新宿区で療育に通う子どもは、いくつものことを一度に言われると何をすればよいか分からなくなります。伝える順番や見せ方を、家庭と療育でどうそろえればよいですか?
一度に伝えた言葉をそのまま記録し、子どもがどこまで分かり、どこで止まったかを家庭と療育で共有してください。そのうえで、伝える内容を分ける方法、見せる物、次を知らせる合図を支援者と相談します。子どもが覚えるべき項目を増やす前に、大人の伝え方が本人に合っているかを確かめるためのページです。
児童発達支援ガイドラインと放課後等デイサービスガイドラインは、具体的又は視覚的な手段を用い、活動や場面の理解を促す考え方を示しています。[J3][H7] ただし、絵を何枚並べるか、何秒待つかという全員共通の手順はこの記事では設定しません。本人の理解と生活の場面を見ながら、支援者と調整する相談案として扱います。新宿区のあいあいは、言葉や生活面など発達の不安を専門スタッフが電話で受け付ける窓口です。[A1]
この図は相談準備の一例です。区の手続きや医療の対応順を定めた図ではありません。個別の対応は担当者と確認してください。
絵カードで気持ちを伝える相談とは分け、このページでは「大人から複数の行動を一度に伝えられた時」を扱います。「靴を脱いで、かばんを置いて、手を洗って」と言った時に、本人が最初の動作を始められたか、途中で止まったかを記録する案です。聞こえや理解の困りごとをこの記事だけで診断せず、言葉の数以外に、周囲の音、本人の注意、示した物も相談材料にします。
この表は家庭での相談準備の例です。区の指定書式、医師の指示書、事業所の正式な対応マニュアルではありません。分かるところを記入し、未確認の事項は担当者に質問する欄として残してください。
| 項目 | 手元で整理すること | 担当者へ聞くこと |
|---|---|---|
| 実際の言葉 | 大人が伝えた一文とその場の状況 | 使った言葉を支援者へそのまま示す |
| 止まった所 | 始められた動作・迷った動作 | どこから分からなくなったかを一緒に確認する |
| 見せ方 | 実物・写真・絵・文字の候補 | 本人に合う手掛かりを療育へ相談する |
| 次の合図 | 一つ終えた時の知らせ方 | 家庭と療育で使う合図と受け取る人を確認する |
| 日常への調整 | 家と教室で異なる道具や順番 | 同じにする部分と場所ごとに変える部分を相談する |
表を使う時は、本人から聞いた言葉と、保護者が心配していることを分けて書きます。書面を受け取って確認したこと、電話で説明を聞いたこと、まだ家庭で予想していることも区別してください。事実を増やすために本人へ繰り返し質問するのではなく、現時点で説明できる情報を相談先へ渡すための整理です。
まず「大人が伝えた一文とその場の状況」を、今回確認する項目として書き出す案があります。手元の資料と記憶が違う場合は、資料の日付と何についての説明だったかを確かめてください。分からない所を空欄にすることもできます。相談前に完全な記録を作ることを条件にせず、今困っている場面から話せる形に整えます。
面談では、「使った言葉を支援者へそのまま示す」という質問にして伝えてみてください。返答を聞いたら、それが家庭で行うことなのか、担当者が確認してから知らせることなのかを分けて記録します。その場で結論が出なかった時は、次に誰へ何を聞くかを残し、未確認の内容を決定事項として他の人へ伝えないようにします。
この項目では、たくさん言ったという印象だけで終えないことが大切です。本人の反応や希望が、保護者の予想と違った場合には、その違いも担当者へ伝えてください。一般的な説明を聞いたことと、この子の場合の対応が確認できたことを分けて、実際の生活に当てはめる段階を相談します。
まず「始められた動作・迷った動作」を、今回確認する項目として書き出す案があります。手元の資料と記憶が違う場合は、資料の日付と何についての説明だったかを確かめてください。分からない所を空欄にすることもできます。相談前に完全な記録を作ることを条件にせず、今困っている場面から話せる形に整えます。
面談では、「どこから分からなくなったかを一緒に確認する」という質問にして伝えてみてください。返答を聞いたら、それが家庭で行うことなのか、担当者が確認してから知らせることなのかを分けて記録します。その場で結論が出なかった時は、次に誰へ何を聞くかを残し、未確認の内容を決定事項として他の人へ伝えないようにします。
この項目では、最終的にできなかったことだけを記録しないことが大切です。本人の反応や希望が、保護者の予想と違った場合には、その違いも担当者へ伝えてください。一般的な説明を聞いたことと、この子の場合の対応が確認できたことを分けて、実際の生活に当てはめる段階を相談します。
まず「実物・写真・絵・文字の候補」を、今回確認する項目として書き出す案があります。手元の資料と記憶が違う場合は、資料の日付と何についての説明だったかを確かめてください。分からない所を空欄にすることもできます。相談前に完全な記録を作ることを条件にせず、今困っている場面から話せる形に整えます。
面談では、「本人に合う手掛かりを療育へ相談する」という質問にして伝えてみてください。返答を聞いたら、それが家庭で行うことなのか、担当者が確認してから知らせることなのかを分けて記録します。その場で結論が出なかった時は、次に誰へ何を聞くかを残し、未確認の内容を決定事項として他の人へ伝えないようにします。
この項目では、絵を出せば理解できると一律に決めないことが大切です。本人の反応や希望が、保護者の予想と違った場合には、その違いも担当者へ伝えてください。一般的な説明を聞いたことと、この子の場合の対応が確認できたことを分けて、実際の生活に当てはめる段階を相談します。
まず「一つ終えた時の知らせ方」を、今回確認する項目として書き出す案があります。手元の資料と記憶が違う場合は、資料の日付と何についての説明だったかを確かめてください。分からない所を空欄にすることもできます。相談前に完全な記録を作ることを条件にせず、今困っている場面から話せる形に整えます。
面談では、「家庭と療育で使う合図と受け取る人を確認する」という質問にして伝えてみてください。返答を聞いたら、それが家庭で行うことなのか、担当者が確認してから知らせることなのかを分けて記録します。その場で結論が出なかった時は、次に誰へ何を聞くかを残し、未確認の内容を決定事項として他の人へ伝えないようにします。
この項目では、本人が困っていても次々に指示を重ねないことが大切です。本人の反応や希望が、保護者の予想と違った場合には、その違いも担当者へ伝えてください。一般的な説明を聞いたことと、この子の場合の対応が確認できたことを分けて、実際の生活に当てはめる段階を相談します。
まず「家と教室で異なる道具や順番」を、今回確認する項目として書き出す案があります。手元の資料と記憶が違う場合は、資料の日付と何についての説明だったかを確かめてください。分からない所を空欄にすることもできます。相談前に完全な記録を作ることを条件にせず、今困っている場面から話せる形に整えます。
面談では、「同じにする部分と場所ごとに変える部分を相談する」という質問にして伝えてみてください。返答を聞いたら、それが家庭で行うことなのか、担当者が確認してから知らせることなのかを分けて記録します。その場で結論が出なかった時は、次に誰へ何を聞くかを残し、未確認の内容を決定事項として他の人へ伝えないようにします。
この項目では、教室の手順を家へそのまま移せると考えないことが大切です。本人の反応や希望が、保護者の予想と違った場合には、その違いも担当者へ伝えてください。一般的な説明を聞いたことと、この子の場合の対応が確認できたことを分けて、実際の生活に当てはめる段階を相談します。
以下は相談の組み立て方を示す架空例です。実際の利用事例や、支援の効果を示す事例ではありません。同じ状況でも必要な対応は異なるため、本人の様子と家庭の条件を担当者へ伝えて確認してください。
例えば、靴・かばん・手洗いを続けて伝えると玄関で動かないという家庭を考えます。相談の始めに、家族が今いちばん困っていることと、本人が気にしていることを別々に説明します。最初から一つの答えを求めるより、何が確認できていないかを示すための例です。
この場合は、実際の言葉と本人の動きをメモして療育へ渡すという進め方が考えられます。続いて、まず伝える内容と手掛かりをどう整えるか担当者と相談することを相談します。返答の内容と日付を残し、説明を聞いた人だけで抱えず、必要な人へどこまで共有するかも担当者と確認します。
相談の後には、本人へ説明する内容と、まだ決まっていない内容を分けます。「相談したからもう大丈夫」と一括りにせず、何が分かり、何が次の確認として残ったかを家族で読み合わせる案です。本人が話したくない部分は、聞けていないまま担当者へ伝える方法も相談してください。
例えば、療育では棚に写真があり家庭の置き場所は毎日変わるという家庭を考えます。相談の始めに、家族が今いちばん困っていることと、本人が気にしていることを別々に説明します。最初から一つの答えを求めるより、何が確認できていないかを示すための例です。
この場合は、写真の有無だけでなく物の場所と声かけの順番を比べるという進め方が考えられます。続いて、家庭で用意できる手掛かりと本人が分かる合図を相談することを相談します。返答の内容と日付を残し、説明を聞いた人だけで抱えず、必要な人へどこまで共有するかも担当者と確認します。
相談の後には、本人へ説明する内容と、まだ決まっていない内容を分けます。「相談したからもう大丈夫」と一括りにせず、何が分かり、何が次の確認として残ったかを家族で読み合わせる案です。本人が話したくない部分は、聞けていないまま担当者へ伝える方法も相談してください。
新宿区のあいあいでは、言葉や生活面、友達との関わりなど、発達への不安を専門スタッフが電話で受け付けています。[A1] 発達相談・サービス利用相談専用電話は03-6273-8701です。[A2] 電話内容によって後日の来所相談等を案内し、来所相談は予約制と記載されています。[A3][A3B] 現在の事業所に何を相談したかを伝え、今回の相談目的に合う担当を確認してください。医療の判断をこの窓口の案内だけで代用するものではありません。
本人に合う区切り方を支援者と確認してください。一つずつが候補でも、全員に同じ効果があるという説明はしません。
先に本人が分かりやすい物と場面を確認します。実物や写真、文字などの候補を相談し、購入を前提にしません。[J3][H7]
一律の秒数を決めず、本人の反応と支援者の観察をもとに相談してください。待っている間に何を見ているかも伝えます。
理由を決める前に、使った言葉、周囲の音、本人が向いていた所、動き出した部分を分けて伝える案です。
本人が迷う合図を優先して相談します。道具や生活の順番が違う場面は、その違いを説明する方法も確認します。
「指示に従えた回数」だけを記録の目的にしないでください。本人が分からないと伝えられたか、助けを求められたか、生活で必要な動作につながったかも、担当者と振り返る相談案です。
最後に、今回の中心だった「実際の言葉」と、継続して確認する「日常への調整」を別の欄で振り返ります。担当者から受けた説明、家庭が行う準備、次に質問することを短く書き分ける案があります。返答がまだない項目には、担当と連絡の予定を残し、希望を出しただけの内容を実施済みにしないでください。
記録を共有する時は、どの相談のために誰が読むかを確認します。本人の情報、家族の事情、他の子の情報が混じる資料を一式で広く送ることを前提にしません。必要な部分を要約してよいか、正式な書類が必要なのか、担当者に確認してください。本人に関わる説明が変わる場合は、誰がどの言葉で伝えるかも相談します。
面談を終えたことだけを区切りにせず、次に本人の様子や利用状況を確かめる時期を担当者と話す案があります。予定が変わった時には、変更前の記録を消してしまうより、いつ何が変わったかを追記する方法が考えられます。家庭で続けにくかった準備も隠さず伝え、本人と家族の生活に合う進め方を相談してください。
公式原文確認日:2026年10月13日。図・表・架空例は本ページ独自の相談準備例です。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。