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新宮市(和歌山県)で子どもの発達が気になるとき、こども家庭センターと福祉課への相談の準備

最終更新:2026年10月29日
子どもの言葉や発達が気になっても、どこに電話をすればよいか迷う人は多いです。和歌山県の新宮市では、子育てと母子保健の相談は「新宮市こども家庭センター」が入口になります。障がいの福祉サービスの相談は福祉課です。このページでは、市と県の公式ページに載っていることだけを使い、電話先の分け方と、聞くことの整理のしかたをまとめます。新宮市(和歌山県)で子どもの発達が気になるとき、こども家庭センターと福祉課への相談の準備の絵

最初の入口は、こども家庭センター

新宮市は、令和6年4月に「こども家庭センター」を子育て推進課の中に開設しました。場所は新宮市新宮451番地で、以前の「新宮市保健センター」の建物です。市の説明では、妊娠や出産、乳幼児の子育てを相談する「子育て世代包括支援センター(母子保健)」と、支援が必要な家庭を相談する「こども家庭総合支援拠点(児童福祉)」が、一体で支援する体制になりました。

対象は、市内に住むすべての子どもとその家庭、そして妊産婦です。開いている時間は、月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時15分です。祝日と年末年始は閉まっています。

電話を分ける:発達の相談、子育ての相談、障がいの福祉

こども家庭センターの中には、係ごとに別の電話があります。市のページで確認できる電話を、相談したいことごとに表にしました。

相談したいこと市の案内で確認した窓口電話
子どもの発育や発達で気になること子育て推進課 母子保健係0735-23-4511
子どもの養育、家庭環境、言葉の遅れなどの相談子育て推進課 家庭児童相談室0735-23-3740
手当や助成、保育所、学童保育のこと子育て推進課 子ども未来係0735-23-3344
障がいの福祉サービスや手当のこと福祉課0735-23-3345
学校のことや教育の相談教育委員会(教育政策課)0735-23-3364

迷ったときは、母子保健係に「発達のことで相談したい」と伝えるのが、市の案内に沿った入口です。母子保健係の相談は、保健師や助産師、栄養士などの専門職が受けると書かれています。

福祉課の電話は、市の障がい者福祉のページでは0735-23-3345です。県のページには、新宮市福祉事務所の福祉課として0735-23-3333が載っています。2つの番号が見つかったので、かけるときは「子どもの障がい福祉の相談をしたい」と伝え、担当の係を尋ねてください。

家庭児童相談室では、言葉や発達のことも話せます

家庭児童相談室は、こども家庭センターの1階にあります。市のページによると、0歳から18歳未満の子どもと家庭に関する、さまざまな相談に応じています。家庭児童相談員、心理相談員(臨床心理士)、保育士が、相談者と一緒に、子どもや家庭に合った支援を考えます。

相談の例として、市は次のようなことを挙げています。

相談は無料で、内容については固く秘密を守ると書かれています。方法は、来所、電話、家庭訪問です。来所するときは、事前に連絡をするとスムーズだと案内されています。電話だけの相談も受けています。心理相談員による専門相談は、予約が必要です。時間は午前8時30分から午後5時15分です。

乳幼児健診と、5歳児相談のあと

市の子育てガイドブック(令和6年度)には、乳幼児健康診査の案内があります。1か月児健診は医療機関で受けます。4か月児、10か月児、1歳6か月児、2歳6か月児(歯科健診)、3歳6か月児の健診は、こども家庭センターで行うと書かれています。健診はどれも、月に1回ずつ実施され、個別の通知で知らせます。

どの健診でも、問診、身体計測、発達面の観察を行い、育児相談も受けられます。

さらに「5歳児相談」があります。園を訪問する事業を行うときに、事前に保育所、認定こども園、幼稚園から、チラシと問診票(アンケート)が配られます。園訪問事業では、子育て推進課と教育政策課の職員が園へ行き、お子さんの発達や育児の相談と、就学についての相談を受けます。担当は、保健師、保育士、臨床心理士、家庭児童相談員、教育政策課の指導主事です。

このガイドブックは令和6年度版です。最新の予定は母子保健係に尋ねてください。

市の親子教室と、県の相談窓口

ガイドブックには、発達や言葉にむずかしさのある子どもと親のための相談の場として、「うりんこ(新宮市親子教室)」が載っています。月2回から4回、月曜日に行う、とあります。問い合わせ先は、母子保健係です。参加の条件や申し込み方法は、ガイドブックには書かれていません。母子保健係に尋ねてください。

県の窓口もあります。市のガイドブックでは、新宮保健所が「乳幼児発達相談」の窓口として載っています。県のページには、新宮保健所の電話として0735-21-9629があります。受付時間はガイドブックで平日の9時から17時45分とされていますが、相談の方法や予約の要不要は、今回見たページには載っていません。電話で尋ねてください。

児童相談所は、県の機関です。県のページには、児童相談所は18歳未満の子どもに関するさまざまな相談を受けるとあり、「言葉や発育の相談」として、発育が遅れている、ことばが遅いといった例が挙がっています。新宮市内には、紀南児童相談所の新宮分室(電話0735-21-9634)があります。本人、家族、学校の先生など、どなたからでも相談できます。

和歌山県には、発達障害の人と家族のための「発達障害者支援センター ポラリス」もあります。場所は和歌山市で、電話は073-413-3200です。

通所支援を考え始めたら、福祉課に尋ねる

相談を続けるうちに、児童発達支援や放課後等デイサービスなどの通所支援を知りたくなることがあります。市の障がい者福祉のページには、障害福祉サービスは、事業者や施設と利用契約を結んで受けるものだと説明があります。県のページには、障害福祉サービスや障害児支援サービスの相談は、住んでいる市町村に問い合わせるよう書かれています。

一方で、今回見た市のページには、通所受給者証の申請窓口、必要な書類、受給者証が届くまでの期間、費用は載っていません。事業所の空き状況や待ち期間も載っていません。市のページには載っていませんので、福祉課(0735-23-3345)に尋ねてください。

市のガイドブックには、「病気や発達が気になるお子さんのために」という案内があります。特別児童扶養手当、障害児福祉手当、新宮市心身障害児福祉手当、自立支援医療(育成医療)は、福祉課の障害福祉係が問い合わせ先です。ガイドブックには、障害福祉係の内線として1405が書かれています。

福祉課への電話で伝えることの例です。これは当ページの整理で、市の義務や様式ではありません。

市の「相談支援事業所」のページには、新宮市佐野にある障害児者の相談センターが、電話0735-31-8370で載っています。

相談したあとの、記録の残し方

窓口が増えると、誰に何を聞いたのか分からなくなりがちです。電話のたびに、短いメモを残しましょう。これも当ページの整理で、市の様式ではありません。

メモの項目書き方の例
日付と窓口母子保健係、電話、担当者の名前
伝えたこと気になる場面、始まった時期、困っている場面
言われたこと次に連絡する先、予約の日、持っていくもの
まだ決まっていないこと検査をするか、通所支援を使うか、申請をするか

「決まったこと」と「まだ決まっていないこと」を分けて書くと、次の電話で話をつなげやすくなります。次に別の窓口へ電話するとき、前の相談の日付を最初に伝えられます。

受給者証や手帳の申請は、いつ、どの窓口に何を出すのかを福祉課に確かめて、書き留めておきましょう。

よくある質問

Q1. 診断名がなくても、発達のことを相談できますか?

家庭児童相談室は、言葉が遅い、発達が遅いなど心身の発達に関することを、相談の例に挙げています。母子保健係も、子どもの発育や発達で気になることを受けています。診断名が必要だという説明は、今回見たページには載っていません。まず母子保健係(0735-23-4511)か家庭児童相談室(0735-23-3740)に電話してください。

Q2. どの電話にかければよいか、迷っています。

発達や発育が気になるなら母子保健係(0735-23-4511)、子育てや家庭のことなら家庭児童相談室(0735-23-3740)、障がいの福祉サービスや手当のことなら福祉課(0735-23-3345)です。迷うときは、気になることを伝えて「どこに話すとよいか」を尋ねましょう。

Q3. 家庭児童相談室は、予約が必要ですか?

来所の相談は、事前に連絡をするとスムーズだと市は案内しています。心理相談員による専門相談は、予約が必要です。電話だけの相談も受けています。時間は午前8時30分から午後5時15分です。

Q4. 通所受給者証の申請に必要な書類は何ですか?

市のページには載っていません。申請の窓口、書類、期間、費用は、福祉課(0735-23-3345)に尋ねてください。電話では、子どもの年齢と、利用を考えている支援を伝えます。

Q5. 5歳児相談は、誰が受けられますか?

市のガイドブックには、園訪問事業のときに、保育所、認定こども園、幼稚園から、チラシと問診票が配られると書かれています。申し込みの方法や日程は、今回見たページには載っていません。通っている園か、母子保健係(0735-23-4511)に尋ねてください。

なお、このページは特定の事業所・医療機関をすすめるものではありません。

出典

この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は学会・職能団体・国の機関が公開している情報にもとづいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。

制度のこと、見学のときに一緒に確認できます

のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。