機関等の受診の有無は問わない) | 申込み期限=令和8年8月24日(月曜日)/相談期間は5月下旬から10月末 |
| 幼児相談(教育相談センターの就学相談員が実施。専門機関等の受診の有無は問わない) | 相談期間=11月から12月 |
特別支援学級・通級指導教室の授業料は、一般の市立小・中学校と同じく無料です。通級指導教室については、市外の学校からの相談にも応じるとしています。制度全体の問い合わせ先は教育委員会 学校教育課(0985-85-1825)です。
出典:就学相談関係(新入学児就学相談・幼児相談のお知らせ、申込書)(2026年3月27日 更新)/障がいのあるお子さんの就学(学校教育課)(2026年6月30日 更新)
宮崎市の乳幼児健診は、医療機関で受けるものと集団健診に分かれます。1か月児・3〜4か月児・7〜8か月児・1歳児は医療機関、1歳児歯科と2歳児歯科は指定の歯科医院、1歳6か月児・3歳6か月児・5歳児は集団健診です。
🔴 集団健診の会場は「宮崎市保健所・中央保健センター」(宮崎市宮崎駅東1-6-2)だけです。市は「令和7年度から母子保健事業拡充のため、健診会場を集約して実施することになりました」と説明しており、会場の変更はできません。市域が広く総合支所がある市ですが、健診はこの1か所です。自家用車は南側駐車場を使います。所要時間は2時間程度です。
5歳児健康診査は年中児が対象で、二段階です。令和8年度は令和3年4月2日から令和4年4月1日生まれのお子さんが対象で、4月初めに個別に案内文書が郵送されます。一次健診は、保護者と入園先がそれぞれオンライン(宮崎市スマート申請)でアンケートに回答するもので、対象になる方全員が会場へ行くわけではありません。4月末までに回答すると6月の初め頃に結果が届きます。
一次健診の結果、保護者の心配の度合いが高い場合に二次健診(集団健診)が案内されます。二次健診の内容は集団遊び、問診、計測、診察で、必要に応じて個別相談があります。日程は案内文書の2次元コードから予約し、予約後の変更もできます。小児科での個別の5歳児健診は実施していません。
健診の問い合わせは親子保健課 子どもの健診係 0985-73-8200、1歳6か月児・3歳6か月児健診の日程変更は宮崎市コールセンター 0985-25-2111です。
| 健診 | 受け方 |
|---|---|
| 1か月児健康診査(生後27日を超え6週未満) | 医療機関(県内の小児科または産婦人科)。令和8年4月1日から費用助成を開始 |
| 3〜4か月児・7〜8か月児健康診査 | 県内の医療機関(小児科)で受診票を使って受診 |
| 1歳児健康診査 | 宮崎市・国富町・綾町内の医療機関。1歳から1歳3か月未満の間に使用 |
| 1歳児歯科健康診査(1歳〜1歳2か月) | 指定の歯科医院に電話予約。受診券は1歳2か月まで有効 |
| 1歳6か月児健康診査 | 一次健診=宮崎市保健所・中央保健センターでの集団健診(歯科検診・問診・計測)、二次健診=指定の小児科での個別の診察 |
| 2歳児歯科健康診査・フッ化物塗布(2歳) | 指定の歯科医院に電話予約。受診券は3歳の誕生日前日まで有効 |
| 3歳6か月児健康診査 | 宮崎市保健所・中央保健センターでの集団健診。尿検査・視覚検査あり |
| 5歳児健康診査(年中児) | 一次=全員がオンラインでアンケート、二次=案内された方のみ集団健診 |
台風等により健診を中止するなど変更がある場合は、市のホームページで知らせます。5歳児健診の一次健診に使う「宮崎市スマート申請」は、事前に利用者情報登録(アカウント作成)が必要です。保護者は個人として、教育・保育施設は事業者として登録します。
出典:5歳児健康診査(親子保健課 子どもの健診係)(2025年11月14日 更新)/5歳児健康診査に関するQ&A(2025年3月18日 更新)/1歳6か月児健康診査(2026年3月12日 更新)/3歳6か月児健康診査(2026年6月23日 更新)/幼児集団健康診査に関するQ&A(2025年3月12日 更新)/乳幼児健康診査(1か月児・3〜4か月児・7〜8か月児・1歳児)(2026年5月1日 更新)/1歳児歯科健康診査(2026年4月1日 更新)/2歳児歯科健康診査・フッ化物塗布(2026年4月1日 更新)
手当の窓口は障がい福祉課 医療福祉係(宮崎市役所 本庁舎1階)電話 0985-21-1772です。各総合支所の地域市民福祉課(佐土原・田野・高岡・清武)でも申請できます。受給者証など障がい福祉サービスの手続きは同じ課の障がいサービス係(0985-42-6442)で、番号が違います。
障がい児福祉手当は、重度の障がいがあるため日常生活で常時の介護を必要とする「在宅」の20歳未満の方が対象です。障がい者手帳を持っていることは必須ではなく、診断書(障がい児福祉手当認定診断書)の内容で審査します。乳児院・児童養護施設・障がい者支援施設など法令に規定される施設に入所している場合は対象になりません。
特別児童扶養手当は、20歳未満で法令に定められた程度の障がいの状態にある児童を監護している父母などに支給されます。身体障がい者手帳(1級・2級・3級、内部障がいを除く一部4級)や療育手帳(A判定)があれば診断書を省略できます。
どちらの手当も所得制限があり、手当は申請した月の翌月分からの支給になります。
| 手当 | 月額と振込の時期 |
|---|---|
| 障がい児福祉手当 | 令和8年3月まで16,100円、令和8年4月から16,560円。毎年2月・5月・8月・11月の各10日に前3か月分を、対象児本人名義の口座に振込 |
| 特別児童扶養手当 1級 | 56,800円(令和7年4月現在)。4月(12〜3月分)・8月(4〜7月分)・11月(8〜11月分)の年3回 |
| 特別児童扶養手当 2級 | 37,830円(令和7年4月現在)。振込の時期は1級と同じ |
宮崎市独自の障がい児向けの手当は、市の「手当・年金」「手当・助成」の一覧では見つけられませんでした。市の福祉ガイドブックにも該当の記載を見つけられていません。市独自の制度の有無は障がい福祉課 医療福祉係(0985-21-1772)にお確かめください。
出典:障がい児福祉手当(障がい福祉課)(2025年4月1日 更新)/特別児童扶養手当(障がい福祉課)(2025年4月1日 更新)/障がい者福祉ガイドブック(令和7年度 福祉ガイドブック)(2025年7月28日 更新)
宮崎市はこども家庭センターを設置し、「児童福祉」と「母子保健」が一体となって、妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援を行うとしています。場所は子ども家庭支援課(宮崎市役所 本庁舎5階)で、独立した建物ではありません。
相談できるのは、妊娠・出産・子育てに関すること全般、こどもの性格・生活習慣・しつけ、こどもの発達の状態、こどもや家庭の問題(児童虐待や貧困、ヤングケアラーなど)です。子ども本人、保護者、妊産婦のほか、学校・保育園・幼稚園・民生委員・児童委員・地域の方など、どなたからの相談も受けます。利用料は無料です。
相談方法は電話または来室(相談室での面談)で、受付は月曜日から金曜日の8時30分から17時15分(年末年始・祝日を除く)です。用件で電話番号が分かれます(下の表)。
| 用件 | 電話番号(子ども家庭支援課) |
|---|---|
| 子育てや児童虐待の相談等について | 0985-21-1766 |
| 産前産後のサポート、出産・子育て応援給付金等について | 0985-40-1436 |
こども家庭センターは子育て全般の入口です。お子さんの発達について保健師に相談したいときは、お住まいの中学校区で分かれる親子保健課の地域子育て支援第一係(0985-29-5281)・第二係(0985-52-1506)が担当します。療育や受給者証の相談は、宮崎市総合発達支援センターの相談窓口(0985-21-1975)や障がい福祉課 障がいサービス係(0985-42-6442)が窓口です。
出典:こども家庭センターがスタートしました(子ども家庭支援課)(2024年4月1日 更新)/各課へのお問い合わせ(子ども未来部・総合支所の連絡先)(2026年4月1日 更新)
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
手ぶらで行っても相談はできます。ただ、次のものがあると話が早く進みます。
①から⑥までにかかる期間は、市区町村と時期によって違います。数週間で進むこともあれば、数か月かかることもあります。急ぐ事情があるときは、最初の相談でそう伝えてください。
発達障害者支援法 第2条は、発達障害を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定めています。
これは法律の定義であって、医学の診断基準とは別のものです。また、支援を受けるために診断名が必ず要る、とは条文に書かれていません。
※上記の出典は2026年9月9日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。