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福山市で発達を指摘されたら——まず相談する窓口

最終更新:2026年9月18日
健診や園で「一度相談してみては」と言われた——その日の夜に読むページです。
福山市で、どこに電話をかければよいのか。福山市の公式ページで2026-09-09に確かめた事実だけを、出典つきで並べました。
確かめられなかったことは「確認できませんでした」と書いています。推測は書きません。

結論から——福山市で、まず電話をかける先

発達を指摘されたあと、福山市で最初にすることはひとつだけです。いくつもの窓口を回る必要はありません。

最初の一本
まず、お住まいの地域のネウボラ相談窓口「あのね」に電話をしてください。どこにかければよいか分からないときは、市役所本庁舎7階の「あのねふくやま」(電話 084-928-1357)です。福山市は中核市で区がなく、市は「妊娠から子育ての総合相談窓口」として市内13か所の「あのね」を案内しています。発達の専門機関であるこども発達支援センターは、保育所等・幼稚園、地域の担当保健師、療育機関の紹介を受けてから電話予約する仕組みのため、いきなり予約することはできません。お子さんが保育所・幼稚園・認定こども園に通っている場合は、その園の先生に相談するのがいちばん早い道です。

福山市の窓口の情報は、3つのページに分けています。今日ぜんぶを読む必要はありません。知りたいことが載っているページだけ開いてください。

知りたいこと載っているページ
発達の相談をする窓口このページ
こども家庭センターこのページ
通所受給者証を申請する窓口② 受給者証と手当
障害児福祉手当の窓口② 受給者証と手当
乳幼児健診・5歳児健診③ 健診と就学相談
就学相談の申し込み③ 健診と就学相談

発達の相談は、どこにするのか(福山市)

福山市が「妊娠から子育ての総合相談窓口」として案内しているのがネウボラ相談窓口「あのね」です。市内13か所にあり、看護職・保育士の資格をもつネウボラ相談員が相談を受けます。オンライン(Zoom)相談もでき、1回30分程度です。

発達の専門機関はこども発達支援センター(〒720-8512 福山市三吉町南二丁目11番22号・福山すこやかセンター東館1階、電話 084-928-1351)です。診療時間は8時30分から17時15分、土曜日・日曜日・祝日・年末年始は休みです。診療科は小児科・小児神経科・児童精神科・精神科で、医師、保健師、公認心理師、作業療法士、言語聴覚士、保育士が在籍しています。

ここは完全予約制で、保護者が直接予約する前に紹介が必要です。市のリーフレットは「保育所等・幼稚園、地域の担当保健師、療育機関の紹介が必要です」「通っている保育所等・幼稚園、地域の担当保健師、療育機関へ、こども発達支援センターの利用について相談してください」「相談後、センターの利用が決まったら電話予約してください」と案内しています。

対象は備後圏域7市2町にお住まいの就学前の児童と、就学前にこども発達支援センターへ受診歴がある小学6年生までの児童です。センターは福山市・三原市・尾道市・府中市・竹原市・世羅町・神石高原町・笠岡市・井原市の7市2町が共同で運営しています。

利用の流れは、初回相談(保健師や保育士が相談を受け、保育士がこどもの遊ぶ様子を観察)→診察・発達検査→結果説明、です。必要に応じて作業療法・言語療法・カウンセリングを行います。初回相談には親子健康手帳を、診療・訓練にはマイナ保険証または資格確認書、こども医療費受給者証、診察券を持って行きます。

申請の前に困りごとを相談したいときは、障がい者基幹相談支援センター「クローバー」(電話 084-973-0968)があります。場所は福山すこやかセンター内(三吉町南二丁目11番22号)、受付は月曜日から土曜日の午前9時から午後5時(12月29日から1月3日を除く)です。

ネウボラ相談窓口「あのね」電話番号
あのねキッズコム(ふくやま子育て応援センター・天満屋福山店8階)084-932-7233
あのねふくやま(保育指導課・市役所本庁舎7階)084-928-1357
あのね松永支所(松永保健福祉課・西部市民センター内)084-930-0422
あのね北部支所(北部保健福祉課・北部市民センター内)084-976-1218
あのね東部支所(東部保健福祉課・東部市民センター内)084-940-2583
あのね神辺支所(神辺保健福祉課・かんなべ市民交流センター内)084-962-5056
あのね伊勢丘こども園084-940-6655
あのね水呑立正保育所084-956-1630
あのね附属こども園(市立大学附属こども園)084-925-2621
あのね柳津保育所084-933-4224
あのね新市保育所0847-52-5580
あのね神辺保育所084-963-0093
あのねぬまくま(ぬまくま子育て支援センター内)084-987-1121
こどもの困り感を書き出す「気づきチェックシート」があります
こども発達支援センターは、お子さんの困り感に気づき理解するための「気づきチェックシート」と、その手引きを配布しています。センターを利用するときは、通っている園などから「気づきチェックシート」「相談連絡票」を事前に送ってもらい、集団での様子を伝えてもらう仕組みです。利用後は「支援連携票」を保護者の同意を得て所属先に送り、支援がとぎれないようにします。

発達に不安のあるお子さんを育てている保護者どうしで話せる「ペアレントメンター」の事業もあります。市内の地域活動支援センターでのお話し会(申込みは 084-999-8558)と、交流館などをまわる巡回型のお話し会があり、保育所・学校・療育機関へのペアレントメンター派遣も、その機関から障がい福祉課へ申し込むことでできます。

出典:福山ネウボラ相談窓口「あのね」について(2026年5月8日 更新)/ネウボラ相談窓口「あのね」では、妊娠から子育てまで切れ目のない支援で子育てを応援します!!(2026年4月1日 更新)/こども発達支援センター 利用の流れについて(2026年6月1日 更新)/こども発達支援センター 施設概要等(2026年6月1日 更新)/こども発達支援センター リーフレット/こども発達支援センターのご案内(気づきチェックシート)(2024年12月16日 更新)/オンライン診療について(こども発達支援センター)(2026年6月1日 更新)/障がい者(児)の福祉相談(障がい者基幹相談支援センター)(2024年4月1日 更新)/ペアレントメンター(子育ての先輩)とお話ししてみませんか?(2026年8月21日 更新)

こども家庭センター(福山市)

福山市は2024年度(令和6年度)にこども家庭センターを設置しました。市のこども計画は、これを「妊産婦、子育て家庭、こどもへの一体的相談窓口としての機能を担う」機関と説明し、注記で「児童福祉法において市町村に設置の努力義務が課されている相談支援を行う機関」としています。

担当はネウボラ推進課で、アクションプラン2026では「児童虐待防止対策事業(こども家庭センター)」として、ソーシャルワークによる継続的な指導・助言、幼児の発達に関する相談支援、児童虐待に関する専門的な相談対応、関係機関との連絡調整を、母子保健機能と一体的に運用するとしています。建物の名前ではなく、ネウボラ推進課が担う機能です。

ネウボラ推進課はネウボラセンター(〒720-8636 福山市元町1-1・天満屋福山店7階)にあります。用件で担当と番号が分かれます(下の表)。

ネウボラ推進課の担当電話番号と主な用件
こども家庭・あのね担当084-928-1252(妊産婦・乳幼児健診、産前・産後の支援)
子育てみまもり担当084-928-1258(家庭児童相談、児童虐待、ヤングケアラー)
親子支援担当084-928-1162(ひとり親の相談、妊娠・子育て支援金 ほか)
若者支援担当084-928-1297(青少年・若者の相談)
企画・管理担当084-928-1053
「こども家庭センター」という名前の紛らわしい機関が別にあります
広島県の児童相談所は「広島県東部こども家庭センター」(電話 084-951-2340)という名前です。福山市のこども家庭センター(ネウボラ推進課)とは別の機関です。療育手帳の判定は広島県東部こども家庭センターが行い、手帳の申請は市の障がい福祉課に出します。虐待の通告先として市が挙げているのは、福山市ネウボラ推進課 子育てみまもり担当(084-928-1258)、広島県東部こども家庭センター(084-951-2340)、児童相談所全国共通ダイヤル 189 の3つです。

ネウボラセンターの開館時間は午前10時から午後5時15分まで、休館日は年末年始です。土曜日・日曜日・祝日の相談は原則予約制です。親子健康手帳の交付や産前面談などは、引き続き市役所本庁舎7階の「あのねふくやま」(保育指導課 084-928-1357)で行っています。

出典:福山市こども計画(第2期福山市ネウボラ事業計画)(2026年4月1日 更新)/福山市こども計画(第2期福山市ネウボラ事業計画)アクションプラン2026(2026年(令和8年)4月 更新)/福山市ネウボラ推進課がネウボラセンター(天満屋福山店)に移転します(2026年3月31日 更新)/虐待かなと思ったら(2026年4月13日 更新)

相談の前に、用意しておくとよいもの

手ぶらで行っても相談はできます。ただ、次のものがあると話が早く進みます。

メモの書き方
「言葉が遅い」ではなく、「2歳半で、単語は10個くらい。二語文は出ていない」のように、数と場面で書くと、相手に正確に伝わります。

相談の場で聞かれることと、その理由は発達相談で聞かれることに、申請までに整理しておくと話が早いことは受給者証申請の準備チェックリストにまとめています。

相談したあと、どう進むのか

  1. 相談——話を聞いてもらいます。ここで終わることもあります
  2. 発達の確認——必要に応じて、発達検査や医師の診察に進みます
  3. 受給者証の申請——支援を使うと決めたら、住んでいる市区町村に申請します
  4. 面接・調査——市区町村の担当者が、状況と必要な量を確かめます
  5. 受給者証の交付——支給量(月に何日使えるか)が書かれて届きます
  6. 事業所と契約——見学して選び、契約して利用が始まります

①から⑥までにかかる期間は、市区町村と時期によって違います。数週間で進むこともあれば、数か月かかることもあります。急ぐ事情があるときは、最初の相談でそう伝えてください。

「発達障害」という言葉について

発達障害者支援法 第2条は、発達障害を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定めています。

これは法律の定義であって、医学の診断基準とは別のものです。また、支援を受けるために診断名が必ず要る、とは条文に書かれていません。

大切なこと
指摘を受けたことは、お子さんに何かが足りない、という意味ではありません。早く分かれば、早く合う関わり方が見つかる、というだけのことです。

広島県のほかのページ

広島県全体の相談先(発達障害者支援センターなど)は広島県のページにまとめています。

広島県内で、同じ形式でまとめている市区町村です。広島市 呉市

ほかの市区町村は手続き・制度の一覧から探せます。

この記事で書かないこと

出典

※上記の出典は2026年9月9日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。

よくあるご質問

こども発達支援センターに直接電話して予約できますか。
市のリーフレットは「保育所等・幼稚園、地域の担当保健師、療育機関の紹介が必要です」と案内しています。まず通っている園や地域の担当保健師、療育機関に相談し、センターの利用が決まってから084-928-1351に電話予約します。
市役所の障がい福祉課にかければ、どの用件でも大丈夫ですか。
同じ課でも担当ごとに番号が違います。受給者証など障がい福祉サービスの手続きはサービス給付担当の084-928-1208、手当や手帳は支援給付担当の084-928-1063です。
「こども家庭センター」に相談したいのですが、どこにかければよいですか。
福山市のこども家庭センターはネウボラ推進課(天満屋福山店7階)が担っており、家庭児童相談などは子育てみまもり担当 084-928-1258、妊産婦・乳幼児健診は こども家庭・あのね担当 084-928-1252 です。名前のよく似た「広島県東部こども家庭センター」(084-951-2340)は広島県の児童相談所で、別の機関です。
受給者証がないと、相談もできませんか?
いいえ。相談は受給者証がなくてもできます。受給者証が必要になるのは、児童発達支援や放課後等デイサービスを実際に使うときです。
診断名がないと、支援は受けられませんか?
診断名が必ず要る、とは児童福祉法の条文に書かれていません。実際の運用は市区町村によって違うため、窓口でお確かめください。
相談したら、必ず何かをすることになりますか?
いいえ。話を聞いて終わりにしてもかまいません。相談したことが記録に残って不利になる、ということもありません。
こども家庭センターは、どの市区町村にもありますか?
児童福祉法 第10条の2 は「市町村は、こども家庭センターの設置に努めなければならない」と定めています。設置は努力義務で、名前や置き方は市区町村によって違います。このページの「こども家庭センター」の節で、お住まいの市区町村のようすを確かめてください。
都道府県の発達障害者支援センターにも相談できますか?
発達障害者支援法 第14条は、都道府県知事が発達障害者支援センターに、発達障害のある人とその家族などからの相談に専門的に応じ、情報の提供や助言を行う業務を行わせる(または自ら行う)と定めています。市区町村の窓口とあわせて使えます。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は学会・職能団体・国の機関が公開している情報にもとづいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。

制度のこと、見学のときに一緒に確認できます

のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。