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園の先生から「療育を考えてみては」と言われたら|新宿区と文京区・豊島区の相談先と、最初にすること

最終更新:2026年10月15日
保育園や幼稚園の先生から、お子さんの様子について「発達の相談をしてみては」「療育を考えてみては」と言われて、どうしたらいいか分からず悩んでいる保護者へ。新宿区と、通いやすい文京区・豊島区の公式ページに書かれている相談先と、最初に家庭でできる整理を、原文に沿ってまとめます。保育園のお迎えの玄関で先生と話す保護者と、そばで靴をはく子どものイラスト

最初に:言われたその日に決めなくて大丈夫です

園の先生から言われたとき、多くの保護者は驚いたり、不安になったり、「うちの子のどこが」と思ったりします。どれも自然な気持ちです。先生の言葉は、診断ではありません。まずは、相談できる場所があることを知り、話を聞いてもらうところから始められます。

豊島区のページは、年中さんの年齢の子どもについて、次のように書いています。

落ち着きがなくて目が離せない、すぐにカッとなったり、かんしゃくを起こして困っている、もしかして発達に問題があるのかもしれない、と悩んでいませんか。
お子さんの発達については、さまざまな相談先があります。母子健康手帳にある保護者の記録に「いいえ」が多かった場合などは、ひとりで解決しようとせず、まずは気軽に相談してください。

出典:[S4]

このページでは、相談先を区ごとに並べ、電話をかける前に家庭でできる整理と、聞く文の例をまとめます。お子さんに何が合うかを決めるのは、相談先の専門のスタッフと保護者です。このページは、そのための準備に使ってください。

新宿区の相談先:子ども総合センターの発達相談

新宿区の「障害者福祉の手引」には、新宿区立子ども総合センターの「発達相談・サービス利用相談(発達支援係)」が、次のように書かれています。

発達相談専用電話 03-6273-8701
お子さんの発達や関連サービスの利用等について相談をお受けしています。
①障害や心身の発達に心配のあるお子さんについての専門的な相談に応じています。
②福祉サービスや通所支援、利用に関する相談及びサービス等利用計画、障害児支援利用計画の作成を行います。
電話でご相談いただいた後、必要に応じて後日面接での相談を行います。

出典:[S1]

受付の時間は、月曜日から金曜日は午前9時から午後6時、土曜日は午前8時30分から午後5時(年末・年始・祝日は除く)と書かれています。所在地は新宿区新宿7-3-29です。[S1]

やさしい言葉に直すと、発達のことを専門に聞いてくれる電話があり、療育(通所支援)を使うための相談や計画づくりもここで行っている、という書き方です。まず電話で話し、必要なら日を改めて会って相談する流れです。「療育を考えてみては」と言われたときに、最初に電話をかける先として当てはまりやすい窓口です。

同じ手引には、子育ての悩み全般を聞く「子どもと家庭の総合相談(総合相談係)」の相談専用電話 03-3232-0675 も書かれています。[S1] 発達のことか分からない、子育てがつらい、というときは、こちらに話してもかまいません。

初めての電話で何を話すかは、新宿区で初めて発達相談に電話するときのページにもまとめています。

新宿区の相談先:言葉と聞こえ、乳幼児の健康

先生から言われたことが「言葉」や「聞こえ」のことなら、新宿区の「ことばの教室(教育センター)」も相談先になります。区のページには、次のように書かれています。

「ことば」と「きこえ」に心配のある幼児・児童・生徒の指導を行っています。
指導員は「言語聴覚士」の資格をもつ専門家です。保護者の方が直接お電話で申し込んでください。

出典:[S2]

乳幼児の健康や育児の相談は、お住まいの地域の保健センター(牛込・四谷・東新宿・落合)でも受けていると、区の「新宿区こども家庭センター」のページに書かれています。[S3] 健診のときに相談した保健センターがあれば、そこに電話する方法もあります。

通いやすい周辺の区の相談先(文京区・豊島区にお住まいの場合)

新宿区の窓口は、新宿区に住んでいる方が対象です。文京区や豊島区に住んでいる方は、お住まいの区の窓口に相談します。

文京区:こどもと家庭の総合相談

子育ての不安や悩み、お子さんの気になるところ、困っていること等、または、こんなこと聞いても良いのかなと思った際も、一人で悩まずにお気軽にご相談ください。

出典:[S5]

対象は区内在住の18歳未満の方とその保護者等で、受付は月曜日~金曜日(祝日・12月29日~1月3日・臨時休館日を除く)の午前9時から午後5時まで、相談専用電話は03-5803-1109と書かれています。[S5]

豊島区:4歳から5歳児の子どもの発達相談

豊島区のページは、相談先として、西部子ども家庭支援センターの「発達の気になる子どもに関する相談」、豊島区立児童発達支援センター、発達障害に関する相談、乳幼児の健康相談などを並べています。[S4] 豊島区立児童発達支援センターについては、次のように書かれています。

心身に障害のあるお子さん、または発達に心配や偏りのあるお子さんに対し、相談および通所、個別指導による援助を行っています。

出典:[S4]

豊島区のページには、成長の過程や生活の様子を記録しておく「発達サポートファイル」を配布していることも書かれています。[S4]

表:言われたことと、まず電話する先

次の表は、区の公式ページの書き方をもとに、本ページが整理したものです。どこに電話しても、内容に合う窓口を教えてもらえる書き方の窓口もあります。迷ったら、上の段から順に電話してください。

先生から言われたこと・家庭で気になること新宿区文京区・豊島区
発達のこと、療育を考えてみては、と言われた子ども総合センター 発達相談専用電話 03-6273-8701[S1]文京区:こどもと家庭の総合相談 03-5803-1109[S5]/豊島区:区のページの相談先[S4]
言葉が遅い、発音、聞こえが気になることばの教室(教育センター)[S2]お住まいの区に確認
体の育ち・健康が気になるお住まいの地域の保健センター[S3]豊島区:乳幼児の健康相談[S4]
発達のことか分からない、子育てがつらい子どもと家庭の総合相談 03-3232-0675[S1]文京区:こどもと家庭の総合相談[S5]

電話の前に、家庭でできる3つの整理

相談先では、お子さんの様子を聞かれます。電話の前に、次の3つを書き出しておくと、話しやすくなります。これは本ページからの提案で、区が求めている書類ではありません。

  1. 先生から言われたこと:いつ、誰から、どんな言葉で言われたか。先生が見た場面(集まりのとき、食事のとき、外遊びのときなど)を聞けていれば、それも書きます。
  2. 家での様子:家で同じことがあるか、ないか。できること、好きなことも一緒に書きます。
  3. 保護者が知りたいこと:相談したいこと、不安なことを、短い言葉で3つまでにします。

豊島区のページが書いている「発達サポートファイル」のように、成長の様子を記録しておくと、相談のたびに同じことを一から話さずに済みます。[S4] 新宿区にお住まいの方は、手元のノートや母子健康手帳のメモ欄でもかまいません。

電話で聞く文の例

療育(通所支援)を使うには、区に申請して受給者証を受けとる手続きがあります。手続きの流れは、新宿区の通所受給者証のページで読めます。

この記事の資料に書かれていないこと(相談先で確かめること)

よくある質問

園の先生に言われたら、すぐに療育を始めないといけませんか。

このページで読んだ区の資料には、すぐに始めなければいけないという書き方はありません。新宿区の子ども総合センターの発達相談は、電話で相談したあと、必要に応じて後日面接で相談すると書かれています。[S1] まずは相談して、話を聞いてもらうところから始められます。

診断がなくても相談できますか。

新宿区の発達相談は「障害や心身の発達に心配のあるお子さんについての専門的な相談に応じています」と書かれています。[S1] 豊島区のページも「発達に心配や偏りのあるお子さん」と書いています。[S4] 診断があるかどうかで相談できるかが決まる、という書き方ではありません。

新宿区ではどこに電話すればいいですか。

発達のことなら、新宿区立子ども総合センターの発達相談専用電話(03-6273-8701)です。子育て全般なら、子どもと家庭の総合相談(03-3232-0675)です。[S1]

言葉のことだけが心配です。

新宿区の「ことばの教室(教育センター)」は、「ことば」と「きこえ」に心配のある幼児・児童・生徒の指導を行い、指導員は言語聴覚士の資格をもつ専門家で、保護者が直接電話で申し込むと書かれています。[S2]

文京区や豊島区に住んでいる場合は、どこに相談しますか。

文京区は「こどもと家庭の総合相談」(相談専用電話 03-5803-1109)があります。[S5] 豊島区は、区のページ「4歳から5歳児の子どもの発達相談」に、西部子ども家庭支援センターや豊島区立児童発達支援センターなどの相談先が並んでいます。[S4]

公式出典

  1. 新宿区「障害者福祉の手引(令和8年版)」1 ご相談の窓口(テキスト版):https://www.city.shinjuku.lg.jp/content/000429411.txt(確認日 2026-10-15)
  2. 新宿区「ことばの教室(教育センター)」:https://www.city.shinjuku.lg.jp/fukushi/file06_04_00047.html(確認日 2026-10-15)
  3. 新宿区「新宿区こども家庭センター」:https://www.city.shinjuku.lg.jp/kodomo/kodomosc01_000001_00070.html(確認日 2026-10-15)
  4. 豊島区「4歳から5歳児の子どもの発達相談」:https://www.city.toshima.lg.jp/219/kosodate/kosodate/kenko/documents/2502071358.html(確認日 2026-10-15)
  5. 文京区「こどもと家庭の総合相談」:https://www.city.bunkyo.lg.jp/b024/p001832.html(確認日 2026-10-15)
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は学会・職能団体・国の機関が公開している情報にもとづいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。

制度のこと、見学のときに一緒に確認できます

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