
同じ時間を全員に配れない日でも、話したかったことを大切にしたい。今日は、その子が待っている「あとで」に、小さな目印を付けてみませんか。
架空の会話例です。
「さっき話そうとしていたね。今は靴をそろえたら聞けそう。そこまで待てる? 今、聞いてほしいこと?」 「今。工作が壊れたの」 「工作のことだったんだね。先に見せて」
大人が考えた予定が、本人の希望と合うとは限りません。「あとでで大丈夫?」と尋ねても、断りにくそうなら答えを急がせず、今話したかったことを短く聞きます。話したくなくなっていれば、その気持ちも置いておきます。
今すぐ十分に聞けないときは、「お風呂のあと、ソファで」のように、大人が実行できそうな場面を相談します。紙に「工作の続き」と書く、本人が話のきっかけになる物を置くなど、覚えておく方法を一緒に選んでもよいでしょう。
約束が変わったら、「忘れていないよ」と言うだけで終えず、変わったことを伝え、次の機会を相談します。子どもに「ちゃんと大人へ思い出させる係」を任せきりにしないのが、ここでの工夫です。
「話を聞く時間」を、きょうだいが付き添いや世話を頑張ったご褒美にする必要もありません。その子自身の学校、遊び、困りごとの話として聞いていきます。
送迎や家事が重なり、大人がいつも手いっぱいなら、その負担も相談してよい内容です。国立障害者リハビリテーションセンターは、家族支援に段階的な子育ての支援や家族の精神面のケアがあると説明しています。国の情報「家族支援」
新宿区の「子どもと家庭の総合相談」には、子育てや家庭の悩みを相談できます。子ども総合センターの相談専用電話は 03-3232-0675。月〜土8:30〜19:00は電話・来所、日曜・祝日8:30〜17:00は電話のみ。住まいによって担当センターが異なるため、公式案内で確認します。新宿区「子どもと家庭の総合相談」
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。