
就学相談や医療機関の受診、手帳更新などで提示を求められる可能性が高い重要書類は、A4クリアファイル1冊に集約しておくと便利です。最新の検査結果や直近の計画書をまとめておくことで、必要なときにすぐに持ち出せます。
療育で作った工作や絵を手放す際は、大人の都合だけで処分せず、「これ上手にできたね。写真に撮って残そうか?」などと本人の気持ちを確認することが大切です。お気に入りを飾った後、写真としてデータで残し、立体物は無理のない範囲で整理していくと場所を取りません。
氏名や生年月日、発達特性、家庭状況が記載されたプリント類を破棄する際は、そのまま捨てず、家庭用シュレッダーにかけるか、該当部分を保護スタンプ等で消してから処分することをおすすめします。
| 書類・持ち物の種類 | 主な用途・目安 | 扱いの工夫例 |
|---|---|---|
| 発達検査結果票・診断書 | 病院受診、就学相談、手帳更新の参考 | 原本を手元に長めに保管。ファイル1冊に集約 |
| 個別支援計画書・モニタリング | 成長の推移確認、進学先への情報共有 | 直近の経過がわかるよう手元に保管 |
| 日々の連絡帳 | 家庭での振り返り、トラブル時の確認 | 必要に応じて見直し。残したい頁は写真保存も検討 |
| 課題プリント・制作物 | 達成感の共有、日々の思い出 | 本人の気持ちを聞き、写真保存やお気に入り箱を活用 |
| 貸出教材・絵カード | 家庭練習用の借り物 | 処分品と明確に分け、返却期日を確認して持参 |
| 行事のチラシ・お知らせ | イベント参加、持ち物の確認 | 期日が過ぎたものから順次整理 |
事業所は個別支援計画や提供記録等の書類を、サービスを提供した日から5年間保存することが法令で定められています(指定通所支援基準第54条第2項)。ただし、これは事業所の指導・監査のための法定義務であり、家庭が紛失した際にいつでも再発行を保証するものではありません。特に検査結果や診断書などは再取得に手間がかかる場合があるため、家庭で必要な控えは大切に保管しておく必要があります。
小学校への就学相談や進学の際、これまでの発達経過や支援内容を伝える資料として、過去の検査記録や支援計画書が役立つ場面があります。どのような書類を残すべきか迷った際は、担当の児発管や相談支援専門員に「就学に向けて手元に残しておくと役立つ記録」を尋ねてみるのもよい方法です。
書類の整理は、単に紙を減らす作業ではなく、「子どもが歩んできた成長を振り返る機会」でもあります。すべてのプリントを完璧に残そうと気負わず、大切な節目を記録しながら、家庭が心地よく過ごせるバランスで仕分けを進めていきましょう。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。