1. 宇都宮市「つながるファイル」への移行と目的
宇都宮市の公式案内において、これまでの支援記録ファイルであった「かがやき」は、令和7年度から「つながるファイル」へ移行し、今後は「つながるファイル」を活用することが明記されています。
公式ページにおいて、旧版の「かがやき」を破棄しなければならないといった指示や、過去の記録をすべて新ファイルへ書き直す指示は掲載されていません。旧版を現行推奨とする記述はなく、新しく利用する際は「つながるファイル」を使用することが示されています。
公式ページにおける「つながるファイル」の目的および利用対象は以下のとおりです。
- 目的:発達等に心配のある子どもの成長や支援経過の情報をまとめ、関係機関との共有やライフステージの引継ぎに使用する
- 作成および保管:公式ページでは「保護者が作成・保管するもの」とされています
- 共有先:幼稚園・保育所や学校など関係機関
- 対象条件:特定の診断名や、各種手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳)の所持を条件とする掲載はありません
公式ページでは、医療や保健、福祉、教育など24の関係機関・団体等で構成する「宇都宮市発達支援ネットワーク会議」が作成したファイルとされています。
2. ファイルの構造と選択の考え方
宇都宮市公式ページに掲載されている「つながるファイル」は、標準11シートと、必要に応じて選ぶオプション23シートで構成されています。
用紙の構成と選択における確認事項は以下のとおりです。
- シートの全体構成:標準シート11種類、オプションシート23種類、表紙・目次、活用の手引き
- 区分の名称:基本シート「花」・経過シート「大地」・支援シート「空」の3つに区分されています
- 記入の範囲:公式ページにおいて、すべてのシートを埋める決まりは掲載されていません
- 選択の方法:子どもの発達状況、特性、年齢などに応じて、必要なシートを自由に選んで使用する形式となっています
行政へ提出するものとは書かれていません。
3. 標準シート11種類の名前と提供形式
標準シートは「花」「大地」「空」の3つのファイルに分かれていて、公式ページに3つそれぞれの PDF と Excel のリンクがあります。シートの名前は公式ページでは次のとおりです。
1 基本シート「花」
- (1)プロフィール
- (2)生育歴について
- (3)子どもについて伝えたいこと
2 経過シート「大地」
- (1)在籍(園や学校など)の経過
- (2)医療の経過
- (3)相談の経過
- (4)療育やリハビリの経過
3 支援シート「空」
- (1)支援マップシート
- (2)個別の支援計画シート
- (3)引継ぎシート
- (4)連絡シート
4. オプションシート23種類の名前
オプションシートも「花」「大地」「空」の3つのファイルに分かれていて、公式ページに3つそれぞれの PDF と Excel のリンクがあります。公式ページでは「お子さんの発達状況や障がいの特性、年齢などに応じて自由に選択することができる」とされています。シートの名前は次のとおりです。
1 「花」のオプションシート(14)
- (1)病気や体質のこと
- (2)くすりや病院の受診のこと
- (3)医療的ケアのこと
- (4)睡眠や感覚のこと
- (5)食事のこと
- (6)身だしなみのこと
- (7)排せつや生理のこと
- (8)性に関すること
- (9)行動面のこと
- (10)運動面のこと
- (11)園生活のこと
- (12)学校生活のこと
- (13)学習面のこと
- (14)余暇のこと
2 「大地」のオプションシート(6)
- (1)障がい者手帳の経過
- (2)各種制度や受給者証などの経過
- (3)福祉サービスの経過
- (4)短期入所などの経過
- (5)補装具・日常生活用具などの経過
- (6)職業訓練・職場実習の経過
3 「空」のオプションシート(3)
- (1)就労のときに使うシート
- (2)緊急時に使うシート
- (3)親亡き後に使うシート
該当しないシートを作らなければならないとは書かれていません。
5. 用紙の入手方法と確認範囲
宇都宮市公式ページにおける用紙の入手方法および確認範囲は以下のとおりです。
ダウンロードによる入手
宇都宮市公式ホームページの「つながるファイル」掲載ページから、以下のデータをダウンロードできます。
- 表紙・目次(PDF / Excel)
- 標準シート「花」「大地」「空」の3ファイル(それぞれ PDF / Excel)
- オプションシート「花」「大地」「空」の3ファイル(それぞれ PDF / Excel)
- 「つながるファイル」活用の手引き(PDF)
入手条件および費用等の確認範囲
公式ページにおいて確認できる範囲と、明記されていない範囲は以下のとおりです。
- ダウンロード環境:オンライン上でファイルが公開されており、ダウンロード自体の受付時間や事前予約に関する規定は確認できません
- 費用に関する確認範囲:公式ページにおいて、ファイルの入手料金、紙の現物配布の有無、郵送料、印刷費などの有料・無料に関する案内は確認できません
- 現物配布の確認範囲:紙のバインダーや印刷済み用紙の現物が窓口で配布されているかどうか、または郵送に対応しているかどうかは公式ページに書かれていません。紙での受取や費用について確認したい場合は、子ども発達センター窓口へ直接お確かめください
6. 宇都宮市子ども発達センターの窓口と開館日時
「つながるファイル」に関する問い合わせ窓口は、宇都宮市子ども部子ども発達センターです。
- 担当部署:宇都宮市 子ども部 子ども発達センター
- 所在地:〒320-0851 栃木県宇都宮市鶴田町970-1
- 電話番号:028-647-4720
- ファクス番号:028-647-4715
- 施設の開館日時:月曜日から金曜日 8:30〜17:00
- 休館日:土曜日、日曜日、祝日、年末年始
上記の開館日時は、子ども発達センターの施設案内に記載されている開館日時です。公式ページからのオンラインによる用紙取得に来館予約が必要とは確認されていません。窓口への来所や電話相談を行う場合は、上記の開館日時に準じます。
7. よくある質問(FAQ)
Q1. 「つながるファイル」を作成するには診断書や手帳が必要ですか?
公式ページにおいて、診断名や身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳などの手帳所持を条件とする掲載はありません。発達等に心配のある子どもの成長や支援経過をまとめるツールとして案内されています。
Q2. 配布されているすべてのシートに記入しなければなりませんか?
すべてのシートを埋める決まりは掲載されていません。標準11シートとオプション23シートの中から、子どもの発達状況や特性、年齢に応じて必要なシートを自由に選んで活用する形式とされています。
Q3. パソコンを使って入力することはできますか?
表紙・目次と、標準・オプションの各ファイルには、PDF だけでなく Excel のリンクも掲載されています。
Q4. 紙のファイル現物の配布や郵送の費用はどうなっていますか?
公式ページ上には、紙のバインダー等の現物配布や郵送の可否、それにかかる費用(有料・無料・郵送料等)についての案内は掲載されていません。紙の現物入手や費用について確認したい場合は、子ども部子ども発達センター(028-647-4720)へ直接お確かめください。
8. 出典・参考情報
本記事は、宇都宮市が公式に公開している以下のウェブページ情報(2026年10月23日確認)に基づき、記載内容の範囲内で作成しています。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は学会・職能団体・国の機関が公開している情報にもとづいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。
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