区の公式資料に記載されている家庭訪問支援事業およびサポート事業の要点は次のとおりです。
次の図は、区の公式資料を整理して読むときの順番を示した、このページ独自の整理です。区が定めた手続きの順序ではありません。
区の資料に掲載されている項目ごとに、書かれている事実と、各家庭で窓口に行く前に確かめたいポイントを対比して整理しました。
| 事業項目 | 区の公式資料に書かれている事実 | 家庭で確かめること |
|---|---|---|
| 産前産後支援の対象 | 「<新宿区に住民登録がある方で次のいずれかに該当する方>」「[1] 妊婦の方」「[2] 1歳未満のお子さんと同居して養育されている方」「[3] 3歳未満のお子さんと4歳未満の兄姉と同居して養育されている多子家庭の方」「[4] 3歳未満の多胎児…と同居して養育されている方」 | お子さんの月齢や多子・多胎の要件に当てはまるか確認する。 |
| 産前産後支援の料金 | 「〇産後ドゥーラ:1時間あたり1,500円(減額・免除あり)」「〇その他の事業者(ヘルパー):1時間あたり1,000円(減額・免除あり)」 | 利用したい支援の種類と世帯負担額(減免該当の有無)を確認する。 |
| 産前産後支援の登録手続 | 「※利用登録申請をし、決定を受けていない場合は事業者へ利用予約はできません。」「※利用登録申請から利用決定まで概ね2週間ほどかかります。」 | 出産前や育児の負担が増える前に、早めに利用登録申請を行う。 |
| 産前産後支援の窓口 | 「・子ども総合センター」「・信濃町子ども家庭支援センター」「・榎町子ども家庭支援センター」「・中落合子ども家庭支援センター」「・北新宿子ども家庭支援センター」 | お住まいの地域を管轄する子ども家庭支援センターの場所を確認する。 |
| 子育て訪問相談 | 「経験豊かな相談員(保育士等)が相談者の自宅に訪問し、子育てに関する相談をお聞きしたり、子育ての情報を提供します。」「※ 就学前のお子さんが対象です。」「【料 金】 無 料」 | 就学前のお子さんについて、自宅で相談(費用は無料)を受ける日程を検討する。 |
| 子どもショートステイ | 「区内在住の生後60日~18歳未満のお子さん」「1回の申し込みで、原則として7泊以内」「1泊(24時間) 3,000円(保護者の方の所得により減免制度があります)」 | 育児疲れや病気等で昼夜の養育が困難な場合の預け先として確認する。 |
| トワイライトステイ | 「夜間、お仕事等でお子さんを養育できないときに、協力家庭でお預かりする制度です。」「区内在住の生後60日~18歳未満のお子さん」「17:00~22:00(5時間以内)」「1回 2000円」「年12回まで」 | 夜間の就労等で協力家庭での預かりが必要な場合に確認する。 |
| ペアレント・トレーニング | 「「ペアレント・トレーニング」とはお子さんとのかかわり方に悩みや不安がある保護者の方がお子さんへの対応方法を学ぶ、行動療法理論に基づくプログラムです。」 | 保護者向けのかかわり方学習プログラムの概要を把握する。 |
「※利用登録申請をし、決定を受けていない場合は事業者へ利用予約はできません。」「※利用登録申請から利用決定まで概ね2週間ほどかかります。」
産前産後支援事業(ヘルパー・ドゥーラ派遣)を利用する上で最も重要な手続きルールです。区への登録申請から決定通知が出るまでに概ね2週間の審査期間が必要であり、決定通知を受け取る前は事業者に予約を入れることもできません。出産前や退院前に余裕を持って事前申請を行う必要があります。
「経験豊かな相談員(保育士等)が相談者の自宅に訪問し、子育てに関する相談をお聞きしたり、子育ての情報を提供します。」「※ 就学前のお子さんが対象です。」「【料 金】 無 料」「●月曜日 ~ 金曜日(祝日を除く)」
こちらは「子育て訪問相談」に関する規定です。保育士等の専門資格を持つ相談員が自宅を訪問し、お子さんの発育や日頃の接し方、地域の子育て支援サービスに関する情報提供を無料で行ってくれる制度です。小さな子どもを連れて窓口に出向くのが大変な時期でも、自宅で落ち着いて相談を受けることができます。
区の公式ページや資料には、次の事項は書かれていません。一般にこうだろうと思い込まず、当てはまるか気になる点は必ず区の窓口にご確認ください。
区の窓口(子ども総合センター、信濃町子ども家庭支援センター、榎町子ども家庭支援センター、中落合子ども家庭支援センター、北新宿子ども家庭支援センター)へ問い合わせる前に、聞きたいことをメモにまとめておくと確認漏れを防げます。以下は窓口で確認する質問の例です。
資料を読み進めながら、ご自身の世帯の状況に合わせて「書いてあること」と「窓口に確認すること」を整理するためのメモ表です。
| 順番 | 確かめること | 区の公式資料に書いてあること | 書いていないこと(窓口で聞くこと) |
|---|---|---|---|
| 1 | 対象の確認 | 妊婦、1歳未満児、多子家庭、多胎児家庭。訪問相談は就学前のお子さん | 里帰り出産時の区外利用の可否 |
| 2 | 事前申請 | 決定まで概ね2週間。決定前に事業者予約不可 | 出産予定日の何日前から事前登録申請できるか |
| 3 | 申請先 | 子ども総合センター、信濃町・榎町・中落合・北新宿の各子ども家庭支援センター | 郵送申請時の送付先部署名 |
| 4 | 料金 | 産後ドゥーラ1時間1,500円、ヘルパー1時間1,000円。訪問相談は無料 | 非課税世帯等の減額後の具体的な単価 |
| 5 | 預かり制度 | ショートステイ(生後60日〜18歳未満、7泊以内、1泊3,000円)、トワイライト(1回2,000円) | 空き状況や事前面談の日程調整方法 |
以下は、資料の読み方を示すための架空の例です。実在の家庭や、実際の申請・認定結果を紹介するものではありません。
たとえば、妊娠後期に入った保護者の方が、出産後の育児や家事のサポートとして産後ドゥーラの利用を検討している場面を考えます。保護者の方は資料の「利用登録申請から決定まで概ね2週間ほどかかります」「決定を受けていない場合は事業者へ利用予約はできません」という記述を確認します。出産直後にすぐ利用できるよう、出産予定日の概ね1か月前など余裕を持った時期に、最寄りの子ども家庭支援センター(または郵送・電子申請)に利用登録申請書を提出しておく手続きをとります。
また、たとえば就学前のお子さん(2歳)を育てている保護者の方が、子どもの言葉や落ち着きのなさについて悩んでいるものの、下の子の世話もあり外出して窓口に行くのが難しい場面を考えます。この場合は、無料で利用できる「子育て訪問相談」の利用を検討します。「※ 就学前のお子さんが対象です」「【料 金】 無 料」と記載されているため、子ども総合センターや各子ども家庭支援センターへ連絡し、経験豊かな相談員に自宅へ来てもらって相談を受ける流れとなります。
使えません。区の公式資料には「利用登録申請から利用決定まで概ね2週間ほどかかります」「※利用登録申請をし、決定を受けていない場合は事業者へ利用予約はできません」と明記されています。事前に余裕を持って登録申請を行う必要があります。
区の公式資料には「〇産後ドゥーラ:1時間あたり1,500円(減額・免除あり)」「〇その他の事業者(ヘルパー):1時間あたり1,000円(減額・免除あり)」と記載されています。
窓口申請ができる場所として「・子ども総合センター」「・信濃町子ども家庭支援センター」「・榎町子ども家庭支援センター」「・中落合子ども家庭支援センター」「・北新宿子ども家庭支援センター」が記載されています。ほかに郵送申請や電子申請も可能です。
区の公式資料には「経験豊かな相談員(保育士等)が相談者の自宅に訪問し、子育てに関する相談をお聞きしたり、子育ての情報を提供します」「※ 就学前のお子さんが対象です」「【料 金】 無 料」と明記されています。
あります。「子どもショートステイ(生後60日~18歳未満、1回7泊以内、1泊3,000円)」や「トワイライトステイ(生後60日~18歳未満、17時~22時、1回2,000円)」が設けられています。いずれも所得による減免制度があります。
本ページの本文の各文と、公式資料の事実の箇条(F番号)との対応関係は以下のとおりです。
| 本文の記述(要点・文) | 対応する事実(F番号) |
|---|---|
| 産前産後支援事業の対象者(妊婦、1歳未満児、多子家庭、多胎児家庭) | F1 |
| 産前産後支援の料金(産後ドゥーラ1時間1,500円、ヘルパー1時間1,000円、減免あり) | F2 |
| 利用登録申請の必須と所要期間(概ね2週間、決定前の予約不可) | F3 |
| 産前産後支援の申請窓口(子ども総合センター、各子ども家庭支援センター、郵送、電子) | F4 |
| 子育て訪問相談の概要(保育士等の専門相談員による自宅訪問と情報提供) | F5 |
| 子育て訪問相談の対象(就学前のお子さん)、料金(無料)、実施日(月〜金・祝日除く) | F6 |
| 子どもショートステイの趣旨と利用事由(育児疲れ、育児不安等で養育できないとき) | F7 |
| 子どもショートステイの対象(生後60日〜18歳未満)と期間(原則7泊以内) | F8 |
| 子どもショートステイの費用(1泊3,000円、所得による減免あり) | F9 |
| 子どもショートステイの申請先(子ども総合センター、各子ども家庭支援センター) | F10 |
| 子どもショートステイの注意点(協力家庭との事前面談・顔合わせの必要性) | F11 |
| トワイライトステイの概要(夜間預かり、生後60日〜18歳未満、17時〜22時) | F12 |
| トワイライトステイの費用(1回2,000円、減免あり、年12回まで) | F13 |
| ペアレント・トレーニングの定義(行動療法理論に基づく保護者向けプログラム) | F14 |
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。