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広島県安芸太田町の乳幼児健診と就学相談

2026年11月6日

集団乳幼児健診の対象や内容、すこやか相談、聞こえと言葉の相談、お陽さま相談、教育支援委員会について安芸太田町の窓口を紹介します。

母子保健法の規定と安芸太田町の集団乳幼児健診

子どもの健やかな発育と健康状態を見守るため、乳幼児健康診査は成長の節目において重要な機会となります。母子保健法第12条において、市町村は、満1歳6か月を超え満2歳に達しない幼児、および満3歳を超え満4歳に達しない幼児に対し、内閣府令の定めるところにより健康診査を行わなければならないと規定されています。

同法第13条第1項において、「前条の健康診査のほか、市町村は、必要に応じ、妊産婦又は乳児若しくは幼児に対して、健康診査を行い、又は健康診査を受けることを勧奨しなければならない」と規定されています。

安芸太田町の公式ウェブサイト「集団乳幼児健診について」によると、町では乳幼児を対象として健康診査を行っており、対象者として「乳児前期児健診(4ヶ月~6ヶ月頃)」「乳児後期児健診(9ヶ月~11ヶ月頃)」「1歳6ヶ月児健診(1歳6ヶ月~1歳9ヶ月頃)」「2歳6ヶ月児健診(2歳6ヶ月~2歳9ヶ月頃)」「3歳児健診(3歳6ヶ月~3歳9ヶ月頃)」が案内されています。健診料金は無料と明記されています。

日程や場所について、安芸太田町では対象の方へ個別に通知する運用となっています。日程等について事前に知りたい場合は、健康福祉課までご連絡ください。

乳幼児健診の実施内容と健康増進係の窓口

安芸太田町の集団乳幼児健診では、健診種類ごとに具体的な内容が設定されています。乳児前期児健診では、計測・問診・歯磨き指導・栄養相談・ブックスタート(絵本のプレゼント)・診察が行われます。乳児後期児健診では、計測・問診・歯磨き指導・栄養相談・診察が行われます。

1歳6か月児健診および2歳6か月児健診では、計測・問診・尿検査・歯科検診・歯磨き指導・栄養指導・診察が行われます。3歳児健診においては、計測・問診・尿検査・歯科検診・歯磨き指導・栄養相談・診察・聞こえと言葉の相談・屈折検査・耳鼻科検診が記載されています。なお、フッ素塗布のみをご希望の場合は、乳幼児健診の14時15分からの受付となっています。

集団乳幼児健診のお持ちいただく物として、母子手帳および健診問診票等(※個別通知と一緒に送付)が案内されています。個別通知の内容や健診に関する確認事項がある場合は、担当窓口へお問い合わせください。

集団乳幼児健診に関する問い合わせ先は、安芸太田町役場健康福祉課健康増進係(〒731-3622 広島県山県郡安芸太田町大字下殿河内236番地、保健・医療・福祉統括センター内、電話0826-22-0196、FAX 0826-22-0686)です。開庁時間は月曜日から金曜日(祝日、12月29日から1月3日を除く)の8時30分から17時15分となっています。

身近な健康相談の機会——すこやか相談

安芸太田町では、子どもの成長や育児について相談できるよう、「すこやか相談」が開催されています。乳幼児の発育・発達・食事・歯に関する健康相談、育児に関する相談を無料で実施しています。妊娠・出産や母乳等に関する相談も受け付けており、町内にいる子育て仲間と出会える機会として案内されています。

すこやか相談の対象者は、乳児・幼児・妊婦・産婦・子育てに関心のある方です。町の案内では「定期的に子どもの成長を確認したい」「町内にいる子育て仲間と交流したい」「育児、栄養、歯科について個別に相談したい」といった場面での参加が例示されています。

相談の内容として、相談は個別に行われ、体重・身長・頭囲の身体計測が行われます。また歯科衛生士によるブラッシング指導や歯に関する相談が行われています。参加費は無料で、申込は不要となっており、直接会場にお越しいただく形式です。持ってくる物は母子手帳です。

すこやか相談の日程・時間は、各施設で月1回ずつ開催され、受付時間は10時00分から10時30分までです。場所は町内2か所で開催されており、「加計のびのび(加計認定こども園あさひ内:安芸太田町加計3771-1)」および「戸河内ルーム(認定こども園とごうち内:安芸太田町上殿1886-1)」です。お住まいの地域に関わらずどちらの施設でも相談が可能です。詳しい日程等については「ほのぼの通信」を確認、または健康福祉課・支援センターへお問い合わせください。問い合わせ先は健康福祉課健康増進係(電話0826-22-0196)です。

専門職による個別相談——聞こえと言葉の相談とお陽さま相談

子どもの発達やコミュニケーションについて専門職による相談の機会として、安芸太田町では専門相談事業が開設されています。その一つが言語聴覚士による「聞こえと言葉の相談」です。主に幼児期からの言葉の遅れ、発音、コミュニケーション等について気になることや悩みについて、言語聴覚士の先生に相談することができます。発音に誤りのある子ども、言葉を繰り返す、伸ばしたりする子ども等に対して、一人ひとりに合わせた指導・助言を行います。

町の案内によると、聞こえと言葉の相談では「言葉がはっきりしない」「ちょっとしたことでかんしゃくをおこしやすい」「発音や話し方がはっきりしない」「言葉の数が増えない」「聞き返しや聞き誤りがある」といった心配がある場合の相談を受け付けています。指導内容として、1回の指導は約30分程度で、お子さんの様子を確認し気になっていることや不安なことのお話をうかがい、問題を解決していくための手だてを保護者の方と考え、必要に応じて指導・助言を行い、お子さんにとって必要と思われる他機関(医療機関を含む)の情報提供や、お子さんにあった発音の練習を行います。

「聞こえと言葉の相談」の対象者は0歳児からのお子さんとその保護者・家族です。日程・時間は年6回開催で14時00分から17時00分、場所は殿賀ふれあいプラザ(安芸太田町下殿河内711-1)です。参加費は無料で、申込先は健康福祉課(電話0826-22-0196)です。

もう一つの相談事業として「お陽さま相談」が開設されています。子どもの発達が気になる時や集団生活で困っている時などを専門の先生に相談できる事業です。町の案内では「子育てについて不安がある」「子どもにどのように接したらいいのかわからない時がある」「子育てに自信がない」「子どもが、他の子とうまく遊べない」「子どもが、集団になじめない」といった心配がある場合の相談が案内されています。

お陽さま相談の内容として、発達の遅れなどがある0歳から就学前のお子さんの対応や、医療・就学についての相談に対応し、幼児の発達・行動・生活・しつけなどについての相談に対応します。子どもの発達や子育ての専門の先生が、子どもへの具体的な対応方法について助言を行います。対象者は乳児・幼児・保護者・家族で、年6回定期的に開催され、時間は10時00分から16時00分、場所は保健・医療・福祉統括センター(安芸太田町下殿河内236)です。持ってくる物はなし、参加費は無料で、事前申込は健康福祉課(電話0826-22-0196)で受け付けています。

就学支援と安芸太田町教育支援委員会の方針

小学校への就学は、子どもたちの生活環境や集団の規模が大きく変化する重要な節目です。安芸太田町において学校教育や就学に関する施策の担当課として教育委員会が位置づけられています。

安芸太田町第7期障害者計画・障害福祉計画及び第3期障害児福祉計画(2024~2026)によると、「障がい児保育の推進」の項目において担当課として教育委員会および健康福祉課が掲げられています。そこでは、保護者や関連施設と連携しながら保育を続けていくと同時に、専門機関のアドバイスを受けながら支援の必要な児童への保育士の加配も含め支援を行う方針が示されています。また県の事業「発達障害診療円滑化事業」を利用し、幼児期・学童期での発達アセスメントを強化し、早期療育につなげる方針や、専門員の保育参観の実施を行い引き続き支援の必要な児童についての指導・助言につなげていく方針が示されています。

同計画の「特別支援教育の推進」の項目では、担当課として教育委員会が掲げられています。教育支援委員会について就学前のみならず就学後も一貫した支援の取り組みを進める方針や、児童自身が自立的に学び学校生活が送れるようその児童に合った支援を行う方針、特別支援教育支援員を配置し個々に対応した支援を行いスムースな学級運営を図る方針が示されています。さらに、保育・小学校・中学校・高校と育ちと学びをつなぐ安芸太田町として切れ目のない支援体制と指導の充実を図る方針や、児童や生徒の実態把握と具体的な支援方法などを考える校内研修を位置付けることで一貫した支援を行えるよう取り組む方針が掲げられています。

また同計画の「教育相談の充実」の項目においても担当課として教育委員会が掲げられており、悩みを抱える児童や生徒等への対応についてスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーとも連携し教育相談体制の推進に努める方針や、今後もスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの周知を図っていく方針が記載されています。

就学に向けた相談と教育委員会への確認手順

就学に向けた相談や支援の検討を進める際は、子どもの成長の様子や日頃の生活状況を整理しながら、関係機関と連絡を取り合っていくことが役立ちます。家庭やこども園等での様子、得意なことや苦手な場面、コミュニケーションの状況などを振り返っておくと、相談の際に子どもの状態を説明しやすくなります。

これまでに乳幼児健診、すこやか相談、聞こえと言葉の相談、お陽さま相談などで受けた助言のメモや記録がある場合は、手元に準備しておくとこれまでの成長の経緯を確認する助けになります。どのような準備が必要か、どのような手順で相談が進められるかについては、事前に窓口へご確認いただくことが確実です。

安芸太田町における就学相談の進め方や具体的な担当窓口、相談の日程等については、安芸太田町教育委員会または安芸太田町役場健康福祉課へ直接お問い合わせください。教育支援委員会の方針や個別の配慮事項について、町の案内に沿って確認を進めていくことができます。

就学に関する準備は時間をかけて丁寧に進めていくことが望まれます。疑問や不安がある場合は早めに担当窓口へ問い合わせを行い、助言を受けながら進めていきましょう。

よくある質問

安芸太田町の集団乳幼児健診の対象年齢と連絡先はどこですか。

乳児前期(4〜6ヶ月頃)、乳児後期(9〜11ヶ月頃)、1歳6ヶ月児、2歳6ヶ月児、3歳児を対象に実施しています。問い合わせ先は健康福祉課健康増進係(電話0826-22-0196)です。

健診の日程や場所、持参物はどのように案内されますか。

対象の方へ個別に通知されます。持参物としては母子手帳および健診問診票等(個別通知と一緒に送付)が案内されています。日程等を事前に確認したい場合は、健康福祉課健康増進係へお問い合わせください。

言葉の遅れや発音について専門家に相談できる機会はありますか。

言語聴覚士が個別指導を行う「聞こえと言葉の相談」が年6回開催されています(殿賀ふれあいプラザ、無料)。事前申込は健康福祉課(電話0826-22-0196)で受け付けています。

就学前の発達や集団生活の相談はどこでできますか。

専門の先生が助言を行う「お陽さま相談」が年6回開催されています(保健・医療・福祉統括センター、無料)。医療や就学についての相談にも対応しています。事前申込は健康福祉課(電話0826-22-0196)です。

就学支援について安芸太田町ではどのような方針が示されていますか。

安芸太田町障害者計画において、教育支援委員会による就学前・就学後の一貫支援、特別支援教育支援員の配置、発達障害診療円滑化事業の利用、スクールカウンセラー等による教育相談体制の推進方針が示されています。就学相談の詳細は教育委員会または健康福祉課へご確認ください。