最初に、文京区の申請窓口が二つに分かれていることを知る
文京区で児童発達支援や放課後等デイサービスなどの障害児通所支援を使いたいと考えたとき、最初に分かりにくいのが「どこに連絡するのか」という点です。文京区の公式サイトの「障害福祉サービス等の利用方法」のページを読むと、申請の窓口が、お子さんの状況によって二つに分かれていることが分かります。
この記事では、そのページに書かれていることだけを使って、窓口の分け方、手続きの流れ、申請書の扱い、セルフプランについて整理します。ページに載っていない必要書類や日数などは、分かったように書かず「未確認」と示します。窓口に連絡する前の下調べとして使い、実際の手続きは区の案内に従ってください。
障害児通所支援の窓口は、障害福祉課と予防対策課
公式ページの「障害児通所支援の場合」には、相談・申請の窓口がこう書かれています。身体・知的障害児については障害福祉課、精神・難病等の障害児については予防対策課です。
ページの末尾にあるお問い合わせ先にも、「身体障害・知的障害の方は障害福祉課へ」「精神障害・発達障害・難病の方は予防対策課へ」という注記があります。発達に関する心配から手続きを考えている場合は、この注記が手がかりになります。ただし、診断名がまだない場合や、複数の状況が重なる場合にどちらが窓口になるかは、ページに書かれていません。その点は未確認ですので、迷ったときは両方の電話番号が載っているページを手元に置いて、最初の電話で状況を伝え、案内を受けるのが確実です。
三つの電話番号と所在地を整理する
文京区のページには、三つの問い合わせ先が載っています。福祉部障害福祉課の身体障害者支援係は03-5803-1219、同じく知的障害者支援係は03-5803-1214です。どちらも文京シビックセンター9階北側にあり、所在地は〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号と書かれています。
もう一つは、保健衛生部・文京保健所の予防対策課で、電話は03-5803-1847です。ファクス番号は障害福祉課が03-5803-1352、予防対策課が03-5803-1355と載っています。窓口の受付時間や、予約が必要かどうかは、取得したページには記載がありませんでした。訪問の前に電話で確認すると、足を運んでから分かる行き違いを減らせます。
障害児通所支援の利用は6つの順序で進む
公式ページは、障害児通所支援の利用の流れを6段階で示しています。1相談・申請、2障害児支援利用計画案の提出依頼、3調査、4障害児支援利用計画案の作成・提出、5支給決定、6利用の開始です。
順に見ていきます。1では、文京区に相談し、サービスが必要な場合は支給を申請します。2では、区が申請者に対して障害児支援利用計画案の提出を依頼します。3の調査では、区がサービスを希望する児童の心身の状況等や利用サービスの意向を聞き取ります。4では、申請者の依頼により、指定障害児支援相談支援事業者が作成した計画案を、申請者が区に提出します。5では、児童の心身の状況等や利用の意向などにより支給量を決定し、内容が申請者に通知されます。6で、利用者が事業所と契約を結び、サービスの利用が始まります。
「計画案」は、区から提出を依頼される書類
流れの中で、保護者がもっとも戸惑いやすいのは「障害児支援利用計画案」です。ページの説明では、区が申請者に提出を依頼し、指定障害児支援相談支援事業者が作成した計画案を申請者が提出するとされています。つまり、申請の最初から計画案を用意しておく必要があるとは書かれておらず、相談・申請のあとに区から依頼される順序です。
この順序は、事前に何を準備するかを考えるうえで助けになります。まず窓口に相談して、計画案の提出を依頼された時点で、作成を頼む相談支援事業所を探します。どの事業所に依頼できるのか、依頼先の一覧がどこにあるのかは、取得したページには載っていませんでした。未確認ですので、窓口で尋ねてください。
セルフプランという選択肢が、公式ページに書かれている
文京区のページは、障害児支援利用計画案の作成・提出について、相談支援事業者に代わり、障害者本人、家族、支援者が計画を作成することもできると書いています。これが「セルフプラン」です。
セルフプランのための参考様式として、「セルフプラン参考用様式【児童】(見本)」のエクセルファイルが掲載されています。事業所に依頼する方法とセルフプランのどちらを選ぶかは、ページには基準が書かれておらず、窓口の案内に従う部分です。どちらの方法でも、計画案は支給決定の前に区へ提出するものとして流れに組み込まれています。自分で書く場合に何を書けばよいか不安なときは、見本を見ながら窓口で質問しましょう。
申請書の様式は、ページで配布されている
ページの後半には「申請書について」という項目があり、申請書様式のうちインターネットで配布できるものが載っています。障害児に関するものは、障害児通所サービス申請書、その見本、障害児計画相談支援申請書、その見本、障害児計画相談支援依頼(変更)申請書、その見本などです。形式はワードのファイルと書かれています。
見本が用意されているので、書き方に迷う箇所を窓口へ聞く際にも便利です。ただし、どの書類をどの順で出すか、添付する書類は何かといった細かな条件は、このページでは確認できませんでした。様式の欄を埋める前に、窓口で必要なものを確かめると、書き直しを減らせます。
インターネットでは申請を受け付けていない
様式の掲載について、ページには大切な注意書きがあります。申請書様式は提供しているが、インターネット上の申請手続きは受け付けていないこと、サービス申請にあたっては必ず各窓口に連絡・相談してほしいことです。また、掲載されていない様式は各窓口に連絡・相談するよう書かれています。
さらに、障害児通所支援利用者負担額助成申請書と放課後等デイサービス報酬区分に関する調査票は、対象の方のみ、担当係から送付されると説明されています。つまり、この二つは自分でダウンロードして出す書類としては示されていません。ダウンロードできる様式があっても、窓口への連絡が先という順序を守りましょう。
調査で聞かれる内容を、事前に整理しておく
流れの3「調査」では、区がサービスを希望する児童の心身の状況等や、利用サービスの意向を聞き取ると書かれています。聞き取りの具体的な項目は、取得したページには載っていないため未確認です。そのうえで、一般的な準備として、次のような点をメモにまとめておくと、話が進めやすくなります。
たとえば、お子さんが今どんな場面で困っているのか、家庭や園・学校ではどんな様子なのか、どのサービス(児童発達支援か放課後等デイサービスかなど)を希望しているのかです。通院している医療機関がある場合は、その名前も控えておきましょう。メモは完全でなくてもかまいません。分からない点は分からないと伝え、窓口で質問することが大切です。
窓口に電話する前の質問リストをつくる
この記事で未確認とした点は、そのまま電話の質問リストになります。申請に必要な書類は何か。計画案を依頼できる相談支援事業所の一覧はどこで見られるか。診断名がない場合や、複数の状況が重なる場合は、障害福祉課と予防対策課のどちらが窓口になるか。窓口に行く前に予約は必要か。申請から支給決定までの期間はどれくらいか。
質問は、紙に書いて手元に置いてから電話をかけると、聞き忘れが減ります。電話では、お子さんの年齢と、使いたいサービスの種類を最初に伝えると、窓口の担当者が適切な説明をしやすくなります。通話の日付と担当者名、教えてもらった内容は、書き留めましょう。区の案内は更新されることがありますので、メモに日付があると後で見返すときに助けになります。
文京区のページの更新日は2026年4月1日と書かれています。この日付より後に取り扱いが変わっていないかを、電話の最初に確かめておくと安心です。また、様式のファイルを自分で書く場合は、まず見本のファイルを開き、書き方を確かめてから、自分用のファイルに入力する順序にすると、書き間違いを減らせます。窓口に持参する際は、記入した様式のほかに、お子さんの状況を書いたメモも添えておくと、調査の場面で話が整理しやすくなります。
発達に関する相談窓口と、このページで確認できなかったこと
今回取得したのは、「障害福祉サービス等の利用方法」のページです。このページに書かれているのは申請・利用の流れで、発達に関する最初の相談窓口の案内は含まれていません。文京区の発達に関する相談窓口については、今回、公式ページの原本を取得していないため、未確認です。
そのほか、次の点も取得した原本に記載がなく、未確認です。申請に必要な書類の一覧、申請から支給決定までの期間、利用料の負担上限と助成の具体的な内容、窓口の受付時間と予約の要否、診断名がない場合の窓口の分け方です。これらは、窓口に電話をかける際の質問リストとして使えます。この記事は特定の事業所や施設を勧めるものではなく、文京区の公式ページを根拠にした確認の順番の案内です。支給の決定や個別の事情の判断は、区の窓口で確かめてください。

