発達を指摘されたあと、福山市で最初にすることはひとつだけです。いくつもの窓口を回る必要はありません。
この記事には、そのあとに必要になる手続きを、順番に並べてあります。今日ぜんぶを読む必要はありません。今いるところだけ読んでください。
児童発達支援や放課後等デイサービスを利用するには、市が発行する受給者証が必要です。福山市の申請書の名前は「障がい福祉サービス等・障がい児通所給付費・地域相談支援給付費 支給申請書(兼 負担上限月額認定申請書)」です。
受給者証の申請・相談ができるのは市内7か所です。本庁の障がい福祉課 サービス給付担当(084-928-1208)のほか、4つの保健福祉課と2つの支所(保健福祉担当)で受け付けます(下の表)。新市支所だけ市外局番が 0847 です。
同じ障がい福祉課でも、用件で電話番号が変わります。受給者証など障がい福祉サービスの手続きは084-928-1208、手当は084-928-1063です。保健福祉課も同じで、障がいの手続き・乳幼児健診・子育て相談で番号がそれぞれ違います。
利用者負担は原則1割で、所得に応じた負担上限月額があります。ただし福山市のホームページには、負担上限月額の区分ごとの金額の記載を見つけられませんでした。金額は障がい福祉課 サービス給付担当(084-928-1208)にお確かめください。
計画は相談支援事業所に作ってもらうほか、保護者が作るセルフプランでも申請できます(市が児童用のセルフプラン様式と記入例を配布しています)。
| 障がい児通所支援の申請・相談窓口 | 電話番号 |
|---|---|
| 障がい福祉課 サービス給付担当(市役所本庁舎1階・東桜町3番5号) | 084-928-1208 |
| 松永保健福祉課(西部市民センター内・松永町三丁目1番29号) | 084-930-0410 |
| 北部保健福祉課(北部市民センター内・駅家町倉光37番地1) | 084-976-8803 |
| 東部保健福祉課(東部市民センター内・伊勢丘六丁目6番1号) | 084-940-2572 |
| 神辺保健福祉課(かんなべ市民交流センター内・神辺町川北1151番地1) | 084-962-5005 |
| 沼隈支所 保健福祉担当 | 084-980-7704 |
| 新市支所 保健福祉担当 | 0847-52-5515 |
世帯の利用者負担の合計が月37,200円を超えた分を支給する「高額障がい福祉サービス等給付費」(国)と、個人の利用者負担が月37,200円を超えた分を支給する「福山市福祉サービス利用者負担軽減事業」(市)があります。災害にあったときや収入が前年の5割以下に減る見込みのときは、利用者負担が免除される特例もあります。
出典:制度一覧(2026年度版)(障がい福祉課)(2026年4月3日 更新)/身体障がい者手帳・療育手帳用制度一覧(申請・相談窓口の一覧)(2026年(令和8年)4月3日 更新)/障がい福祉サービス等に係る申請書等様式(2026年7月31日 更新)/児童発達支援等の無償化について(2019年9月1日 更新)/児童発達支援等利用者負担軽減について(2021年4月9日 更新)/児童発達支援等利用者負担軽減事業のご案内(チラシ)/障がい福祉サービス等の利用者負担に関する減免制度について(2022年2月22日 更新)
福山市が「妊娠から子育ての総合相談窓口」として案内しているのがネウボラ相談窓口「あのね」です。市内13か所にあり、看護職・保育士の資格をもつネウボラ相談員が相談を受けます。オンライン(Zoom)相談もでき、1回30分程度です。
発達の専門機関はこども発達支援センター(〒720-8512 福山市三吉町南二丁目11番22号・福山すこやかセンター東館1階、電話 084-928-1351)です。診療時間は8時30分から17時15分、土曜日・日曜日・祝日・年末年始は休みです。診療科は小児科・小児神経科・児童精神科・精神科で、医師、保健師、公認心理師、作業療法士、言語聴覚士、保育士が在籍しています。
ここは完全予約制で、保護者が直接予約する前に紹介が必要です。市のリーフレットは「保育所等・幼稚園、地域の担当保健師、療育機関の紹介が必要です」「通っている保育所等・幼稚園、地域の担当保健師、療育機関へ、こども発達支援センターの利用について相談してください」「相談後、センターの利用が決まったら電話予約してください」と案内しています。
対象は備後圏域7市2町にお住まいの就学前の児童と、就学前にこども発達支援センターへ受診歴がある小学6年生までの児童です。センターは福山市・三原市・尾道市・府中市・竹原市・世羅町・神石高原町・笠岡市・井原市の7市2町が共同で運営しています。
利用の流れは、初回相談(保健師や保育士が相談を受け、保育士がこどもの遊ぶ様子を観察)→診察・発達検査→結果説明、です。必要に応じて作業療法・言語療法・カウンセリングを行います。初回相談には親子健康手帳を、診療・訓練にはマイナ保険証または資格確認書、こども医療費受給者証、診察券を持って行きます。
申請の前に困りごとを相談したいときは、障がい者基幹相談支援センター「クローバー」(電話 084-973-0968)があります。場所は福山すこやかセンター内(三吉町南二丁目11番22号)、受付は月曜日から土曜日の午前9時から午後5時(12月29日から1月3日を除く)です。
| ネウボラ相談窓口「あのね」 | 電話番号 |
|---|---|
| あのねキッズコム(ふくやま子育て応援センター・天満屋福山店8階) | 084-932-7233 |
| あのねふくやま(保育指導課・市役所本庁舎7階) | 084-928-1357 |
| あのね松永支所(松永保健福祉課・西部市民センター内) | 084-930-0422 |
| あのね北部支所(北部保健福祉課・北部市民センター内) | 084-976-1218 |
| あのね東部支所(東部保健福祉課・東部市民センター内) | 084-940-2583 |
| あのね神辺支所(神辺保健福祉課・かんなべ市民交流センター内) | 084-962-5056 |
| あのね伊勢丘こども園 | 084-940-6655 |
| あのね水呑立正保育所 | 084-956-1630 |
| あのね附属こども園(市立大学附属こども園) | 084-925-2621 |
| あのね柳津保育所 | 084-933-4224 |
| あのね新市保育所 | 0847-52-5580 |
| あのね神辺保育所 | 084-963-0093 |
| あのねぬまくま(ぬまくま子育て支援センター内) | 084-987-1121 |
発達に不安のあるお子さんを育てている保護者どうしで話せる「ペアレントメンター」の事業もあります。市内の地域活動支援センターでのお話し会(申込みは 084-999-8558)と、交流館などをまわる巡回型のお話し会があり、保育所・学校・療育機関へのペアレントメンター派遣も、その機関から障がい福祉課へ申し込むことでできます。
出典:福山ネウボラ相談窓口「あのね」について(2026年5月8日 更新)/ネウボラ相談窓口「あのね」では、妊娠から子育てまで切れ目のない支援で子育てを応援します!!(2026年4月1日 更新)/こども発達支援センター 利用の流れについて(2026年6月1日 更新)/こども発達支援センター 施設概要等(2026年6月1日 更新)/こども発達支援センター リーフレット/こども発達支援センターのご案内(気づきチェックシート)(2024年12月16日 更新)/オンライン診療について(こども発達支援センター)(2026年6月1日 更新)/障がい者(児)の福祉相談(障がい者基幹相談支援センター)(2024年4月1日 更新)/ペアレントメンター(子育ての先輩)とお話ししてみませんか?(2026年8月21日 更新)
就学の相談先は福山市教育委員会 教育推進課 人権教育・特別支援担当(電話 084-928-1170)と就学支援室(電話 084-924-5558)です。用件は同じでも番号が2つあります。
市は「特別支援学級等の就学先を決めるにあたっては、所属先の先生方等に相談してください」と案内しています。申込書類は、保護者が直接ではなく、保育所・幼稚園・認定こども園・療育施設等の所属先を通じて教育委員会に提出します。不安なこと・分からないことがあるときは、教育委員会の担当者に直接たずねることができます。
手続きの時期は下の表のとおりです。書類の提出期限は8月末日です。学校見学は4月から7月に、所属先を通じて学校に依頼して行います。
選べる学びの場は、市立小学校・義務教育学校(前期課程)の特別支援学級(知的、自閉症・情緒、難聴、肢体不自由等。1学級8人まで)、通常の学級、通級指導教室(言語・情緒。通常の学級に在籍し、設置校で週1回程度)、県立の特別支援学校です。市は特別支援学級の設置校一覧と、通級指導教室の区域割りをホームページで公開しています。
| 手続きの順序 | 時期 |
|---|---|
| ① 相談(所属先等で就学相談を行う) | 随時 |
| ② 学校見学(所属先を通じて学校に依頼し、授業や生活の様子を見学) | 4月から7月 |
| ③ 申込・④ 書類提出(所属先等を通じて教育支援申込書等を教育委員会へ) | 8月末日 |
| ⑤ 実態把握(所属先等での実態把握、必要に応じて面談) | 8月末日ごろ |
| ⑥ 審議依頼・⑦ 審議報告(福山市教育支援委員会が審議) | 9月から12月 |
| ⑧ 意見通知(依頼先所属長・関係学校長へ審議意見報告書を通知) | 10月から1月 |
| 保護者の意向報告(所属長が保護者の意向を確認し教育委員会に報告) | 通知が届いて一週間程度 |
こども発達支援センターは2022年(令和4年)4月以降、受診歴のある小学生については就学後も継続して相談・診察ができます。センターの職員は福山市の教育支援委員会の委員として参画し、就学支援室とも連携しています。
出典:特別支援教育(福山市教育委員会)(2026年5月29日 更新)/支援の必要なお子さんの就学について(リーフレット)/こども発達支援センター 利用の流れについて(就学後を含めた支援体制)(2026年6月1日 更新)
福山市の乳幼児健診は、医療機関で受けるものと保健センターなどでの集団健診に分かれます。1か月児・乳児一般・4か月児は医療機関、1歳6か月児と3歳児は集団健診です。集団健診の日時と場所は個別通知で案内され、会場を選ぶことはできません。
1歳6か月児健診と3歳児健診は、内科医師と歯科医師の休診時間に協力してもらう関係で午後に実施し、すべての行程が終わるまで2時間程度かかります。費用は無料です。
体調不良や指定の日に都合が悪いとき、そして「発達面など心配がある場合」は、通知に書かれている問合せ先に連絡するよう市は案内しています。
5歳児健康診査は、2026年度(令和8年度)の時点ではまだ本格実施ではありません。市のアクションプラン2026は、5歳児健康診査に係る体制整備を新規事業として掲げ、「2027年度からの本格実施に向け、実施体制を整えるとともに、一部の児童を対象にモデル事業を実施します」としています。担当はネウボラ推進課です。
健診の問合せ先は保健所健康推進課(084-928-3421)と、松永(084-930-0414)・北部(084-976-1231)・東部(084-940-2567)・神辺(084-962-5055)の各保健福祉課です。
| 健診 | 受け方 |
|---|---|
| 乳児一般健康診査(1か月児/生後27日を超え42日に達しない乳児) | 医療機関。妊娠届出時に受診票を交付 |
| 乳児一般健康診査(満1歳未満/目安は6〜7か月、9〜10か月頃) | 医療機関。妊娠届出時に受診票を2枚交付 |
| 4か月児健康診査(満4か月を超え満5か月に達しない乳児) | 委託医療機関。親子健康手帳別冊の受診票と問診票を記入して受診 |
| 1歳6か月児健康診査(満1歳6か月〜満2歳未満) | 集団健診。午後・2時間程度。個別通知で日時と会場を案内 |
| 3歳児健康診査(満3歳〜満4歳未満、3歳6か月頃に案内) | 集団健診。午後・2時間程度。眼科検査(屈折検査)あり |
| 5歳児健康診査 | 2026年度は一部の児童を対象としたモデル事業。2027年度からの本格実施に向けて体制整備中 |
乳幼児健診を担当するネウボラ推進課は、2026年(令和8年)4月13日(月曜日)に市役所本庁舎7階からネウボラセンター(天満屋福山店7階)へ移りました。開館時間は午前10時から午後5時15分まで、休館日は年末年始のみで、土曜日・日曜日・祝日の相談は原則予約制です。妊産婦・乳幼児健診に関する問合せ先は084-928-1252です。
出典:1歳6か月児健康診査(2026年8月3日 更新)/3歳児健康診査(2026年8月3日 更新)/4か月児健康診査(2026年9月1日 更新)/乳児一般健康診査(2025年4月1日 更新)/乳児一般健康診査(1か月児)(2025年4月1日 更新)/母子保健事業一覧(2024年4月1日 更新)/福山市こども計画(第2期福山市ネウボラ事業計画)アクションプラン2026(2026年(令和8年)4月 更新)/福山市ネウボラ推進課がネウボラセンター(天満屋福山店)に移転します(2026年3月31日 更新)
手当の窓口は障がい福祉課 支援給付担当(084-928-1063)です。受給者証など障がい福祉サービスの手続き(084-928-1208)とは番号が違います。
手当額は2026年(令和8年)4月1日から改定されています(下の表)。いずれも所得制限があり、施設に入所していないこと、障がいを理由とする公的年金等を受給していないことが条件です。障がいの程度の審査もあります。
手当は市内14か所で受け付けますが、本庁の障がい福祉課以外は「申請のみ可能」です。相談をしたいときは障がい福祉課(084-928-1063)にかけてください。
振込口座の変更、名前・住所・扶養義務者等の変更、資格喪失の届出などは、市の電子申請でもできます。
| 手当(2026年〈令和8年〉4月1日改定) | 支給月額 |
|---|---|
| 特別児童扶養手当 1級 | 58,450円 |
| 特別児童扶養手当 2級 | 38,930円 |
| 障がい児福祉手当 | 16,560円 |
療育手帳の新規申請には、広島県東部こども家庭センターで診断判定を受けることが必要です。手帳の申請先は手当と同じ窓口(障がい福祉課 084-928-1063 ほか)です。
出典:障がい児福祉手当(2026年4月1日 更新)/特別児童扶養手当(2026年4月1日 更新)/療育手帳(2026年6月1日 更新)/身体障がい者手帳・療育手帳用制度一覧(2026年(令和8年)4月3日 更新)
福山市は2024年度(令和6年度)にこども家庭センターを設置しました。市のこども計画は、これを「妊産婦、子育て家庭、こどもへの一体的相談窓口としての機能を担う」機関と説明し、注記で「児童福祉法において市町村に設置の努力義務が課されている相談支援を行う機関」としています。
担当はネウボラ推進課で、アクションプラン2026では「児童虐待防止対策事業(こども家庭センター)」として、ソーシャルワークによる継続的な指導・助言、幼児の発達に関する相談支援、児童虐待に関する専門的な相談対応、関係機関との連絡調整を、母子保健機能と一体的に運用するとしています。建物の名前ではなく、ネウボラ推進課が担う機能です。
ネウボラ推進課はネウボラセンター(〒720-8636 福山市元町1-1・天満屋福山店7階)にあります。用件で担当と番号が分かれます(下の表)。
| ネウボラ推進課の担当 | 電話番号と主な用件 |
|---|---|
| こども家庭・あのね担当 | 084-928-1252(妊産婦・乳幼児健診、産前・産後の支援) |
| 子育てみまもり担当 | 084-928-1258(家庭児童相談、児童虐待、ヤングケアラー) |
| 親子支援担当 | 084-928-1162(ひとり親の相談、妊娠・子育て支援金 ほか) |
| 若者支援担当 | 084-928-1297(青少年・若者の相談) |
| 企画・管理担当 | 084-928-1053 |
ネウボラセンターの開館時間は午前10時から午後5時15分まで、休館日は年末年始です。土曜日・日曜日・祝日の相談は原則予約制です。親子健康手帳の交付や産前面談などは、引き続き市役所本庁舎7階の「あのねふくやま」(保育指導課 084-928-1357)で行っています。
出典:福山市こども計画(第2期福山市ネウボラ事業計画)(2026年4月1日 更新)/福山市こども計画(第2期福山市ネウボラ事業計画)アクションプラン2026(2026年(令和8年)4月 更新)/福山市ネウボラ推進課がネウボラセンター(天満屋福山店)に移転します(2026年3月31日 更新)/虐待かなと思ったら(2026年4月13日 更新)
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
手ぶらで行っても相談はできます。ただ、次のものがあると話が早く進みます。
①から⑥までにかかる期間は、市区町村と時期によって違います。数週間で進むこともあれば、数か月かかることもあります。急ぐ事情があるときは、最初の相談でそう伝えてください。
発達障害者支援法 第2条は、発達障害を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定めています。
これは法律の定義であって、医学の診断基準とは別のものです。また、支援を受けるために診断名が必ず要る、とは条文に書かれていません。
※上記の出典は2026年9月9日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。