
作業療法士は「理学療法士及び作業療法士法」にもとづく国家資格です。法律では、作業療法を「身体又は精神に障害のある者に対し、主としてその応用的動作能力又は社会的適応能力の回復を図るため、手芸、工作その他の作業を行なわせること」と定めています(第2条)。
作業療法士国家試験を受けられるのは、次のいずれかに当てはまる人です(第12条)。
| 経路 | だれが | どこで・どれだけ |
|---|---|---|
| 1. 基本の経路 | 大学に入学できる人 | 文部科学大臣が指定した学校、または都道府県知事が指定した作業療法士養成施設で3年以上 |
| 2. 別の資格を持つ人 | 理学療法士その他政令で定める人 | 同じく指定された学校・養成施設で2年以上 |
| 3. 外国で学んだ人 | 外国の作業療法の学校・養成施設を卒業した人、または外国で作業療法士に相当する免許を受けた人 | 厚生労働大臣が、1・2と同等以上の知識と技能があると認定した場合 |
2の経路は、だれでも2年で受験資格を得られるという意味ではありません。法律で定める資格を持っていることが前提です。
厚生労働省の発表では、第61回作業療法士国家試験は2026年2月23日に行われました。
| 区分 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 全体 | 5,426人 | 4,947人 | 91.2% |
| 新卒者 | 4,801人 | 4,636人 | 96.6% |
出願者数は5,632人です。合格率は、実際に受験した人数をもとにしています。過去の合格率は、個人の合格の見込みを示すものではありません。
免許は、国家試験に合格した人の申請により、作業療法士名簿に登録することで与えられます(第6条)。免許を与えたときに、厚生労働大臣が作業療法士免許証を交付します。
日本作業療法士協会のホームページに養成校の一覧があります。募集人数・学費・選考の方法・入試の日程は、各校に確かめてください。
児童発達支援では、作業療法士は機能訓練を行う場合に置く「機能訓練担当職員」にあたる職種の一つです。児童分野での役割や働き方は「作業療法士として児童発達支援で働く」に、どの資格が当てはまるかは「機能訓練担当職員とは」にまとめています。
制度・要件は改正されることがあります。該当するかどうかの最終的な確認は、厚生労働省や各養成校でお願いします。本記事の内容は2026年10月23日時点で確認したものです。
この記事を書いているのは、東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分の児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室です。言語聴覚士4名・公認心理師が在籍し、1回2時間のマンツーマン個別療育(ABA)と小集団のハイブリッドで療育を行っています。書類選考なし・未経験可・週1日からご相談いただけます。募集職種と条件は採用情報ページをご覧ください。