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📋 手続き・制度

鹿児島市で発達を指摘されたら——受給者証・相談・就学の窓口

最終更新:2026年9月9日
健診や園で「一度相談してみては」と言われた——その日の夜に読む記事です。
鹿児島市で、どこに電話をかければよいのか。受給者証はどこで出るのか。就学相談はいつまでに申し込むのか。鹿児島市の公式ページで2026-09-09に確かめた事実だけを、出典つきで並べました。
確かめられなかったことは「確認できませんでした」と書いています。推測は書きません。

結論から——鹿児島市で、まず電話をかける先

発達を指摘されたあと、鹿児島市で最初にすることはひとつだけです。いくつもの窓口を回る必要はありません。

最初の一本
お住まいの市区町村の子育て・発達の相談窓口に電話をしてください。

この記事には、そのあとに必要になる手続きを、順番に並べてあります。今日ぜんぶを読む必要はありません。今いるところだけ読んでください。

通所受給者証は、どこで出るのか(鹿児島市)

児童発達支援・放課後等デイサービス・居宅訪問型児童発達支援・保育所等訪問支援を利用するには、通所受給者証が必要です。市が申請の窓口として案内しているのは障害福祉課(自立支援係 099-216-1304)谷山福祉課(099-269-8472)、および各支所の福祉課・保健福祉課です。

🔴 鹿児島市は市独自の利用者負担の軽減を行っています。市のページには「利用者負担額について放課後等デイサービスは2分の1を助成、その他児童発達支援等は全額を助成します」と書かれています。生活保護世帯・市民税非課税世帯は国の制度で無料です。この軽減は鹿児島市の独自施策で、他市町村の受給者証をお持ちの方は対象外と明記されています。

申請の前に、利用する事業所を決めておく必要があります。市は「見学などにより、利用する事業所が決まりましたら、障害福祉課、支所福祉課・保健福祉課へ利用申請が必要となります」と案内しています。申請には療育の必要性を確認する書類と認印が必要で、新規転入の方はマイナンバーまたは住民税額のわかる書類も要ります。必要な書類は担当課に電話などで確かめてください。

窓口ではお子さんの様子についての聴き取りがあります。申請後、市から「児童支援利用計画案提出依頼書」が交付され、地域の相談支援事業所と契約して計画案を作り、提出します。決定には数週間程度かかる場合があります。

利用者負担額の自己負担分は各事業所に直接支払います。おやつ代などは利用者負担額とは別に実費負担です。

世帯の所得区分放課後等デイサービスの負担上限月額
生活保護世帯0円(国制度でも0円)
市民税非課税世帯0円(国制度でも0円)
市民税課税世帯・一般1(市民税所得割額が28万円未満、収入が概ね890万円以下)市 2,300円(国制度は4,600円)
市民税課税世帯・一般2(市民税所得割額が28万円以上、収入が概ね890万円を超える)市 18,600円(国制度は37,200円)
申請の窓口は本庁だけではありません。支所ごとに電話番号が違います
障害福祉課 自立支援係(市役所本庁・山下町11-1)099-216-1304
谷山福祉課(谷山支所)099-269-8472
伊敷福祉課 福祉係(伊敷支所)099-229-2113
吉野福祉課 福祉係(吉野支所)099-244-7379
吉田保健福祉課(吉田支所)099-294-1214
桜島保健福祉課(桜島支所)099-293-2360
喜入保健福祉課(喜入支所)099-345-3755
松元保健福祉課(松元支所)099-278-5417
郡山保健福祉課(郡山支所)099-298-2114
(注)本庁の番号は市の療育のページ、支所の番号は各支所の庁舎案内に載っているものです。吉田と喜入は、健診の案内に載っている番号(吉田 099-294-1215、喜入 099-345-3434)と違いますので、健診の用件はそちらにかけてください。

本庁舎・各支所・各保健センターの開庁時間は、令和8年1月5日(月曜日)から8時45分から16時30分に変わりました(変更前は8時30分から17時15分)。電話も同じ時間帯です。

出典:療育(障害福祉課)(2026年9月2日 更新)/谷山支所(庁舎案内)(2026年3月31日 更新)/伊敷支所(庁舎案内)(2026年4月28日 更新)/吉野支所(庁舎案内)(2026年4月21日 更新)/吉田支所(庁舎案内)(2026年1月5日 更新)/桜島支所(庁舎案内)(2026年4月1日 更新)/喜入支所(庁舎案内)(2026年4月10日 更新)/松元支所(庁舎案内)(2026年4月10日 更新)/郡山支所(庁舎案内)(2026年4月13日 更新)/令和8年1月から開庁時間が変更になりました(2026年1月5日 更新)

発達の相談は、どこにするのか(鹿児島市)

鹿児島市には「こども発達支援センター」のような1か所の窓口はなく、母子保健課と各保健センター・保健福祉課が受け皿になっています。最初の電話は乳幼児相談窓口(母子保健課内)099-216-1485です。子どもの発育・発達の気がかり、子育ての悩み、保健福祉サービスの案内について、保健師や心理相談員が電話や面接で相談に応じます。相談は無料、月曜日から金曜日の8時45分から16時30分まで(祝日、年末年始を除く)です。

続けて相談したいときは親子ひだまり発達相談(予約制)があります。言葉が遅い、発音が気になる、落ち着きがない、お友達と遊べない、かんしゃくがおさまらないといった悩みに、心理発達相談員・言語聴覚士・作業療法士・保健師などが応じます。1組60分程度で、場所は各保健センターと各保健福祉課です。申込みは電話で、下の表の番号にかけます。定例日以外に実施している場合もあります。

このほかすくすく親子教室(子育てに不安のある親子や発達の気になる子どもが対象。北部・東部・中央・西部・南部の各保健センターと松元保健福祉課で実施。日時は各保健センターに相談)と、巡回発達相談(市の乳幼児巡回支援専門員が保育所・幼稚園・認定こども園・認可外保育所等を訪問)があります。

ことばの相談には、市のことばの発達指導もあります。対象は3歳以上の幼児とその保護者で、場所は市心身障害者総合福祉センター(ゆうあい館・真砂本町58-30、電話 099-252-7900)、利用料は無料です。窓口は障害福祉課 ゆうあい係(099-216-1272)です。

福祉サービスの利用全般については鹿児島市障害者基幹相談支援センター(山下町15-1 かごしま市民福祉プラザ内、電話 099-226-1200)が総合相談の窓口です。10時から18時まで、日曜日・祝日・12月29日から1月3日は休みで、利用料はかかりません。

親子ひだまり発達相談の場所電話番号と開設日(令和8年度)
北部保健センター099-244-5693/第3水曜日
東部保健センター099-216-1310/第2水曜日
西部保健センター099-252-8522/第4水曜日
中央保健センター099-258-2370/第2金曜日
南部保健センター099-268-2315/第3金曜日
松元保健福祉課099-278-5417/第2木曜日
吉田・郡山・桜島・喜入で希望する場合吉田 099-294-1215/郡山 099-298-2114/桜島 099-293-2360/喜入 099-345-3755
年4回の「総合発達相談会」は予約制で、10日前までの申込みです
医師、心理発達相談員、作業療法士、言語聴覚士、特別支援教育コーディネーター、保健師など複数の専門家による個別相談会です。受付・自由遊び12時30分から13時、親子遊び13時から13時30分、個別相談13時30分から16時という流れで、母子健康手帳・飲み物・着替えを持って行きます。令和8年度の日程は令和8年6月25日(木曜日)西部保健センター、9月25日(金曜日)南部保健センター、12月7日(月曜日)中央保健センター、令和9年3月4日(木曜日)東部保健センター。申込みは各開催の10日前までで、問い合わせは母子保健課 099-216-1485 です。

巡回発達相談は保護者が直接申し込むことはできません。お子さんが通う園・施設からの申込みが必要で、希望する場合はまず通園先に相談します。市は「児童発達支援事業の利用を判断するためのものではありません」とも書いています。なお、乳幼児相談窓口・親子ひだまり発達相談・総合発達相談会について、対象年齢の上限・下限は市のページに書かれていません。

出典:子どもの発達に関する支援(母子保健課)(2026年4月23日 更新)/乳幼児相談窓口(2026年8月13日 更新)/令和8年度ひだまり発達相談日程表(PDF)令和8年度総合発達相談会チラシ(PDF)巡回発達相談(2026年4月23日 更新)/療育(ことばの発達指導・地域療育等支援)(2026年9月2日 更新)/鹿児島市障害者基幹相談支援センター・鹿児島市障害者虐待防止センター(2026年9月4日 更新)

就学相談は、いつ・どこに申し込むのか(鹿児島市)

就学の相談先は市教育委員会 学校教育課(電話 099-227-1941、山下町6-1)です。

来年度に小学校などへ入学予定で障害のあるお子さんについて、市は9月から11月の期間に「就学教育相談」を行っています。特別支援学校への就学、特別支援学級への入級、通級指導教室での指導を希望する場合は、7月第一週までに申し込みます。

🔴 申込みは、幼稚園や保育所等を通して学校教育課に行います。在宅児の場合は、直接、学校教育課に連絡してください。

特別支援学級や特別支援学校などに就学すると、通学費・給食費・学用品購入費などが保護者の負担に応じて助成されることがあります(就学奨励費)。担当は市教育委員会 総務課(電話 099-227-1922)で、就学相談とは番号が違います。通っている学校でも尋ねられます。

鹿児島市内の特別支援学校はすべて県立または国立大学附属で、市立の特別支援学校はありません(令和8年4月1日現在で市内に7校)。

通級指導教室の障害の種類設置している学校(令和8年5月現在)
言語障害(言葉の遅れ)名山小学校・谷山小学校・原良小学校・中郡小学校
自閉症・情緒障害(自閉症・選択性かん黙等)山下小・谷山小・吉野小・城南小・武岡台小・紫原小・南小・原良小・八幡小・宮川小・石谷小・福平小・川上小・鴨池小・中山小、皇徳寺中学校・鹿児島玉龍中学校
LD・ADHD等山下小学校・川上小学校・中山小学校、甲南中学校・谷山北中学校
相談の記録は「夢すこやかファイル」にまとめておけます
鹿児島市教育委員会が用意している相談支援ファイルです。病院でもらった診断書や検査結果、薬の記録、園・療育・学校で作られた支援計画などを一緒に綴じておき、就学・進学・就職の相談のときに使います。自己紹介、家庭での記録、すこやか支援シート、支援機関の記録、指導計画(幼稚園・保育園/小・中・高)、卒業後、ネットワークの8つに分かれていて、市のページから無料でダウンロードできます。担当は学校教育課(099-227-1941)です。

出典:障害のある幼児児童生徒の就学(学校教育課)(2026年6月9日 更新)/相談支援ファイル「夢すこやかファイル」(2026年2月5日 更新)

乳幼児健診は、どこで受けるのか(鹿児島市)

鹿児島市の乳幼児健診は「保健センターで受ける集団健診」と「委託医療機関で受ける個別健診」に分かれています。1歳6か月児健診と3歳児健診が集団、3〜4か月児・7〜8か月児・1歳児と歯科は医療機関です。医療機関で受けるものは、生後3か月頃に届く小冊子「赤ちゃんセット」に受診票が綴じ込まれていて、事前に医療機関へ予約して受診します。費用はいずれも無料です。

1歳6か月児健診はお子さんが1歳4か月から5か月頃、3歳児健診は3歳4か月から3歳5か月の間に、最寄りの保健センターから通知が届きます。対象人数の調整のために呼び出し時期をずらすことがあります。指定された日に受けられないときは、他の日時でも、他の保健センターでも受けられます。案内のあった保健センターに連絡してください。

集団健診を行う窓口は、北部・東部・西部・中央・南部の5つの保健センターと、吉田・桜島・松元・郡山・喜入の5つの保健福祉課の合わせて10か所です。番号は下の表のとおりで、障害福祉の用件とは番号が違う支所があります(吉田=健診は099-294-1215、喜入=健診は099-345-3434)。

5歳児健康診査については、市が案内している乳幼児健康診査の一覧(令和8年5月21日更新)にも、令和8年度の母子保健事業日程表にも記載がありません。年中・年長の年齢で発達が気がかりなときは、下の「予約制の乳幼児健診」や、発達相談の各事業(親子ひだまり発達相談・総合発達相談会)をご利用ください。

健診の窓口(1歳6か月児・3歳児健診)電話番号
北部保健センター(吉野町3275番地3)099-244-5693
東部保健センター(山下町11番1号)099-216-1310
西部保健センター(永吉2丁目21番6号)099-252-8522
中央保健センター(鴨池2丁目25番1-11号)099-258-2364
南部保健センター(西谷山1丁目3番2号)099-268-2315
吉田保健福祉課099-294-1215
桜島保健福祉課099-293-2360
松元保健福祉課099-278-5417
郡山保健福祉課099-298-2114
喜入保健福祉課(喜入地区保健センター)099-345-3434
発育・発達が気になる子ども向けの「予約制の乳幼児健診」があります
決まった月齢で全員が受ける健診とは別に、発育・発達が気になる子どもを対象にした予約制の健診を保健センターで実施しています。令和8年度の実施は東部保健センター(第3木曜日 9時から10時)、西部保健センター(第4水曜日 13時30分から14時30分)、中央保健センター(第2金曜日 9時から10時)、南部保健センター(第3金曜日 9時から10時)の4か所です。詳しい日程は市の「令和8年度約束健診日程」に載っています。

里帰り先で健診を受けたいときは、まず里帰り先の市区町村役場の担当課に受け入れの可否を電話で確認します。「鹿児島市役所からの依頼の公文書が必要」と言われた場合は母子保健課(099-216-1485)に電話すると、市から文書を発送します。健診の内容・時期・方法は里帰り先の市区町村に合わせた実施になります。

出典:乳幼児健康診査受診(母子保健課)(2026年5月21日 更新)/保健センターで実施している乳幼児の健康診査(2025年8月18日 更新)/乳幼児健康診査(健診)の日程について教えてください。(よくある質問)(2025年11月17日 更新)/令和8年度約束健診日程(PDF)保健所・保健センター・保健福祉課のご案内(2024年6月19日 更新)

障害児福祉手当の窓口(鹿児島市)

🔴 手当は、どの手当かで担当する課が変わります。障害児福祉手当と市民福祉手当(重度障害児手当)は障害福祉課 障害福祉係 099-216-1273(谷山福祉課 099-269-8472)、特別児童扶養手当はこども福祉課 099-216-1260(谷山子育て支援課 099-269-8473)です。受給者証の窓口(099-216-1304)とも番号が違います。

鹿児島市には国の手当のほかに、市独自の市民福祉手当(重度障害児手当)があります。4月1日現在で市内に引き続き1年以上住んでいる20歳未満の児童の保護者が対象で、身体障害者手帳1・2級、療育手帳A1・A2・B1、精神障害者保健福祉手帳1・2級のいずれか、またはこれらと同程度の障害がある児童が対象です。障害児福祉手当を受けている方には支給されません。

🔴 市民福祉手当(重度障害児手当)の年額は変わります。市のページには「令和8年度分まで:24,000円」「令和9年度分から:12,000円」と書かれています。受付は毎年4月中で5月に口座振込、申請は翌年3月末まで受け付けており、申請月によって振込月が変わります。

特別児童扶養手当の請求は、本庁のこども福祉課(11番窓口)、谷山支所の谷山子育て支援課(12番窓口)のほか、伊敷・吉野・吉田・桜島・喜入・松元・郡山の各支所でも手続きできます(認定は県が行います)。

手当支給額
特別児童扶養手当 1級(重度障害児)令和8年4月分から月額 58,450円
特別児童扶養手当 2級(中度障害児)令和8年4月分から月額 38,930円
障害児福祉手当(令和8年4月分から)月額 16,560円
市民福祉手当(重度障害児手当)令和8年度分まで年額 24,000円
市民福祉手当(重度障害児手当)令和9年度分から年額 12,000円
20歳になると手当が切り替わります
障害児福祉手当は20歳未満が対象です。20歳に到達したときは資格喪失届を出し、あらためて特別障害者手当(月額30,450円)の支給対象になる場合があります。特別障害者手当の申請に必要な書類は市のページから確認できます。窓口は同じ障害福祉課 099-216-1273(谷山福祉課 099-269-8472)です。

障害児福祉手当を受けている方は現況届の提出が必要です。令和8年度は案内文書に提出期限が書かれていなかったため、市が改めて「令和8年9月11日(金曜日)まで」と案内しています。提出先は障害福祉課または各支所の福祉課・保健福祉課です。

出典:年金・手当・資金の貸付(障害福祉課)(2026年8月26日 更新)/特別児童扶養手当(こども福祉課)(2026年4月1日 更新)

こども家庭センター(鹿児島市)

鹿児島市は、妊娠期から子育て期までの母子保健や育児に関する相談・支援を行う「こども家庭センター」を設置しています。利用できる制度を知りたいとき、子育てに気がかりがあるときなどに、保健師・助産師・母子保健支援員・発達支援専門員が対応します。

🔴 単独の建物ではなく、母子保健課と市内10か所の保健センター・保健福祉課が窓口です。下の表のうち、お住まいの地域を担当するところに電話してください。

家庭における子どもの悩みごとや家庭内のもめごとなどは、別に家庭こども相談があります。相談場所は家庭こども相談室(市役所本館1階)099-216-1262・099-216-1263 と、谷山子育て支援課(市役所谷山支所内)099-269-8473 です。相談時間は月曜日から金曜日(休日を除く)の窓口8時45分から16時30分、電話8時30分から17時15分です。

こども家庭センターの窓口電話番号
母子保健課(山下町)099-216-1485
北部保健センター(吉野町)099-244-5693
東部保健センター(山下町)099-216-1310
西部保健センター(永吉2丁目)099-252-8522
中央保健センター(鴨池2丁目)099-258-2364
南部保健センター(西谷山1丁目)099-268-2315
吉田保健福祉課099-294-1215
桜島保健福祉課099-293-2360
松元保健福祉課099-278-5417
郡山保健福祉課099-298-2114
喜入地区保健センター099-345-3434

鹿児島市は児童相談所の設置に向けた取組を進めており、市のページに整備の情報が掲載されています。

出典:こども家庭センター(母子保健課)(2024年11月14日 更新)/家庭こども相談(こども福祉課・谷山子育て支援課)(2026年1月1日 更新)/児童相談所の設置に向けた取組

受給者証を出すのは「住んでいる市区町村」——事業所の場所ではありません

ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。

事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。

ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。

相談の前に、用意しておくとよいもの

手ぶらで行っても相談はできます。ただ、次のものがあると話が早く進みます。

メモの書き方
「言葉が遅い」ではなく、「2歳半で、単語は10個くらい。二語文は出ていない」のように、数と場面で書くと、相手に正確に伝わります。

相談したあと、どう進むのか

  1. 相談——話を聞いてもらいます。ここで終わることもあります
  2. 発達の確認——必要に応じて、発達検査や医師の診察に進みます
  3. 受給者証の申請——支援を使うと決めたら、住んでいる市区町村に申請します
  4. 面接・調査——市区町村の担当者が、状況と必要な量を確かめます
  5. 受給者証の交付——支給量(月に何日使えるか)が書かれて届きます
  6. 事業所と契約——見学して選び、契約して利用が始まります

①から⑥までにかかる期間は、市区町村と時期によって違います。数週間で進むこともあれば、数か月かかることもあります。急ぐ事情があるときは、最初の相談でそう伝えてください。

「発達障害」という言葉について

発達障害者支援法 第2条は、発達障害を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定めています。

これは法律の定義であって、医学の診断基準とは別のものです。また、支援を受けるために診断名が必ず要る、とは条文に書かれていません。

大切なこと
指摘を受けたことは、お子さんに何かが足りない、という意味ではありません。早く分かれば、早く合う関わり方が見つかる、というだけのことです。

この記事で書かないこと

出典

※上記の出典は2026年9月9日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。

よくあるご質問

児童発達支援の利用料はいくらかかりますか。
鹿児島市は市独自の助成として、児童発達支援・居宅訪問型児童発達支援・保育所等訪問支援の利用者負担額の全額を助成しています。放課後等デイサービスは2分の1の助成で、負担上限月額は一般1が2,300円、一般2が18,600円です。おやつ代などは別に実費負担があります。
他の市から引っ越してきたばかりですが、この助成は受けられますか。
市は「本制度は鹿児島市の独自施策であり、他市町村の受給者証所持者は対象外となります」と明記しています。転入したら、あらためて鹿児島市の窓口(障害福祉課 099-216-1304 ほか)で手続きをしてください。
受給者証の申請は、事業所を決める前でもできますか。
市は「見学などにより、利用する事業所が決まりましたら、障害福祉課、支所福祉課・保健福祉課へ利用申請が必要となります」と案内しています。事業所を決めてから申請する流れです。決まる前の段階の相談は、乳幼児相談窓口(099-216-1485)や鹿児島市障害者基幹相談支援センター(099-226-1200)で受け付けています。
就学相談はいつ申し込めばよいですか。
就学教育相談は9月から11月に行われますが、特別支援学校への就学、特別支援学級への入級、通級指導教室での指導を希望する場合の申込みは7月第一週までです。しかも申込みは幼稚園や保育所等を通して行います。在宅児の場合は学校教育課(099-227-1941)に直接連絡します。
5歳児健診はありますか。
市が案内している乳幼児健康診査の一覧にも、令和8年度の母子保健事業日程表にも、5歳児健康診査は載っていません。年中・年長の年齢で発達が気がかりなときは、予約制の乳幼児健診(東部・西部・中央・南部の各保健センター)、親子ひだまり発達相談、年4回の総合発達相談会が利用できます。
支所に電話すればひととおり済みますか。
同じ名前の窓口でも、市が案内している番号が用件で違います。吉田保健福祉課は、健診の案内では099-294-1215、支所の庁舎案内では099-294-1214です。喜入は健診が099-345-3434、支所の庁舎案内が099-345-3755です。中央保健センターも、健診は099-258-2364、親子ひだまり発達相談は099-258-2370です。かける前に、その用件が書かれているページの番号を確かめてください。
園から巡回発達相談に来てもらいたいのですが、保護者が申し込めますか。
申込みは園・施設からになります。保護者が希望する場合は、まず通園している施設に相談してください。園から市に申し込むと、母子保健課が情報提供書のやりとりと日程調整を行います。希望日の3週間以上前までの申込みが案内されています。
受給者証がないと、相談もできませんか?
いいえ。相談は受給者証がなくてもできます。受給者証が必要になるのは、児童発達支援や放課後等デイサービスを実際に使うときです。
診断名がないと、支援は受けられませんか?
診断名が必ず要る、とは児童福祉法の条文に書かれていません。実際の運用は市区町村によって違うため、窓口でお確かめください。
引っ越したら、受給者証はどうなりますか?
受給者証を出しているのは住んでいる市区町村です。転出すると、転入先で改めて申請することになります。転出の前に、両方の窓口に連絡してください。
事業所が別の市区町村にあっても使えますか?
使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは条文にありません。ただし手続きの進め方は、お住まいの市区町村が決めます。
費用はどれくらいかかりますか?
世帯の所得に応じた月額の上限額が決まっており、上限までは1割の負担です。また、満3歳になって最初の4月1日から3年間は、児童発達支援等の利用料が無償になります。上限額の区分は市区町村の窓口でお確かめください。
相談したら、必ず何かをすることになりますか?
いいえ。話を聞いて終わりにしてもかまいません。相談したことが記録に残って不利になる、ということもありません。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は学会・職能団体・国の機関が公開している情報にもとづいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。

制度のこと、見学のときに一緒に確認できます

のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。