発達を指摘されたあと、一宮市で最初にすることはひとつだけです。いくつもの窓口を回る必要はありません。
この記事には、そのあとに必要になる手続きを、順番に並べてあります。今日ぜんぶを読む必要はありません。今いるところだけ読んでください。
一宮市で障害児通所支援(児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援・居宅訪問型児童発達支援)の受給者証を出すのは障害福祉課 認定グループです。窓口は市役所本庁舎2階25番窓口(一宮市本町2丁目5番6号)、電話は 0586-28-9134 です。
市のパンフレットには「申請手続きは、尾西庁舎、木曽川庁舎でも可能です」と書かれています。一方、市内10か所の出張所のページに載っている主な業務は戸籍・住民登録・印鑑登録・国民健康保険・市税の納付・児童手当などで、障害福祉の手続きは含まれていません。
18歳未満のお子さんの場合、申請者(公費の支給対象者)は保護者です。申請のときは障害者手帳等、保護者とお子さんのマイナンバーがわかるもの、来庁者の本人確認書類を持っていきます。申請書は窓口でも用意してもらえます。
| 所得区分(18歳未満) | 負担上限月額 |
|---|---|
| 生活保護(生活保護受給世帯の方) | 0円 |
| 低所得(市民税非課税世帯の方) | 0円 |
| 一般1(市民税課税世帯で、所得割額が28万円未満の方) | 4,600円 |
| 一般2(市民税課税世帯で、所得割額が28万円以上の方) | 37,200円 |
手帳がなくても利用できます。市は、各種障害者手帳を持っていない場合に提出できる書類として、医師の診断書、保健師の意見書、児童相談センターの意見書、市が示す療育施設の意見書(いずれも次回の更新時まで有効)、特別児童扶養手当等の受給を証明する書類、自立支援医療受給者証、心身障害者医療受給者証、特定疾患医療受給者証、特別支援学校・特別支援学級の在学・在籍証明書を挙げています。
出典:障害福祉サービス・地域生活支援サービス・障害児通所サービス(一宮市)(2026年4月1日 更新)/障害福祉サービスパンフレット(18歳未満の障害のある方)(一宮市・PDF)/サービス等利用計画・障害児支援利用計画について(一宮市)(2025年10月6日 更新)/出張所案内(一宮市)(2025年10月1日 更新)
一宮市は「発達が気になる18歳以下の方の相談」を、住んでいる中学校区で3か所に振り分けています。相談日時はどこも月曜日〜金曜日(祝休日・年末年始を除く)の午前9時〜午後4時で、面談は予約制です。ご家族だけでなく、地域の習い事の事業者などどなたでも利用できます。
南部・西成・西成東部・丹陽・浅井・千秋の各中学校区は、市立の児童発達支援センター いずみ学園の中にあるこども相談「いずみん」(電話 0586-78-3111)が担当します。北部・中部・大和・大和南・萩原・尾西第一・尾西第二・尾西第三の各中学校区は療育サポートプラザ「チャイブ」(電話 0586-64-6362)が担当します。
葉栗・北方・今伊勢・奥・木曽川の各中学校区は、社会福祉法人が運営する児童発達支援センターが担当します。名称と電話番号は、市の「発達が気になる子どもの相談」のページに載っています。
いずみ学園は設置及び経営主体が一宮市の児童発達支援センターです(所在地 一宮市浅井町西浅井字弐軒家58番地、電話 0586-78-2767)。通園のほかに、療育相談・保育所等訪問支援・障害児相談支援(計画相談)を地域支援として行っています。
| 親子で通う市の通園施設 | 所在地・電話・定員 |
|---|---|
| すぎの子教室(市直営) | 一宮市東五城字南田尾40/0586-28-9765/定員20人 |
| たけのこ園(市直営) | 一宮市木曽川町里小牧字道路寺35/0586-28-9766/定員30人 |
| はとぽっぽ(指定管理) | 一宮市真清田1丁目2-30(スポーツ文化センター内)/0586-25-9622/定員10人 |
| チューリップ教室(指定管理) | 一宮市時之島字杁先8-1(ふれあいセンターあゆみ内)/0586-52-0702/定員10人 |
いずみ学園に単独通園する児童発達支援は3歳から就学前まで(定員33名・通園バスあり)で、翌年度の入園申し込みは前年の10月1日から、申込書の配付は9月3日からと案内されています。大人も含めた障害のある方の生活の相談は、市が委託する障害者相談支援センターが連区ごとに6か所に分かれており、平日以外は休日夜間相談窓口(0120-10-8618)が電話のみ・原則30分まで対応します。
出典:発達が気になる子どもの相談(一宮市)(2025年3月3日 更新)/相談窓口一覧(一宮市)(2026年4月8日 更新)/児童発達支援センターいずみ学園(一宮市)(2026年8月28日 更新)/一宮市心身障害児親子通園施設(一宮市)(2026年3月24日 更新)/障害者相談支援(一宮市)(2025年4月1日 更新)
就学先や支援のしかたの相談は一宮市教育センター(一宮市教育委員会 学校教育課)が受けます。場所はアイプラザ一宮3階(一宮市若竹3丁目1番12号)、電話は 0586-85-7088 です。市は「子どもの成長と発達のための教育相談窓口です。(特に就学に関することや支援の仕方)」と説明しています。
受付日が市役所とは違います。第1・2・5の月曜日と、火曜日〜土曜日(祝休日・年末年始を除く)で、受付時間は午前9時〜正午、午後1時〜5時です。面接相談は事前に電話予約が必要で、費用は無料、対象は園児・小学生・中学生です。相談員(教育アドバイザー)が対応します。
入学の手続きそのものは教育委員会の別の課が扱います。2027年4月に小学校へ入学するお子さん(2020年4月2日から2021年4月1日までに生まれたお子さん)には、9月下旬に「健康診断通知書」が教育部総務課から送られ、10月から11月にかけて各小学校で就学時健康診断が行われます。1月下旬には、入学する小学校と入学式の日時を書いた「小学校入学通知書」が届きます。
| 相談・手続き | 窓口と電話 |
|---|---|
| 就学先について、お子さんへの適切な支援について | 一宮市教育センター(アイプラザ一宮3階) 0586-85-7088/電話での事前予約が必要 |
| 就学時健康診断の日程、通知書が届かないとき | 教育部総務課 学校事務グループ(本庁舎4階) 0586-85-7070 |
| 就学時健康診断の実施について | 学校教育課 学校指導グループ(庶務)(本庁舎4階) 0586-85-7072 |
一宮市の公式サイトには、就学相談の申込み締切日は示されていません。教育センターが予約制で随時受ける形なので、迷ったら早めに 0586-85-7088 へ電話してください。
出典:リスト31:一宮市教育センター(一宮市)(2026年4月1日 更新)/相談窓口一覧(一宮市)(2026年4月8日 更新)/2026年度(2027年4月に小学校へ入学予定の方)就学時健康診断の日程(一宮市)(2026年8月20日 更新)/入学の手続き(小学校)(一宮市)(2025年12月10日 更新)
一宮市の乳幼児健診は中・西・北の3つの保健センターで行います。市は「お住まいの地域と生年月日により受診場所及び日程・受付時間が異なります」と案内していて、受診日の前々月に事前案内が郵送されます。自分で日を選んで申し込む形ではありません。案内された日の都合が悪いときは、市のページの日程一覧を見て担当の保健センターへ連絡します。
保健センターの地区割は連区で決まります。中保健センター(0586-72-1121)=宮西・貴船・神山・大志・向山・富士・西成・丹陽町・千秋町。西保健センター(0586-63-4833)=大和町・奥町・萩原町・起・小信中島・三条・大徳・朝日・開明。北保健センター(0586-86-1611)=葉栗・浅井町・北方町・今伊勢町・木曽川町。市は「3センターの地区割は上記のとおりですが、どちらでも利用できます。ただし、乳幼児健康診査の場合は事前にご連絡ください」としています。
一宮市の公式サイトに5歳児健康診査の案内はありません(2026年9月時点)。母子保健の「母と子のスケジュール」に載っているのは1カ月児健康診査から3歳児健康診査までで、よくある質問の回答でも実施している健診は4カ月児健康診査・9カ月児健康相談・1歳6カ月児健康診査・3歳児健康診査と説明されています。
| 健診・健康相談 | 対象と内容 |
|---|---|
| 4カ月児健康診査 | おおむね4カ月頃の子。問診・計測・内科診察・個別相談。終了後にブックスタートの説明と絵本 |
| 9カ月児健康相談 | おおむね10カ月頃の子。問診・計測・個別相談 |
| 1歳6カ月児健康診査 | おおむね1歳7カ月の子。問診・計測・歯科健診・フッ化物塗布(希望者)・内科診察・個別相談 |
| 2歳児歯科健康診査 | 2歳の誕生月の翌月。個別の案内はなく、予約も不要。日程一覧を見て、地区の保健センターへ受付時間 午前9時〜10時に行く |
| 3歳児健康診査 | おおむね3歳6カ月頃の子。検尿・目の屈折検査・問診・歯科健診・計測・内科診察・個別相談 |
| 医療機関で受ける健診 | 1カ月児健康診査・乳児健康診査(後期)・新生児聴覚検査。「母と子のしおり」の受診票を使い、県内の協力医療機関で受ける |
健診の合間の相談先として、保健センターでの育児相談(乳幼児の発育・発達、食事、歯、子育ての悩み。午後1時〜3時、保健師・管理栄養士・歯科衛生士・心理相談員が対応、母子健康手帳とバスタオルを持参)と、保健センター・各地区公民館・各出張所での健康相談(毎週月曜日〜金曜日、午前9時30分〜11時30分と午後1時〜3時)があります。暴風警報・暴風雪警報・大雪警報・特別警報が出た場合は中止されます。
出典:子どもの健康診査・歯科健康診査(一宮市)(2026年3月25日 更新)/各保健センターのご案内(一宮市)(2022年10月26日 更新)/母と子のスケジュールのご案内(一宮市)(2026年7月25日 更新)/乳幼児健康診査(乳幼児健診)について知りたいです。(一宮市 よくある質問)(2022年7月12日 更新)/育児相談(一宮市)(2026年3月25日 更新)
手当の窓口は障害福祉課 手帳・手当グループ(電話 0586-28-9017)です。受給者証の認定グループ(0586-28-9134)とは同じ課でもグループと電話番号が違います。受付場所は本庁舎障害福祉課(2階25番窓口)・尾西庁舎窓口課・木曽川庁舎総務窓口課の3か所です。
市は「身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳などをお持ちの方で障害の程度により、国・県・市の手当が支給されます。支給にあたり申請手続きが必要です」としています。手帳を取れば自動的に支給されるわけではありません。
一宮市には市独自の「一宮市障害者手当」があります。手帳の種類と等級で月額が決まり、療育手帳ならA判定 4,000円・B判定 2,500円・C判定 1,500円、身体障害者手帳なら1・2級 4,000円/3級 2,500円/4級 1,500円/5・6級 1,000円、精神障害者保健福祉手帳なら1級 4,000円/2級 2,500円/3級 1,500円です。
| 手当(20歳未満の子に関わるもの) | 月額と支給月 |
|---|---|
| 障害児福祉手当(国+県)/重度の障害があり日常生活で常時の介護を必要とする方 | 16,560円。身体障害者手帳1〜2級かつ療育手帳IQ35以下なら23,460円、いずれか一方なら17,710円。2月・5月・8月・11月に支給(10日頃に振込) |
| 特別児童扶養手当 1級(重度) | 児童1人につき58,450円。4月・8月・11月の11日に支給 |
| 特別児童扶養手当 2級(中度) | 児童1人につき38,930円。4月・8月・11月の11日に支給 |
| 一宮市障害者手当(市独自) | 手帳の種類と等級により月額1,000円〜4,000円。2月・5月・8月・11月に支給(10日頃に振込) |
特別児童扶養手当の支給条件は、1級=療育手帳A判定または身体障害者手帳1級・2級、2級=療育手帳B判定または身体障害者手帳3級・4級の一部です。市は「手帳がなくても該当する場合があります。また、上記の手帳の級でも診断書の内容で手当等級がかわる場合があります」としています。手当額は令和8年4月に改定されました。
出典:障害者に対する手当(一宮市)(2026年8月18日 更新)/特別児童扶養手当(一宮市)(2023年4月3日 更新)
一宮市は2025年4月1日にこども家庭センターを設置しました。市は「すべての妊産婦、子育て世帯、子どもに対して一体的に相談支援を実施するために」設置したと説明しています。
新しい建物ができたわけではありません。市の説明は「健康支援課(中保健センター、西保健センター、北保健センター)と子ども家庭相談課が協力する中で、母子保健と児童福祉の両機能で切れ目なく、漏れなく相談支援を実施します」というもので、既にある4つの窓口が連携する形です。
子どもについて何を相談してよいか分からないときは、子ども家庭相談課の「子ども悩みごと相談」(電話 0586-28-9152)が入口になります。子育ての悩み、子どもの発育・発達・行動に関すること、ヤングケアラーのこと、友だち関係などを受け付け、保育士・保健師・公認心理師等の資格を持った職員が対応します。匿名でも相談でき、小学生・中学生・高校生本人からの相談も受けます(原則として一宮市民の方に限ります)。
| こども家庭センターを構成する窓口 | 電話・場所 |
|---|---|
| 子ども家庭相談課(児童福祉の機能) | 市役所本庁舎4階。課の電話 0586-28-9141/子ども悩みごと相談は46番窓口・0586-28-9152(月曜日〜金曜日 午前9時〜正午、午後1時〜5時) |
| 中保健センター(母子保健の機能) | 0586-72-1121。宮西・貴船・神山・大志・向山・富士・西成・丹陽町・千秋町の連区 |
| 西保健センター(母子保健の機能) | 0586-63-4833。大和町・奥町・萩原町・起・小信中島・三条・大徳・朝日・開明の連区 |
| 北保健センター(母子保健の機能) | 0586-86-1611。葉栗・浅井町・北方町・今伊勢町・木曽川町の連区 |
発達そのものの相談は、こども家庭センターではなく中学校区で分かれる発達相談の窓口が受けます。虐待や養育の心配は子ども家庭相談課、健診や育児の相談は担当の保健センター、というように入口が分かれています。
出典:こども家庭センター(2025年4月1日設置)(一宮市)(2025年4月1日 更新)/子ども悩みごと相談(一宮市)(2025年11月18日 更新)/各保健センターのご案内(一宮市)(2022年10月26日 更新)
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
手ぶらで行っても相談はできます。ただ、次のものがあると話が早く進みます。
①から⑥までにかかる期間は、市区町村と時期によって違います。数週間で進むこともあれば、数か月かかることもあります。急ぐ事情があるときは、最初の相談でそう伝えてください。
発達障害者支援法 第2条は、発達障害を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定めています。
これは法律の定義であって、医学の診断基準とは別のものです。また、支援を受けるために診断名が必ず要る、とは条文に書かれていません。
※上記の出典は2026年9月9日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。