
理学療法士は「理学療法士及び作業療法士法」にもとづく国家資格です。法律では、理学療法を「身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マツサージ、温熱その他の物理的手段を加えること」と定めています(第2条)。
理学療法士国家試験を受けられるのは、次のいずれかに当てはまる人です(第11条)。
| 経路 | だれが | どこで・どれだけ |
|---|---|---|
| 1. 基本の経路 | 大学に入学できる人 | 文部科学大臣が指定した学校、または都道府県知事が指定した理学療法士養成施設で3年以上 |
| 2. 別の資格を持つ人 | 作業療法士その他政令で定める人 | 同じく指定された学校・養成施設で2年以上 |
| 3. 外国で学んだ人 | 外国の理学療法の学校・養成施設を卒業した人、または外国で理学療法士に相当する免許を受けた人 | 厚生労働大臣が、1・2と同等以上の知識と技能があると認定した場合 |
日本理学療法士協会の案内では、養成校には次の種類があります。
協会のホームページには養成校の一覧もあります。募集人数・学費・選考の方法・入試の日程は、各校に確かめてください。
厚生労働省の発表では、第61回理学療法士国家試験は2026年2月23日に行われました。
| 区分 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 全体 | 12,436人 | 11,156人 | 89.7% |
| 新卒者 | 11,366人 | 10,782人 | 94.9% |
出願者数は12,951人です。合格率は、実際に受験した人数をもとにしています。過去の合格率は、個人の合格の見込みを示すものではありません。
厚生労働省の施行の案内では、第62回の筆記試験は2027年2月21日(日曜日)、口述試験及び実技試験は2月22日(月曜日)です。基本の経路では、2027年3月11日(木曜日)までに修業・卒業する見込みの人も受験資格に含まれます。見込みの証明書を出した人は、同日午後2時までに修業証明書または卒業証明書を出す必要があり、期日までに出さないときは、受験は原則として無効とされています。
免許は、国家試験に合格した人の申請により、理学療法士名簿に登録することで与えられます(第6条)。免許を与えたときに、厚生労働大臣が理学療法士免許証を交付します。
児童発達支援では、理学療法士は機能訓練を行う場合に置く「機能訓練担当職員」にあたる職種の一つです。児童分野での役割や働き方は「理学療法士として児童発達支援で働く」に、どの資格が当てはまるかは「機能訓練担当職員とは」にまとめています。
制度・要件は改正されることがあります。該当するかどうかの最終的な確認は、厚生労働省や各養成校でお願いします。本記事の内容は2026年10月23日時点で確認したものです。
この記事を書いているのは、東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分の児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室です。言語聴覚士4名・公認心理師が在籍し、1回2時間のマンツーマン個別療育(ABA)と小集団のハイブリッドで療育を行っています。書類選考なし・未経験可・週1日からご相談いただけます。募集職種と条件は採用情報ページをご覧ください。